ひよりの音楽自己満足

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14.7.26 永井敏己さんプログレセッション

2014-07-29 22:24:40 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2014.7.26 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<NIGHT OF CLASSIC PROGRESSIVE!>
 “フレットレスベースの魔術師”こと凄腕ウルトラベーシスト<永井敏己さん>。永井さんはリーダーユニットの“Toshimi Session”や“Toshimi Project”等でよくライブをやっておられますが、いつものようにシルエレのスケジュール表をチェックすると、それとは別のユニットで7/25にライブを行われるようで、しかもメンバーが、ギター<佐々木秀尚さん>、ドラムス<大菊勉さん>、そしてキーボードがツインキーで、zonk-monkの<大沼あいさん>と<長崎祥子さん>という豪華絢爛なメンツで超ビックリ!この日は他にも観たいライブがかぶりまくりなんですけど、このチャンスは逃せないと思い、即予約です。特に自分はいまだに永井さん・大菊さんの最強リズム隊のライブを観たことがなかったし、ここのところzonkのライブも御無沙汰だったし(活動休止のようですが)、さらに佐々木さんのライブも御無沙汰なので、どんなサウンドを聴かせてくれるのか、超楽しみにしていました。

 さて当日。休日出勤の仕事を早めに切り上げて吉祥寺へ。受付を済ませてフロアーへ。ステージは予想通りに両サイドに向き合うようにキーボードセットが配置され、中央に1バス2タム+パーカッションのドラムセット、その両脇にベース&ギターが。ベースはレッドボディのフレットレス4弦ベース、ギターはスカイブルーのストラトが準備されていました。今日は各地でライブかぶりまくりですが、開演近くには席はだいぶ埋まってましたね。SEでながれているのはKBBかな。

 19時5分ころ、フロアーが暗くなって、メンバーの皆さんが登場して大拍手!あいさんはステージ向かって左側で、白系レースのノースリーブに黒水玉のパンツかな?祥子さんは赤のトップスにショートパンツ&黒ストで美女お二人ともSEXYにキメて。
 オレンジ&レッドライトのなか、祥子さんがリズミカルで華やかなシンセリフを奏でて。1曲目はBrufordの「Hells Bells」。パワフルなドラムからグルーヴィなベースリフとギターのヘヴィリフもはいって、ギターがのびやかに奏でて。中盤ではギターのタッピングも交えたテクニカルなソロが。終盤では再びシンセの華やかでリズミカルなリフがはいって、ライトが点滅するなか、盛り上がっていって。
 続いて2曲目は「Velvet Darkness」かな。パワフルなドラムフィルからギターがのびやかに奏で、ダイナミックなリフがはいるも静かになって、ギターが哀愁たっぷりにメロウにゆったりと奏でて。中盤ではレッド&オレンジライトのなか、アップテンポになって、うねるベースにのってあいさんのテクニカルなオルガンソロが。続いて祥子さんのテクニカルなシンセソロ、さらにノリノリモードでギターのテクニカルなソロが。ベースも弾きまくり、ドラムも叩きまくってめっちゃ盛り上がって。終盤では再びゆったりとギターがメロウに奏でて、ゆっくりとFin。

 「皆さん、こんばんは!」って永井さん。お客さんも「こんばんは!」って。今日は昔のプログレをやるとのことで「ボクの個人的な趣味」って永井さん。「今日はオリジナルは1曲もナシ。全部カヴァーでお送りしますので、楽しんでってください」って大拍手!まずはメンバー紹介です。「キーボード、大沼あい!キーボード長崎祥子!ドラムス大菊勉!ギター佐々木秀尚!ベース永井敏巳です。宜しくお願いします」って大拍手!「リハから通常のセッションとは違う、尋常じゃない緊張感」って。いつもよりたっぷりリハーサルをされたそうで。

 「ゆるいけど変拍子」って、3曲目はBrufordの「Either End of August」。薄暗いブルーライトのなか、ベースがゆったりとミズテリアスに奏で、シンバルが静かに響き、ピアノもゆったりと奏でて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、あいさんがリズミカルなリフを奏で、ギターがメロウに奏で、ベースが味わい深くしっとりと奏で、ギターとキーボードがユニゾンでのびやかに。中盤ではベースのしっとりとしたエモーショナルなソロが。終盤ではギターがのびやかに奏で、キーボードが加わってユニゾンでゆったりとメロウに奏でて。ラストにはギターのエモーショナルなソロが。

