ひよりの音楽自己満足

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14.7.27 YUKA & CHRONOSHIP

2014-08-02 07:00:30 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2014.7.27 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<Progressive Live 2014>
 シンガーソングライターであり、キーボーディストの<船越由佳さん>率いるインストロックバンド<YUKA & CHRONOSHIP>。2009年に結成され、メンバーはキーボード&ヴォーカルの“YUKA”こと<船越由佳さん>、ベース<田口俊さん>、ドラムス<田中一光さん>、ギター<宮澤崇さん>の4人編成で、メンバー全員がプロとして音楽界で活躍されている凄腕集団です。2011年にプレスCDアルバム「WATER REINCARNATION(水の輪廻)」が6月にフランスのムゼアレーベルから発売され、日本でも9月に発売。その後バンドは活発にライブ活動をされ、さらにニューアルバムの制作にも着手されて、2013年は5月にフランスで開催されたプログレフェスに出演され、6月にかのRoger Dean氏がジャケットデザインをされた2ndアルバム「DINO ROCKET OXYGEN」が発表されてレコ発ライブも行われ、活発に活動されました。そして2014年は3月に川崎で開催されたジャパンプログレフェスに出演。さらにその1週間後の4月には下北沢で超満員のワンマンライブを敢行。そして8月には今年もフランスで行われるプログレフェスに出演が決まったそうで、今年も大活躍な感じです。そんななか急遽渡仏前の7/27に対バンライブが決まって、しかも川崎プログレフェスで一緒だったSTELLA LEE JONESとの2マンとのことで、めっちゃ盛り上がりそうです。もちろん即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。残念ながら自分は諸事情により、最初のバンドしか観れないので、今日は<YUKA & CHRONOSHIP>のライブのみです。開場前にすでにお店の前に人が溢れていて、受付を済ませてフロアーへ降りて席をGET。どんどんお客さんがはいって、開演近くにはもう階段も埋まって、ほとんどキャパオーバーな感じで超々満員!人気バンドの対バンだけに凄いっす。
 ステージは向かって左にシンセとノートPCとベースが。いつものリッケンではなく、黒ボディのダンエレクトロベースですね。初めて見たかも。中央後方は2タム1バス&パーカッション+エレドラのセット。ステージ右には紺のストラトが。そして中央にキーボード2台+ノートPCが。いつもキーボードの脚に付いている機材がないような。

 18時5分、フロアーが暗くなって、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手大歓声で迎えられます。「元気ですか!」ってYukaさん。お客さんも「元気!」って爆笑!
 まずは嵐のような音や幻想的なサウンドが響いて。ROCKET組曲です。1曲目は「Cutting Gravity」。薄暗いなか、メロトロン風サウンドとスネア連打が響き、ベースのグルーヴィなリフがはいって、ギターがそこにユニゾンやハモりで加わって、ピアノの流麗なリフからパワフルなシャッフルリズムがはいってヨコノリでキーボードとギターがユニゾンでリズミカルなリフを。そしてミドルテンポでメロトロン風のスペーシーなサウンドがのびやかに壮大にながれて。その後ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではベースのグルーヴィなリフにギターが加わってダイナミックなリフへ。

 続いて2曲目は「Skygazer」。ミドルテンポのパワフルでアフリカンなタムドラムが鳴り響き、YUKAさんが手拍子を促して。そして明るいライトのなか、カウントからピアノとギターのリズミカルなリフがゆったりと爽やかにながれ、YUKAさんのほのぼのメロディのスキャットが優しくたおやかに。その後ミドルテンポのタムドラムがはいって、YUKAさんがミニマラカスでリズムを。そしてギターとキーボードのリズミカルなリフが。終盤ではサビにもどってYUKAさんがほのぼのメロディのスキャットをたおやかに。ラストはピアノが“キラキラ星”風のメロディを綺麗に奏でて。「ありがとうございます」ってYUKAさん。

 続いて3曲目は「Beyond The Fence」。薄暗いブルーライトのなか、ピアノのしっとりとしたリフからYUKAさんの幻想的なスキャットがはいって、ギターリフがゆったりとながれ、シンバルロールからピアノの綺麗なリフにのってYUKAさんがのびやかに力強く歌い、ギターがのびやかに幻想的に奏でて。そしてスネアロールからボレロ風のリズムがはいって、しっとりとしたピアノリフからYUKAさんのゆったりとスキャットがはいって、ギターリフからYUKAさんがのびやかにドラマティックに歌い上げて。終盤ではベースとギターがユニゾンでクラシカル風リフを奏で、ラストはしっとりと。

