草門去来荘にて

今日のブログは、長くなります
最後までお付き合いください

さて、昨日、いつも大変お世話になっている、Ｉさんにお誘いを受けて
お昼をご一緒いたしました…
ご一緒した、というか、ご馳走になりました
いつもとても綺麗にしていらっしゃるＩさんなので、
連れて行っていただくそのお店もきっと素敵なところだろうなあ…
という期待を決して裏切らない、本当にとても良い雰囲気の落ち着いた
素敵なお店に連れて行ってくださいました。
今日は、その時の様子をお伝えいたします

そのお店の名前は…「草門去来荘」…東村山の八坂駅そばにあります。

　　　　　　　

入り口から素敵な予感がしますよね

　
　　　　　　　
こんな素敵なお庭を抜けて、建物の中へ…
　　　　　　　
窓の外、上部には、たくさんの干し柿が…
きっとそのうち何かしらのお料理になって登場するんでしょうね
こういった席もあり、私たちはちょっとほの暗い落ち着いた空間へ…
　　　　　　　

お料理は、一つずつ順番に出してくださいました。
では、さっそくお料理をどうぞ…

　これは、先付け。小さな小皿がたくさんあって、目移りしっぱなし

これは、椀。　
柚子の皮を苦味が消えるように下処理して、ほの甘く味付けられた中にえびしんじょう…
初めてのお味でしたが、とても美味しく、なんとも上品なお料理でした。

次は、お造り。　　

続いて揚げ物と炊き物　


　　　　　　　

焼き物は寒ブリ
　　　　　　　　大好きなんです

そしてご飯と香の物。
　蟹れんこんめしと、蜆・岩のり・三つ葉のお味噌汁
　　　　　　　　　　　べったらと白菜漬け

最後は、甘味
　　　　　　　
黒豆きな粉アイスでした。美味しかったなあ…

とにかく、全てのお料理が上品な味付けでとても美味しいんです
そして、お皿などの和食器が、どれも素敵でした…盛り付け方は参考になりました。
どのお料理にも感じることですが、
下処理がきちんとされていて、眼に見えないところで非常に手をかけて作られたことが
よく分かる、料理人さんの腕の良さがあってのものと、思いました。
私もパンを作る身。手をかけることを嫌がらずに
丁寧な仕事をしていかなくちゃ…と、身の引き締まる思いでした。

Ｉさん、本当に素敵な時間をありがとうございました。
日常を離れ、たまにはこういったところに行くのもリフレッシュできていいものですね

お留守番だった主人に、行く前に、「参考にして作ってね」
と言われましたが、
ん～～…無理です
私にはあんな仕事は出来ません

ドライブ

今日は、昨日までの天気とは打って変わって、
とても天気のいい、気持ちのいい１日になりましたね

もしも、免許が取れたら、いつかは実家まで、車で行かれるようになれたらいいね
という話をしておりました。
病院への行き来や、子供の送り迎えなんかで
やっとどうにか遠出もある程度するようになり、そろそろ実現か…
そんな時に、今日はちょうど月に一度の日曜休みだったので、
私の実家がある、茅ヶ崎へ行ってきました…
と、書きたかったんですが、
実家ではなく、その近所にある、私の姉夫婦の家に行って来ました
実家の母が、近頃あんまり調子がよくなくて、
疲れてもあんまりよくないということになり、姉のうちへ…

車で行くのは、主人が元気な頃は、当たり前のように
通っていた道でしたが、まさか自分が運転していくことになるとは
思ってもみなかったので、私がまったく道を覚えていなかったので、
今日はナビ頼りになるかと思いましたが、
意外に主人が道を覚えていたので、主人頼りで走ってみました
さすがに交差点の名前なんかは、飛んでいましたが、
この先を曲がる、とか、この先に何があるとかは、
結構しっかりと覚えていました
間違えることなく、抜け道までも、しっかりと覚えていました
途中の道で見えた、大きな富士山です

