ひよりの音楽自己満足

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08.10.5 ジョニー・ルイス&チャー

2008-10-06 22:18:55 | ライブレポ ROCK
◇ 2008.10.5 日比谷・野外音楽堂
<J-ROCK LEGEND>
 今年2008年は70年代に日本ロックの礎を築いた偉大なるロックバンドがいくつも復活し、その勇姿を、生き様を<J-ROCK REGEND>と題したイベントで魅せてくれています。これまで観たなかでは4月にJCBホールで<四人囃子><クリエイション>。5月には日本ロックの聖地とも言える日比谷野音で<めんたんぴん><紫><頭脳警察><ブルース・クリエイション>。そして今回、同じくこの野音で伝説のバンド<フワラー・トラベリン・バンド>そして<ジョニー・ルイス&チャー>が!

<ジョニー・ルイス&チャー>
 スーパーギタリスト<Charさん>と、元イエローのドラマー<ジョニー吉長さん>、そして元ゴールデンカップスの<ルイズ・ルイス・加部さん>のお3方が1978年に結成した日本最強のロックトリオ。それが<ジョニー・ルイス&チャー>です。1982年にはバンド名を<ピンククラウド>と改めて活動し、1994年に解散。その後はそれぞれに第一線で活躍されていますが、2007年3月にお3方が一緒のステージに立って。
 今回のライブはFTBの“スペシャル・ゲスト”という立場ではありますが、すっごい楽しみです。ただひとつの問題は・・・お天気。JLCはどうも“雨バンド”らしい・・・

 さて当日。天気予報では残念ながら夕方から雨。なので簡易レインコートと大きなビニール袋を用意して出発。開演予定時間が16時30分なのでそれに間に合うように早めに。で、日比谷公園には16時に着きました。現在曇り空でまだ雨は降ってません。他のイベントもあってすっごい混雑してます。その間をすり抜けて野外音楽堂へ。ここも大勢でごったがえしてます。そして会場へ。まずはFTBのツアーTシャツを買って座席へ。今回は右側の後ろの方で、ステージまで50mくらいありそう。ま、しゃーないっす。会場はほぼ満席。当日券は座席後ろの立ち見のみのようで超満員です。客層は子供連れも多く、幼児から年配まで幅広く。サイケ服の人も見かけましたけど、ほとんどフツーのオジサン・オバサンでしたね。
 ステージは前方の中央付近にこじんまりとベースアンプ・ワンタムのシンプルなドラムセット・ギターアンプがセットされていました。ベースはジャズベーかな?ギターはクリーム色のムスタングが。ステージ袖には白のストラト他。 会場はずっとジャニス・ジョップリンさんの曲がながれています。

 開演時間の16時30分ころからローディのひとがギター&ベースのチューニングを。それが終わるとスタッフの人が客席後方のエンジニアに合図を。16時40分ころ、いよいよメンバー登場!大拍手大歓声で迎えられ、この時点でもうお客さん総立ちです。JLC目当てできたお客さんも多かったのかも? そしてジョニーさんがアップテンポのリズムを刻み始めて、そしてChar様と加部さんもヘヴィなリフを弾きはじめて。1曲目はリズムチェンジもあるかっちょいいインスト。(JLCは全く聴きこんでいないもので、曲名が全然わかりません。あとでわかったら訂正します)

 加部さんは紫のポロシャツにベージュの帽子を被って。初めて拝見する加部さん、想像以上に大柄でしたね。ジョニーさんはグレーのロングヘアを束ねて。小柄だけどその眼光は鋭く、怖いくらいでしたね。そしてChar様はラフなシャツにジーンズ、そしてロングのカーリーヘアにバンダナでめっちゃかっこよかった。
 2曲目は「Why Aren’t You Ready」。アップテンポのChar様のヴォーカル曲。♪お前の、番だぜ~ってノリノリです。ギターソロもめっちゃかっちょいい!続いて3曲目はChar様、白ストラトに持ちかえてゆったりとしたテンポのバラードっぽいブルーズを。シブいっす。さらに続いて4曲目はギターのアルペジオからはじまるゆったりとしたミドルテンポの哀愁を感じる曲。ヴォーカルはジョニーさんです。いい声ですねぇ。かっくいいす。

