ひよりの音楽自己満足

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筒井香織さん  CADEAU DE PARIS 2014

2014-09-04 21:24:42 | 新月・Asturias系
 <音楽絵ほん><Acoustic Asturias><KTG>のリコーダー&クラリネット奏者としても、音楽コンポーザーとしても活躍中の<筒井香織さん>。筒井さんは2012年夏よりフランスに留学されています。が、お正月とお盆には一時帰国されて、2013年のお正月には<KTG>のライブに出演され、素晴らしいクラリネットサウンドを聴かせてくれました。そのライブの際に3曲入りミニアルバム「Cadeau de Paris 2013 ~パリのお土産」を販売されました。それが短い時間の曲なれど、とっても素敵な曲ばかりで。そして今年2014年8月にも一時帰国されて<KTG>のライブに出演され、今年も新たに4曲入りミニアルバム「CADEAU DE PARIS 2014」を限定10枚のみ販売されました。さらには今回はミニ楽譜も販売されて。音楽素人の自分が譜面を見たところで全くわかりませんが、せっかくの<お土産>ですので同時購入しちゃいました。今回のアルバムでは筒井さんの歌も聴けるとのことで、めっちゃ楽しみです。
 アルバム1曲目は「LE PETITS OISEAUX SUR L’EAU 水上のことり」。オルゴール風のマリンバのような音色のほのぼのした感じのメロディがゆったりと浮遊感たっぷりに幻想的にながれ、小鳥のさえずりも聞こえてきて。
 2曲目は「LE CHANT DE OISEAUX 鳥のうた」。鐘の音がゆったりとミステリアスに響き、ゴシック調の美しい女性ヴォーカルが奥深く荘厳にしっとりと響き、そこに美しいコーラスが重なって。その後ハープシコード風の音色しっとりと響き、小鳥のさえずりが聞こえてきて。終盤では再びしっとりと美しいヴォーカルがはいって、さらに澄んだ綺麗なハイトーンも。ラストはピアノがしっとりと。
 3曲目は「DARK NEO (P.S.) POUR KTG」。ピアノのダークな音色がゆったりと響き、力強いタムドラムのミドルテンポのリズムにのってクラリネットとピアノがしっとりと奏で、アップテンポのノリノリモードになってクラリネットとピアノがパワフルにリズミカルに、さらにダイナミックに盛り上がって。そしてクラリネットのテクニカルなリフがスリリングに、ピアノのテクニカルなリフをバックにクラリネットが力強くのびやかに奏でて。中盤ではクラリネットのリズミカルなソロが。そしてピアノのリズミカルなリフからクラリネットがゆったりとのびやかに奏で、テクニカルなリフからリコーダーがのびやかに奏で、そこからクラリネットのエモーショナルなソロが。終盤ではクラリネットのスリリングなテクニカルリフと力強くのびやかなフレーズが交互に。その後、静かになってピアノリフがゆったりとミステリアスに響き、アップテンポのパワフルなピアノリフにのってクラリネットが力強くのびやかに。ラストはピアノとベースがゆったりと。めっちゃスリリングで迫りくるような緊張感がたまらないっすね。
 4曲目は「CENT PHRASES POUR EVENTAILS DE PAUL CLAUDEL 百扇帳 ポール・クローデル」。実際のコンサートホールでの演奏を収録されています。ピアノのダークでミステリアスな音色がゆったりと響き、そこから力強いテノールヴォーカルと、クラリネットやピアノやチェロのフィルが交互に。のびやかに力強く奏で、そのパターンが4楽章に渡って繰り返されて。最後には大きな拍手が。
 今回はなんといっても筒井さんの美しい歌声に超感動!美しい、美しすぎる!もちろん力強くテクニカルで美しいクラリネットサウンドも4曲ながらもたっぷり聴けて嬉しいっす。「DARK NEO」は先日のライブでのKTGバージョンも迫力たっぷりでかっこよかったですけど、こちらのバージョンもスリリングで迫力あってかっくいいっす。いつかフルアルバムを期待したいっす。

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