 「皆さん、こんばんは。Yuka & Chronoshipです」って大拍手!「今日もたくさんお越しくださってありがとうございます」って。シルエレライブは7カ月ぶりだそうで「おかえりなさーい!」って声が。MC途中でYukaさんが給水タイムで田口さんにいきなり「なんかしゃべってください」って降って爆笑!田口さんはマイクに向かって口パク。「マイク入ってないから」って爆笑!「だったら地声でしゃべってくださいよ」ってYukaさん。

 次は“恐竜組曲”から4曲目「Dance With Dinosaurs」。レッドライトのなか、オルガンのリズミカルなリフがはいって、ギターも加わってユニゾンで弾き、叩きまくりドラムもはいってダイナミックなリフがスリリングに。そこからミドルテンポでオルガンとギターがのびやかに奏で、ダイナミックなブレイクと叩きまくりドラムが。その後シンセのテクニカルなソロ、ダイナミックなブレイクリフ&叩きまくりドラムフィルからギターのエモーショナルかつタッピングも交えたテクニカルなソロが。中盤ではダイナミックなブレイクリフからベースのパワフルなチョッパーリフとピアノのパワフルなリフが、レッドライトのなか、スリリングに。そしてパワフルなピアノリフからギターのアグレッシブなソロが。その後ギターがのびやかに奏で、ダイナミックなリフがスリリングに。そこからギターののびやかでエモーショナルなソロが。さらにピアノの綺麗なリフが力強く奏でられ、ドラムの叩きまくりソロが。終盤ではピアノのパワフルなリフからギターがのびやかに奏で、ギターとベースがユニゾンやハモりでテクニカルリフを奏で、そしてギターがフィードバックサウンドを響かせ、ピアノのパワフルなリフがスリリングに。その後、一旦静かになるも、ギターが恐竜の咆哮のようなヘヴィサウンドを響かせ、ライトが点滅するなか、ダイナミックなリフから激しく盛り上がって、スリリングなブレイクをキメて。そしてミドルテンポでシンセがゆったりとメロウに奏で、ピアノのしっとりとしたソロが。ラストはピアノの流麗でテクニカルなリフからダイナミックなブレイクがはいって、ギターがエモーショナルにドラマティックに奏で、シンセのリズミカルなリフから盛り上がって、そして盛大に劇的にFin。

 続いて5曲目は“恐竜組曲”から「Ruler Of The Earth」。ミドルテンポのリズムにのってピアノの綺麗な音色のほのぼのした感じのメロディがゆったりとたおやかにながれ、ピアノの流麗なリフからダイナミックなリフが。そしてオレンジライトのなか、ピアノリフをバックにギターのエモーショナルなソロが。それが徐々に盛り上がっていってタッピングを交えたテクニカルなソロへ。その後シンセののびやかなリフからダイナミックなリフがはいって盛大にFin。

 「ありがとうございます。暑いね」ってYukaさん。次はなんと新曲を披露とのことでどよめきと大拍手が。6曲目は現在構想中の“第3惑星年代記”から「地動説」。薄暗いなか、ピアノのアップテンポのリフがはいって、ギターも加わり、ストロボライトのなか、ベースのパワフルなリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいってダイナミックなリフへ。そしてピアノのリズミカルなリフからダイナミックなブレイクがはいって、そこからギターのYukaさんのスキャットがリズミカルにのびやかにながれ、それが力強くなって。中盤ではギターのリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏で、ギターとキーボードがユニゾンでメロウにのびやかに奏で、さらにハモって。終盤ではギターのリズミカルなリフからメロトロン風サウンドがのびやかにながれ、ピアノの綺麗なリフからパワフルなベースリフがはいって、ダイナミックなブレイクが。ラストはミドルテンポのパワフルなリズムにのってギターとYukaさんのスキャットがのびやかにドラマティックに。

 「どうもありがとうございます」「新曲、いかがでしたか?」って。「かっこいい!」って声と大拍手が!

 次は“OXYGEN組曲”から7曲目「O」。まずはラテンパーカッション風のドラムソロが。そしてガムラン風のリズミカルなリフが神秘的にながれ、シンセとギターのテクニカルなユニゾンリフがその後、ベースとギターのリズミカルなリフからスネアロールが。そこからダイナミックなリフがはいってミドルテンポでベースとギターのリズミカルなリフから、アップテンポのノリノリモードになってギターとキーボードがテクニカルなユニゾンリフをキメて。

