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北山真さん with 真○日  冷凍睡眠

2015-09-14 22:18:51 | 新月・Asturias系
 <新●月>のヴォーカリストで、バンド休止後は、ソロや様々な分野で活躍され、アルバムも発表されている<北山真さん>。数年前より花本さんや津田さんが中心となって活動されている<新●月プロジェクト>には参加されず、2015年8月に<北山真 with 真○日>としてアルバム「冷凍睡眠」を発表されました。なんとも意味深なジャケットに感じます。アルバム参加メンバーは、ヴォーカル北山さん、キーボード・バスクラリネット<清水一登さん>、ベース<桜井良行さん>、ドラムス<れいもさん>、ギター<林隆史さん>で、3曲目にフルート<吉田一夫さん>が参加されています。
 アルバム1曲目は「約束の地」。スネア連打からパワフルにはじまって、ギターがのびやかに奏で、オケサウンドも加わって、迫りくるようにスリリングに展開して。そしてピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、メロウに哀愁たっぷりに。そこにミステリアスなコーラスが加わるもギターがのびやかに爽やかに奏でて。終盤にはギターのエモーショナルなソロが。その後ヴォーカルがドラマティックに歌い上げ、ギターのテクニカルなソロへ。ラストは再びダイナミックにスリリングに。
 2曲目は「そろいぶみ」。ピアノのアップテンポのパーカッシブなリフからギターのヘヴィリフがはいってスリリングに展開し、ミステリアスなヴォーカルとコーラスがはいって。その後ギターののびやかでミステリアスなソロが。
 3曲目は「別のなにか」。ミドルテンポでギターとキーボードがのびやかに哀愁メロディを奏で、静かになってからピアノリフがはいって、ヴォーカルがしっとりとムーディに。その後ドラマティックに盛り上がって、歌い上げて。中盤ではフルートのエモーショナルなソロが。そこにギターが加わって、掛け合いのようにフィルを入れて。そしてアップテンポのノリノリモードになって、フルートのテクニカルなソロが。終盤ではメロトロンやピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、、たおやかに、さらに歌い上げて、ラストはギターがのびやかに奏でて。
 4曲目は「日々」。ピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。そしてバスクラリネットの音色がのびやかに響いて。
 5曲目は「冷凍睡眠」。ピアノとキーボードの音色がのびやかにたおやかにながれ、ゆったりとしたジャジーなSWINGモードでヴォーカルがはいって、力強く歌い、さらにファルセットのハイトーンで歌い上げて。その後スネアのパワフルなリズムにのってギターが弾きまくって盛り上がり、アップテンポのノリノリモードになって、躍動感たっぷりにオルガンのアグレッシブなソロが。中盤ではしっとりとしたピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、のびやかにドラマティックに歌い上げて。その後再びゆったりとしたSWINGモードになって、ヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。終盤ではアップテンポのノリノリモードになって、躍動感たっぷりでギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。ラストはパワフルなオルガンリフからダイナミックなブレイクが。
 6曲目は「手段」。ピアノのゆったりとしたリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、さらにしっとりとした女性ヴォーカルがはいって。その後ヘヴィギターサウンドがのびやかにながれ、盛り上がって。中盤では静かになって、ピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、そして力強く歌い上げて。終盤ではギターのエモーショナルかつ流麗でテクニカルなソロが。
 17年ぶりとなるアルバム。震える弱弱しい歌声が徐々に太く力強くなって。しっとりと静かにはじまって、徐々にドラマティックに盛り上がっていく、ジャパン叙情派プログレの元祖の作品、めちゃめちゃ聴き応えのある素晴らしい作品ですね。聴いているとその世界に引きこまれていくような、唯一無二の北山さんのドラマティックな歌声に、超強力なメンバーの皆さんが盛り立てて引き立てて、より一層魅力たっぷりのアルバムに。出来ることならライブも観てみたいものです。
 

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