 曲が終わると、大拍手大歓声!お客さんが「ジョニー!」とかメンバーの名前を叫んで。するとジョニーさん、ドスの効いた声で「呼び捨てにすんじゃねぇ!“ジョニー様”だろ!この野郎」「“いくつ”だと思ってやがんだよ」って。すると「そう、還暦よ」ってChar様。「まあそういったことなんで、さっさとやりましょ」って。爆笑です。「今日は・・・“シルバー・クラウド”でございます」ってCharさま、再び爆笑!「電車で見たら席を譲ってくださると・・・一番若いボクからお願いいたします」って。をいをい・・・このあとほんとにMCもなくどんどん曲を演奏していきます。

 5曲目は「Cats n’ Rats」。アップテンポのパワフルなノリのいい曲。ワウギターソロ、めっちゃかっこよかったっす。続いて6曲目はミドルテンポのヘヴィなブギー調の曲。ヴォーカルはジョニーさんとChar様が交互に。終盤でテンポチェンジしてアグレッシブなギターソロも。やっぱChar様すごいっす。
 続いて7曲目はメロウなギターリフからはじまる、ゆったりとしたのどかなカントリー調のブルーズ。緩急織り交ぜた構成、いいですねぇ。 さらに続いて8曲目は「Pink Cloud」。一転ヘヴィなリフからはじまりり「Yeah!」って。ミドルテンポのかっちょいいインスト。ギターのフレーズはとっても爽やかでしたね。

 続いて「ワン、トゥー、スリー」ってジョニーさんのカウントからはじまった9曲目はミドルテンポのファンクっぽいヘヴィロック。「Hey! Hey!」ってお客さんを煽って。ヴォーカルはジョニーさんとChar様が交互に。そして早くも本編最後10曲目はギターのフィードバックからはじまるミドルテンポのヘヴィなブルーズ。♪ズンズンチャーってPurple Hazeに似てるリフも。ここでもハードなギターソロを。めっちゃかっくいいっす。

 曲が終わると大拍手大歓声!Char様が「ありがとう!オンドラムス、ジョニー吉長!ジョニーさん。ベイス、マーチャン!Thank You」って叫んで、そしてステージ袖へ。もちろん会場はアンコールを求める拍手が鳴り響いて。するとほどなくメンバーがステージに登場!大拍手大歓声で迎えられます。
「じゃ、しょーがないからやります」。ってChar様。はじまった曲はミドルテンポののどかなメロディのソフトなフュージョンっぽいインスト。途中Char様がアドリブでヴォーカルを。歌詞のなかに“ヒビヤオンガクドウ”“ヤオン”って言葉を織り交ぜて。もちろんお客さんからそのたびに歓声が。そしてそのあとChar様のリフにのって加部さんがベースでメロディを弾いて。ここまでほとんど目立ったプレイが見受けられなかった加部さんでしたが、最後の見せ場があって嬉しかったっす。

 曲が終わると大拍手大歓声。それに応えてChar様「ありがとう!」って。そしてステージ袖へ・・・時計を見ると17時30分。約50分のかっちょいいライブでした。ジョニーさんのドラム、タイトでパワフルでかっこよかったっす。ヴォーカルもよく通る張りのあるいい声でしたね。加部さんのベース、しっかりリードを支えていて良かったっす。ほんとは超攻撃的なリードベースも期待してたんですけど、それは噂されている<フード・ブレイン>の再結成で見れたら嬉しいな。そしてChar様。生で拝見するのは初めてだったかな。すっげーかっこよかったっす。ただ自分は右側の席で、Char様はほとんど左向きでプレイされてたもので、あましよく見れなかったのは残念。
 音響は、ベースがあまりよく聴こえなかったけど、後ろの席だったから仕方ないかな。まあまあのバランスで良い音でした。心配した雨は途中でパラっときたけど大丈夫でした。
 今回は“前座”ってことでMCが1回しかなく、曲を淡々と演奏されてましたが、今度はぜひフルライブを観にいきたいっす。

※他サイトより転載させていただきましたセットリストです。
 1:宇治茶屋序幕
 2:Why Aren't You Ready
 3:In The Space
 4:Only For Love
 5:Cats'n Rats
 6:Low & Top
 7:Wind Cries Mary
 8:Pink Cloud
 9:B-Y-
10:Finger
encore:Restaurant

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