「コーヒーが飲みたいな…

ここのところ、毎日のように主人から聞かれる言葉です。
実のところ、まださらさらした液状の飲み物、例えば、
水やお茶などがそうなんですが、飲めないんです

どうしても、むせてしまったりして、誤嚥の恐れがあり、
ひどくなると、誤嚥したものが肺にたまり、肺炎を起こす原因になったりするんだそうです

という訳で、今の水分補給には、子供が駄菓子屋さんで買ってくるような、
「○ーラゼリー」なんかと同じような柔らかいチューブに入った、
「水のゼリー」を、飲んでいます

あまりに毎日言うものですから、先生に聞いてみました…
お茶で試してみると、やはり

コーヒーゼリーならいいかも

さっそく、院内の売店にウキウキしながら出かけてみました

売店には、お弁当や、数々のお菓子、デザート類、カットフルーツ…など、
あらゆるものが揃っています。
主人の目的のコーヒーゼリーも、いろんな種類が揃っていて、
何回も手にとって、だいぶ悩んでいましたが、ごくフツーのに決まりました

「子供たちには

いつも、必ずと言っていいほど、スーパーに行くと、子供たちにと言って、
何か買ってくれる、優しい人でした。
さすがに、定価で売っている、院内の売店では、私がケチなのか、
買う気になれず、今回はいらないからね

本当は良かったのかは分からないけど、草もちを、勝手に買っていました

そう言えば、意識が戻って間もなくから、「あんこが食べたい」って言ってたっけ

「一日に、1個までです

草もちは明日だよ

夕方には、暗くなってきたくらいの時間に
「バイクじゃあ、暗くなると危ないから、もう帰っていいよ

私に対して、受傷以来初めて気遣ってくれた言葉でした。
そう、主人はもともと優しい人だったんです

私に対しても、そんなことが言えるようになるほど、
心に余裕が出てきたのかと思うと、すごくうれしい

昨日は、階段の上り下りの練習があったそうです。
「全身筋肉痛だぁ

