ひよりの音楽自己満足

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筒井香織さん Cadeau de Paris 2013

2013-01-18 23:30:49 | 新月・Asturias系
 <Acoustic Asturias><KTG>そして自身のユニット<音楽絵ほん>のリコーダー&クラリネット奏者としても、音楽コンポーザーとしても活躍中の<筒井香織さん>。筒井さんは2012年夏よりフランスに留学されています。が、今年(2013年)のお正月には一時帰国されて、1/6には<KTG>のライブに出演され、素晴らしいクラリネットサウンドを聴かせてくれました。そのライブの際に10枚限定で3曲入りミニアルバムが販売されました。それが今回紹介させていただく「Cadeau de Paris 2013 ~パリのお土産」です。筒井さんのソロ作品です。
 1曲目は「L’eau et le vent」。ウインドベルが鳴り響き、ハープの音色が幻想的に美しくながれ、続いてピアノのしっとりとした音色が響き、そこにストリングス風サウンドがはいって徐々に盛り上がっていき、シンバルが打ち鳴らされ、ドラマティックに壮大に。その後、鐘の音が鳴り響き、静かになって再びウインドベルやハープの美しい音色がゆったりと響きしっとりとFin。とっても瑞々しく美しく奥の深い素敵な曲ですね。
 2曲目は「La sirene」。アコギのアップテンポのリフと、美しいピアノのリズミカルなリフからはじまって、フルート風サウンドが伸びやかにミステリアスな感じでながれ、そこにメロトロン風サウンドが加わって。その後、ピアノとハープのリズミカルなフレーズがながれ、力強くテクニカルなピアノソロへ。終盤では再びアコギのアップテンポのリフにのってリズミカルなピアノリフが。もっと続きを聴いてみたいです。躍動感もあって、スリリングな感もあって曲に引きこまれていくような感じがしました。
 3曲目は「耳(日本語版)」。クラリネットとピアノの力強い音色が交互に響き、その後静かになってピアノリフがしっとりと。それが徐々に力強くなって、伸びやかな女性ヴォーカルがはいって、ハイトーンも綺麗に。ですが、これからというときに曲の序盤で終わってしまったかのような、これももっともっと続きを聴いてみたい感じです。
 美しくドラマティックな曲、スリリングな曲、力強い曲とどれも3分足らずの曲ですが、今後の展開がすっごく楽しみになってくる素敵な曲ばかりですね。ぜひぜひフルアルバムを期待したいっす。

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