　　　　　　　

姉のうちは、茅ヶ崎の隣、寒川にあります
寒川といえば、相模一ノ宮の「寒川神社」が有名ですね
せっかくここまで来たんだからと、
寒川神社にお参りにも行って来ました


　　　　　　　　　　　　　　　　

コレがその時の写真です
お正月は当に過ぎたと思っていましたが、
なんのその、まだまだしっかり賑わっていました
ここへ来たのは、まだ結婚する前かなあ…
何十年かぶりに訪れたんですが、だいぶ違って見えました
知らないうちに綺麗になっていたし、「干支ねぶた」なんていう、
飾り物ができていて、ちょっとビックリでした

姉のうちで飼っている、ボーダーコリーの「ケビン」クンも一緒にお散歩にも行きました


　　　　　　　　　　　　　

私たちが来ているかが心配なのか、
チョコチョコと、振り返り、寄ってきて立ち上がったり…
けっこう体は大きいのに、心配性な優しいケビンです
１１歳になり、だいぶお歳もイってしまったとか、
人間で言うと、６０～７０歳くらいだそうで…
ずい分おじいちゃんになっちゃったんですね

帰り道、すでに暗くなり始めていて、
ちょっとキンチョーしながら頑張って運転して何とか帰って来れました

疲れたけれど、いい１日になりました

デジブック

よく分からないけれど、デジブックなるものを作ってみました

私の今まで作ってきた、オリジナルのパン達を選んで作れるソフトで、
このブログの右側にありますので、ご興味のある方は、
クリックしてみてください
反映するまでに、少々時間がかかりますが、ちょっとお待ちいただければ
ステキな音楽と共に写真が出てきますので、是非是非…

こういった、入力とか言うことには、なかなか慣れなくて、
いつもとっても戸惑いますが、これまでは主人が結構強くて、
パソコン関係のことは、聞けば応えてくれていました。
ところが、怪我をしてからは、あんまり…というか、まったく…
自分のパソコンも、怪我をする半年くらい前に自分で組み立てるものを購入して、
作ったので、我々には、なかなか使い方がつかめません

ホントに難しいので、ここらへんで綺麗な景色をどうぞ

　　　　　　　

これは、２階の窓から見た、隣接する梅林です

数年前は、ちょうど窓より下までしか、枝先が延びていなかったため、
窓から覗くと、一面の梅林がとっても綺麗でした

次の写真は、主人と毎日歩く散歩道です
うちから５分ほどで、この川沿いの遊歩道に出ます

　　　　　　　

ここには、いろんな生き物がいます。
鯉や、もっと小さい魚、白さぎや、ムクドリ、おなが、運がよければ、
カワセミまで、ここ清瀬には、まだたくさんの自然が残っていて、
ちょっと歩けば、桜の名所や、今では珍しくなった、カタクリの群生地なんかもあって、
なかなか良いところです

ちょうど鴨の群れがいたので、撮ってみました

　　　　　　　

左の隅っこにいるのが主人です

今日はあんまり天気がよくなかったけど、晴れた時にはもっと気持ちよく歩けるんだけどね

大手術＜小手術

ここのところ、主人は、毎日お散歩に行ったり、買い物したり、
家では、掃除機をかけたりして、順調に家でのリハビリをして毎日を過ごしておりました

ところが、昨日、緊急手術をする羽目になってしまいました

実は、昨年９月頃の入院中に、主人が足の爪を切っていたときに、
左手の握力が落ちていたため、押さえていた指が滑って、
右足の親指の爪を、Ｖ字に真ん中あたりをざっくりと切り込んでしまっていました

