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TEE  Tales of Eternal Entities

2016-06-12 19:50:12 | 21th J-プログレ
 “世界の様々な風景や情景を音で表現する”という壮大なコンセプトをもつフルート・プログレッシブ・ロックバンド<TEE>。当初は<The Earth Explore>というバンド名でしたが、2009年より<TEE>とされました。メンバーはリーダーのキーボード・プレーヤー<米倉竜司さん>、ギターの<米田克己さん>、ベースの<飯ケ浜幸雄さん>、ドラムスの<浅田隆行さん>、そしてフルートの<今井研二さん>の5人です。
 2007年にライブを収録したデモCD-R「First Voyage」を発表し、2年後の2009年3月に1stスタジオアルバム「The Earth Explore」を発表。そして2010年5月にはフランスで開催されたプログレフェスに出演され、バンド初の海外でのライブは大成功。さらにはそのときにライブの合間に観光にも行かれて様々な美しい景色を見てインスピレーションを得て、2012年2月にそれらの楽曲をスタジオレコーディングされた<TEE>としての2ndアルバム「Trans-Europe Expression」を発表されます。
 そして4年後の2016年に3rdアルバム「Tales of Eternal Entities」を発表されます。2ndの風景ジャケッとは異なり、ホワイト基調のとってもオシャレでハイセンスなジャケット、思わず唸ってしまいました。
 アルバム1曲目は「Epimetheus」。ピアノのリズミカルなリフからミドルテンポでオシャレでエレガントな感じではじまって、ギターがメロウにのびやかに奏で、フルートものびやかに奏で、美しくハモって。その後ブレイクからフルートがのびやかに力強く奏で、そのままテクニカルなソロへ。中盤では一旦止まってから綺麗でリズミカルなピアノソロが。そしてシンセのリズミカルなリフからテクニカルなユニゾンと叩きまくりドラムがスリリングに展開し、さらにフルートのテクニカルなソロ、テクニカルなユニゾンリフ、ギターのテクニカルなソロがループしてめまぐるしくスリリングに。終盤ではミドルテンポのピアノのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ダイナミックなリフからギターとフルートがのびやかにメロウに奏で、ラストは叩きまくりドラムとテクニカルなユニゾンリフでブレイクをキメて。
 2曲目は「Secret Lake」。シンセがのびやかに奏で、ギターのアルペジオリフがゆったりと浮遊感たっぷりにながれて、フルートがのびやかにほのぼのメロディを奏でて。その後キーボードのクリスタルサウンドがゆったりとながれ、フルートがのびやかに力強く奏で、ギターがハモって美しく響いて。中盤ではパワフルなブレイクからフルートのエモーショナルなソロ、続いてギターのエモーショナルなソロが。終盤では静かになってキーボードがゆったりと奏で、フルートもしっとりと奏で、ギターのアルペジオリフがゆったりとゆっくりと。
 3曲目は「Marine Snow」。ピアノのパワフルでリズミカルなリフからはじまるも、シンセがのびやかに幻想的に奏で、フルートがのびやかに、たおやかに爽やかに奏でて。そしてダイナミックリフからフルートとギターがのびやかに奏で、そこからフルートのテクニカルなソロが。その後ダイナミックリフからフルートがのびやかに奏で、ドラマティックに盛り上がっていって、ギターのテクニカルなソロへ。
 4曲目は「Pulse」。ミドルテンポのリズミカルなリフからオルガンがのびやかに奏で、ギターとフルートのユニゾンのリズミカルなリフからオルガンが加わってテクニカルなユニゾンリフを。そしてフルートがゆったりと哀愁メロディを奏で、ギターものびやかにメロウに奏でて。その後フルートのリズミカルなリフとパワフルなスネア連打からシンセがうねり、ドラムが叩きまくって。中盤ではアップテンポでギターのリズミカルなリフがはいって、フルートが加わってユニゾンで。さらにそこからピッコロとオルガンのテクニカルなユニゾンからフルートの爽やかでエモーショナルなソロが。終盤ではフルートがゆったりと哀愁メロディを奏で、ギターものびやかに哀愁たっぷりに奏でて。ラストはフルートのリズミカルなリフからドラムが叩きまくって。
 5曲目は「Mother Earth」。ギターのアルペジオリフがゆったりと綺麗にながれ、フルートがのびやかにしっとりと奏で、ピアノのリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏で、ドラマティックに盛り上がって。そしてピアノの綺麗なリフからフルートが力強くのびやかに奏で、ドラマティックに盛り上がって。中盤ではフルートとギターがのびやかに奏で、シンセものびやかに奏で、盛り上がって。その後ピアノのしっとりとしたリフからモールス信号のような電子音が響き、フルートがのびやかに奏で、そこからギターのテクニカルなソロとフルートのテクニカルなソロの掛け合いソロバトルがスリリングに展開して。終盤ではギターがのびやかに奏で、フルートがリズミカルに奏で、そこからフルートのテクニカルなソロへ。そしてアップテンポになってピアノのリズミカルなリフから再びフルートのテクニカルなソロが。
 6曲目は「Moonhow」。フルートが爽やかに華やかにリズミカルに奏で、ギターがのびやかに奏で、フルートとユニゾンでのびやかに。そしてシンセのリズミカルなリフからフルートがリズミカルに爽やかに奏でて。中盤ではピッコロのリズミカルなソロが。そしてダイナミックリフがのびやかにながれ、一旦止まってからピアノとシンセのリズミカルなリフが。終盤ではフルートの爽やかでリズミカルなリフから、フルートがのびやかに奏で、ラストはピアノがゆったりとしっとりと。
 ジャケットのように澄んだ綺麗なサウンドによる<TEE>のメロディアスかつテクニカルな音世界、全6曲50分弱ながらも堪能できますね。バンドのこれからの活躍もとっても楽しみです。

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