バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

胃がんの肉眼形態 亜分類

2008年12月25日 | 胃(全般)


肉眼形態は、胃がん取扱い規約に準じております。とある胃の学会誌を引用しました。
これをみてわかるとおり、陥凹型を主体とした胃がんが多いことがわかります。
いかに陥凹型を発見できるかが重要になってきます。

もし、あなたが胃透視をしている人間でありながら、陥凹型の所見を知らないのであれば、
陥凹型を主体としたX線写真を数多く見るようにしてください。最近の胃X線の本を見ればいくらでも載っています。
必ずや撮影中、自分の眼で、胃がんを発見できるようになるでしょう。


補足:Ⅱa+ⅡcやⅡc+Ⅱaは隆起した成分を含むため、透視観察中では容易にバリウムをはじき発見しやすいと思われます。したがって私的に隆起のほうに入れました。これにはおのおのの意見があると思います。
もし間違っていたり、勘違いしていたりしていれば、申しわけありません。



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2 コメント

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メリークリスマス (たけ)
2008-12-25 22:30:35
Ⅱc+Ⅱaは陥凹に入れておくべきでしょう占拠部位の大きさでそう決まっているのだから・・・それはさておきⅡc+Ⅲって意外に少ないないんだね・・レントゲン上結構遭遇すると思うんだけど。どう思う?記載の違いが原因かなと思うのは私だけ?UL(+)で結果返ってくる場合多いしそういう場合どうしています?肉眼型みなさまの意見お待ちしています。
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陥凹主体 (すきくぴ)
2008-12-26 07:27:07
一カ所にⅡaとⅡcが存在する場合。より広い範囲のほうを先に示すという定義?があると思います。なのでⅡc+Ⅱaは陥凹に入れたほうが良いのでしょうか?
初歩的な質問ですみません。
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