昔から、親指が「巻き爪」だったため、
時々、巻き込んでいる爪を切るために無理やり切り込んでいたんですが、
近頃は、巻き爪は伸ばしきってつま先から出るくらいまで、
伸ばした方がいいということが分かってきたので、入院中に受診した、
フットケア外来の先生に、「傷は、薬を塗って治るでしょう。巻き爪は、爪を伸ばしきれば大丈夫」
との診断を受けて、それから毎日毎日約４ヶ月間も、お風呂上りに消毒してから薬を塗って絆創膏、
という日々を送っていました。

ところが、良くなるどころか、私の素人目から見ても、すっごく痛そうなくらい、
爪の横側に肉芽が出来てしまって、色も黄色っぽくておかしいし、
腫れてるし、まして、出血してきていたんです
毎日のお散歩に行くときも、靴を履くときに痛そうだったし、
ちょっと触ってもすごく痛がるほど、悪化していたにもかかわらず、
本人は、「病院に行けば、またいじられて、もっと痛くなるから行かない」と…

昨日久しぶりに見た、親指は、腫れ上がり、前よりもっとひどい状態に…
こりゃあ、無理やりでもつれて行かなきゃと私も決心しまして、
やっと、駅前の形成外科＆皮膚科の先生の所に連れて行きました

車中、「切られるかもよ」と脅しながら、行きましたところ、
本当に切られることに…
先生いわく、「よくここまで我慢しましたねえ…こりゃぁ、瘭疽（ひょうそ？ひょうそう？）と言って、
ここまで化膿していると、爪を半分くらい切りとって、このブジュブジュしたところを、
焼き切らないと、このまま薬塗ってても、絶対治らないからねえ」…

「えっ　ホントに切るんですか」

驚く主人を尻目に、何故だかおかしくてゲラゲラ笑ってしまった私…

…ゴメンネだって、本当に切ることになっちゃったんですもの
２～３日歩かない方が良いようなので、そのままこの日のうちに切開手術を受けることになりました。
ワーファリンと言う血液さらさら薬のせいで、出血が止まりにくいかもということもありましたが、
切らないと治らないと言う先生の言葉に、観念したのか、
おとなしく手術室へ…
時間的には、２０分くらいだったでしょうか、出てきた主人は、
「頭の手術よりうんと痛かった　特に麻酔注射が痛かった」と。

あんな何時間にも及ぶ、大手術を受けたとは思えないくらいの言葉に、
帰りの車中は、おかしくておかしくて、痛い痛いとうなる主人を横目に見ながら、
笑いをこらえるのがやっとの不謹慎な私でした…

翌日の今日になって、再度診察を受けたところ、
出血も思ったほどではなく、ちゃんと止まっているし、
あとは消毒しながら経過観察、ということで、一安心です

本当に痛いのには、弱い主人…男の人って、何でこんなに痛いのに弱いんでしょう…

充実！

お届けパンをずっとお休みしていたので、
今日は、久々にたくさんのパンを作り、とっても充実した１日になりました

今日のパン第一号は、これ、「レーズンパン」

　　　　　　　
粉対比、４０％のレーズンを混ぜ込んだ、どこを切っても必ずレーズンが出てくる
レーズンたっぷりの食パン。

お次はこれ、「オレンジデニッシュ」

　　　　　　　

だいぶ市場にも、バターが出回るようになって来ましたので、
久しぶりに、ちょっとオレンジの香りのする、さわやかなデニッシュが食べたいと思い、
贅沢にも、カルピスバターをふんだんに使って作っちゃいました
　　　　　　　
これは、バターの折込途中の生地です。
結構な量のオレンジカットが入っています
甘めのが食べたくて、焼成前にグラニュー糖をパッパッパ～と振り掛けました。

そして、コレ、「ベーコンフランス」

　　　　　　　

ベンチタイム後の生地に、たくさんの角切りベーコンとサイコロチーズを巻き込んで、
ゴマを付けまくったフランス生地のパンです

成形後はこんな感じ。
　　　　　　　
このパンは、私の仕事先にもおんなじ様なものがありまして、
この手の類のパンは、どこでも見かけますよね
香ばしい、ゴマがまた合うんですよ

