バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

がん検診 お誘い合わせのうえ

2008年12月24日 | 胃(全般)


検診を行う意味は、より早期の段階で異常を見つけることであります。
早期で発見すれば、その分、予後が安心できます。

がん検診をとってみると、肺がんをはじめ、胃がんや大腸がん、乳がん、子宮がんなどがあります。
これらは早期の段階で発見できる検査法が確立されています。
早期で発見されやすいということは、他のがんに比べて、命の補償があるということになります。

今現在のがん検診では受診率の低迷が問題となっているようです。
助かる見込みがあるにも関わらず、検診を受けていなかったがために、命を落とす。これは残念でなりません。
がん検診の受診率は、程度の差はあれど約10%くらいでしかないようです。

胃がん検診を例にとってみると、毎年バリウム検査を受けることによって、早期の胃がんで発見された方はたくさんいらっしゃいます。
逆に、進行がんで発見される多くの方は、久々に検査を受けにきた方、すでに体調の優れない自覚症状のある方です。

より多くの方が、がん検診を受けていただことを願ってやみません。
みなさん、お誘い合わせのうえ、気軽に検査を受けていただきたいと思います。

そして万が一、異常を指摘された場合には、きちんと内視鏡検査を受けてくださいね。