 続いて8曲目は「O2」。薄暗いなか、ピアノリフがゆったりとしっとりとながれ、静かにミドルテンポのリズムがはいって、ピアノリフからシンセサウンドとスライドギターがのびやかに幻想的にながれて。そしてシンバルロールからダイナミックなリフがはいって、ギターとベースのユニゾンのヘヴィリフからシンセサウンドがのびやかに響き、スライドギターも幻想的にのびやかに奏でて。中盤ではしっとりとしたピアノリフからオルガンの教会風のクラシカルなリフがながれ、シンバルロールからダイナミックなリフがはいって、明るいステージのなか、ギターとベースのユニゾンのヘヴィリフからシンセサウンドがのびやかに響き、ギターのエモーショナルなソロが。その後キーボードとギターのテクニカルなユニゾンも。終盤ではシンバルロールから神秘的なサウンドがながれ、ミドルテンポの静かなリズムがはいって、シンセとスライドギターがのびやかに幻想的に奏で、ピアノリフがしっとりと。

 続いてコーラス風サウンドがながれ、エレドラのパワフルな音が響いて。9曲目「O3」。パワフルなドラムからダイナミックなリフがはいってピアノのパワフルなリフとギターのカッティングリフが。その後ピアノのリズミカルなリフにのってYUKAさんが綺麗に爽やかに歌って明るく盛り上がっていって。中盤ではマーチングスネアとキーボードのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいってギターのエモーショナルなソロへ。その後ピアノのリズミカルなリフからヴォーカルがはいって歌い上げて。終盤では一旦止まってからシンセの幻想的なサウンドが壮大にながれ、ゆったりとFin。

 「ありがとうございます」ってYukaさん。ここで田口さんのPCから「なんでやねん!」って声が。これはPCの警告音なんだそうで、爆笑!
 来月8月20日にメンバーの皆さんはフランスに向かうそうで、本番は8/22で出番はトリ前だそうで。ちなみにトリは<THE ENID>だそうで。「楽しみながら演奏してきたいと思います」って大拍手!ここでメンバー紹介です。「ギター、宮澤崇!ドラムス、田中一光!ベース・シンセ・コーラスその他、田口俊!そしてYukaでございます」っておのおのに大拍手が!「このあとはステラリーさんのステージがありますので、最後まで楽しんでいってください」って大拍手!

 「最後に2曲演奏いたします。お越しいただきましてありがとうございました」「では我々はフランスに行って参りまーす!」って大拍手!10曲目は「Water Reincarnation」。シンセサウンドが響き、ハイハットのリズムがはいって、ピアノのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、YUKAさんがのびやかに歌って、サビではレッドライトのなか、田口さんのコーラスが加わってのびやかに。その後、ピアノのパワフルなリフからアップテンポでギターのヘヴィリフがはいって、ライトが点滅するなか、激しくスリリングに盛り上がって、ブレイクからギターのテクニカルなソロが。終盤ではYUKAさんと田口さんがのびやかにコーラスを。そしてライトが点滅するなか、パワフルなリフを激しくスリリングに。ラストはピアノの綺麗でリズミカルなリフからギターがのびやかに。

 オーラス11曲目は「KIRIBATI」。アコギのミドルテンポのリフからはじまって、手拍子を促して。ピアノの綺麗なリフからダイナミックなリフがはいって、YUKAさんがのびやかにスキャットを。そしてシンバルロールから綺麗なスキャットが浮遊感たっぷりにながれ、パワフルなリフからヘヴィギターサウンドがのびやかにながれて盛り上がって。中盤では静かになってしっとりとしたピアノリフがながれ、シンバルロールからシンセがのびやかに響き、ダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポでYUKAさんがのびやかにスキャットを。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルからピアノのリズミカルなリフとギターのヘヴィリフとともに盛り上がって、さらにアップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードになって、ギターのタッピングも交えたアグレッシブなソロが。終盤ではパワフルなカッティングリフから叩きまくりのドラムソロ、ギターとベースのユニゾンでのテクニカルなタッピングリフが。その後アップテンポのノリノリモードでピアノのパワフルでリズミカルなリフで盛り上がって。ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってYukaさん。メンバーの皆さんはすぐに片付けをはじめますが、大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。Yukaさんはちょっと迷っている様子ですが、宮澤さんが耳打ちして「今日はここで終わります。また次回お楽しみください。今日はありがとうございました」って。これにてライブ終了です。時計を見ると19時30分。1時間半弱のとっても素敵なライブでした。
立ち見もいっぱいの超満員ライブ!めっちゃ楽しくてアツいライブで、テクの応酬も堪能させていただきました。新曲もほんとかっこよかったっす。それにしても、リズム隊がしっかりしているバンドのライブは最高っす。今年もフランスのプログレファンをノックアウトしてきてほしいっすね。そして新曲も楽しみにしています。

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