最後はコレ、「フランス食パン」

　　　　　　　

材料の種類は少ないんですが、
メチャンコ時間がかかるパンです…
ですが、私、このパンを作るのが大好きで…
時間がかかったり、手間がかかったりするものほど、出来たときの喜びが大きい気がしてます
このフランス食パンの生地は、ほぼ、ドロドロベチョべチョな生地で、
コレがホントにパンになるのかしらと思うくらい、水っぽい生地なんです。
これを、２回のパンチでうまくグルテンをつなげていくのが、面白いんだなコレが

久々に、楽しい気分が満喫できた一日でした

１月のケーキ教室

今月のケーキ教室は、「ミルフィーユ」でした

　　　　　　　

パイ生地に、カスタードをはさんで仕上げた、シンプルだけれど、
それだけに素材の良さが確実に出る、お菓子でした。

パイ生地の表面に、粉糖を振ってから焼成し、表面をキャラメリゼさせるのが
美味しさにつながる、とのことで、
オーブンの中でなかなかキャラメリゼしてこない生地にヤキモキして、
なかなかオーブンからはなれられない状態でした。

見えるかなあ…表面のキャラメリゼ…

　　　　　　　

この表面のピカピカが、キャラメリゼです
決してたまごを塗って焼き上げたわけではありません
お砂糖が溶けて、飴状になった艶ですよ～

カスタードも、必要以上に混ぜない、と言う先生の言葉に惑わされ、
あんまり混ぜなかった人は、ダマダマが出来てしまい、むらが残る結果に…
私は何とか大丈夫でした

今月から、ノーベル賞をとられた教授を見習って、
先生のことを「せんせい」と呼ぶなとのお達しで、困っています…
「むっちゃん」なんて絶対呼べない…
「睦子先生」ならいいって言ってたので、これからは睦子先生で
本当はそこに先生がつくのもイヤらしいけど…
まずは、そこからと言うことで…

懐かしい方

予定通り、６日に退院してきました
まだ、週末にも外来受診があったり、今月中は何回か、
病院に通わなくちゃいけないので、何かと忙しくはなりそうです。

さて、懐かしい方から、ブログ宛にコメントが届きました
フルネームでしたので、公開を躊躇しておりますが…

主人の学生時代からの友人で、十数年は、お互いにお会いする機会が無くて、
年賀状のやり取りのみのお付き合いになってしまっておりました。

大変ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
本人曰く…
　「とっても元気にしております　
　　ただ、頭がエグザイルですが…
　　本人至って暇なので、いつでもいらして下さい。お待ちしております」

電話で話すと、相手の方に聞き取りにくいみたいで、自分から出ようとしないんです

こんな離れたところまで来ていただくのは、
気が引けますが、どうぞ、いつでも来てください
私は、仕事で午後からいないことも多いですが、
主人は居りますので…

退院祝い！

今日、主人が退院します

今まで、この長い闘病期間をずっと見守っていただいた、
病院の看護師さんたちにと思って、いつものフィナンシェを焼きました

　　　　　　　

このフィナンシェ、元々「金塊」を模したと言われていて、
大変おめでたいお菓子だそうです
だから、結婚式の引き出物等にもよく使われていますよね

…これ、もらってくれるかしら…
病棟の壁に受け取れませんって、貼ってあるのですが…

まず主人の命を助けていただいたこと、主人が救われたって事は、
うちの家族も救われたこと、
そして、入院中も、患者である主人本人や、私にも細かく気遣ってくれ、
励ましてくれ、筆舌に尽くしえないほどの感謝の気持ちで一杯です
退院と言うことは、これで入院病棟の方々とは、会えなくなるんですよね…
嬉しくもあり、悲しくもあり、と言うところでしょうか…

本当にありがとうございました。
たくさんの方に支えられて、ここまでこぎつけました。
きっと、まだこれからの方がたくさんの困難が待ち受けているとは思います。
でも、ここで救っていただいた命を大切に、
何でも乗り越えられるような気がしています。
とにかく頑張ります。…と、主人も言っていると思います

先日、担当医のＮ先生との雑談で、「あ～ぁ、先生、なかなか宝くじ当たらないですよ」と、
話していたら、先生が、
「宝くじを当てるより、いいところで“運”を使えたじゃないですか」…と。
…そうね、確かに主人が生還したんだから、いいところで運は使えました

それなのに、まだ宝くじなんて言ってるなんて、人間どこまで欲深いんでしょう…
ん　
それは、私だけだって
…やっぱり

箱根駅伝

皆さんは、２日、３日の「大学対抗箱根駅伝」を、ご覧になりましたか
私は、今年は２日に主人を病院に送っていった関係で、
例年のように、じっくりとみかん食べ食べ…というような見方は出来ませんで、
残念なお正月でした

やっぱりアレを見ないとねぇ…

でも、今朝、朝の番組で、優勝した、東洋大の選手の方々が、出演されていましたので、
しっかりと見ることが出来ました

ダイジェストだったんですが、どのシーンを見ても、つい涙腺がゆるみ、
ウルウルしながら番組を見ていました
やはり、嘘偽りの無い、真からの一生懸命な姿は、
心をグッと揺さぶるんですよね
東洋大は、不祥事からの再起という、他から見れば非常に不利な出発だったので、
この喜びは、我々が想像し得ないくらいの大きさだったでしょう
そして、うちにとっても、この４月に姪っ子が東洋大に進学するので、
何だか近しい気がしてきて、まるで選手の親にでもなった気分

私は、神奈川の茅ヶ崎出身ですが、箱根駅伝が通るのに、
一度も沿道へ応援に行きませんでした…今となっては、なんて残念なこと

さて、主人がもうすぐ退院できそうです
最後のCTを撮ってから退院となりますが、長かったなあ…。
まだもう一度、リハビリの病院には通院という形で行きますが、
入院はこれが最後
よく頑張りました

最後の差し入れに、アーモンドチョコを作って持っていったんですが、
歯に挟まるから…と言って、いらない…と
なんてこった

　　　　　　　

たくさんのアーモンドチョコ、うちで食べま～す

謹賀新年！

皆さん、明けましておめでとうございます

皆さんのおうちに昨年以上の幸せが訪れるよう、祈念致します

さて、どんな元旦をお過ごしでしょうか…
我が家では、バイトで留守の娘二人を除いて、４人で初詣とお墓参りに行ってきました…
初詣は分かるけど、何故にお墓参り　…ですよね
実は、亡くなった、主人の父のお誕生日が１月５日だったので、
父が亡くなってからは、毎年お正月には、お墓参りが恒例行事となりました

ここ清瀬市には、日枝神社と、水天宮が同じ敷地内にあり、
まあまあの混み具合の神社です
ここの駐車場に果たして車を止められるか、すごく心配していきましたが、
何とかうまくいき、一安心
お参りをして、御守りを頂戴し、一路お墓参りへ…

うちの墓苑までの道に、着く直前に細い農道の様な道を
通らなければいけない所があり、
そこでもしも対向車に会ってしまうと、私じゃあ、無理かも…
って感じの道です
今日は、一台も会わずに通れましたが、いつ、「洗礼」を受けるのか、
ちょっと心配

さて、外泊許可で、自宅に戻っていた、主人は、
明日、病院に戻ります
明日が、手術からちょうど２週間目、抜糸の日になります
ただ、こちらはそう思っていても、
先生がお正月休みを取っていらしたら、
抜糸もお預けかしら…
抜糸が遅れれば、退院も遅れるので、
こちらはなるべく予定通りに進むように行動あるのみです

…予定、随分狂っちゃったからね

あと少し…頑張っていきましょう

本年もよろしくお願いいたします