 「ありがとうございます」って永井さん。「実際やるとめんどくさい」「仕掛けというか、落とし穴が」「集中してもわからなくなる」って。ここで永井さんがメンバーの皆さんにマイクを振って。まずはあいさん。「曲を聴いて、これはヤバいと思った」って。でも「楽しんでやっています」って大拍手!続いて祥子さん。「聴くのと弾くのと全然違う」って。でも「今日も頑張りますので、皆さんも楽しんでいただけたら」って大拍手!続いて大菊さん。大菊さんも同じくプログレ祭的なセッションをされているそうで、それには佐々木さんも参加されているそうで。で大菊さんはBrufordは初めてなのだそうで「最後の4拍子のご褒美感が」って爆笑!続いて佐々木さん。佐々木さんは学生の頃に永井さんがトラで出演されたKENSOのライブを観てその凄腕ぶりに驚かれたそうで。「その数年後にこうして同じステージに立たせていただいて」って。

 「イントロ長めで、2曲やって休憩」って永井さん。4曲目5曲目はKing Crimsonのアイランドから。まずはベースのハーモニクスサウンドが幻想的に響き、マレットでのシンバルロールから様々な音が飛び交って、フリーインプロの世界に。大菊さんが鈴も鳴らし、ギターがテクニカルに弾きまくって。その後、静かになって大菊さんのしっとりとしたヴォーカルがゆったりとながれ、ベースがフィルを入れ、ミドルテンポのリズムがはいってシンセがのびやかに爽やかに奏で、再びヴォーカルがはいって力強く歌い上げて。中盤ではシンセサウンドが幻想的に響くなか、あいさんのテクニカルなソロ、つづいて祥子さんのテクニカルなピアノソロが。そして静かになって鈴の音色が響き、シンバルのアップテンポのリズムからベースリフもはいって、ライトが点滅するなか、パワフルなドラムにのってオルガンがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくってもりあがり、そこからあいさんのテクニカルなオルガンソロ、続いて祥子さんのテクニカルなシンセソロ、さらにお二人の掛け合いソロバトルが叩きまくりドラムとともにスリリングに。終盤では静かになってミドルテンポのリズムがはいって、ギターがしっとりと幻想的に奏で、そこからテクニカルなソロへ。ドラムも叩きまくって盛り上げて、ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手!永井さんがメンバー紹介をして、おのおのに大拍手が。「ちょっと休憩します」って永井さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。時計を見ると19時54分。約50分の第1部でした。休憩中はSEでKENSOの曲がながれてましたね。

 20時20分ころ、フロアーが暗くなって、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手!そして祥子さんがシンセで盛大なファンファーレを響かせて。第2部最初となる6曲目はおなじみのEL&Pの「庶民のファンファーレ」。カウントからうねるベースリフとアップテンポのパワフルなドラムがはいってノリノリモードでギターがヘヴィサウンドを響かせ、そこからキーボードとユニゾンであの明るく楽しいリフをリズミカルに。中盤では祥子さんのテクニカルなシンセソロ、ギターのアグレッシブな弾きまくりソロ、あいさんのテクニカルなオルガンソロが。終盤では再びギターとキーボードがユニゾンでリフをリズミカルに。ラストはめっちゃ盛り上がってFin。

 「ありがとうございます」って永井さん。「第1部の緊張感がウソのようなハジケっぷり」って爆笑!「慣れた曲ってのはいいですね」って。次の曲も「スタンダード」って永井さん。「“みんなのうた”って言ってるひとがいる」って佐々木さん。そして大菊さんはこのところヴォーカルやコーラスも多くなってきているそうで、車にのったときとか歌う練習をされているとか。

 「私の大好物」って永井さん。7曲目はBrand Xの「Nuclear Burn」。カウントからダイナミックなリフがはいって、まずはベースのフリーインプロ。そしてベースのアップテンポのテクニカルなリフからスリリングなリズムがはいって、ギターの爽やかでリズミカルなリフ、オルガンのテクニカルなリフから、ライトが点滅するなか、ギターがスリリングなリフをテクニカルに。ドラムめっちゃ生き生きとしてノリノリです。中盤では一旦止まってからギターがメロウでリズミカルなリフを奏で、そこからあいさんのテクニカルなオルガンソロ、ギターのテクニカルなソロが。その後、一旦静かになるもベースリフがはいって、そこから叩きまくりのドラムソロ、さらに祥子さんのテクニカルなシンセソロが。ドラムも叩きまくって盛り上がって、そしてスリリングなリフへ。終盤では一旦止まってから再びアップテンポのリズムがはいってギターのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって、ラストはテクニカルなユニゾンリフをキメて盛大にFin。
 「ありがとうございます。盛り上がりますね」って永井さん、大拍手!「むちゃくちゃしてます」って爆笑!

 「次はクールダウンというか、個人的な趣味」って永井さん。8曲目はCamelの「Ice」。祥子さんのピアノリフからギターがしっとりと哀愁メロディを奏で、ミドルテンポのリズムがはいって、ピアノが綺麗にゆったりと響き、オルガンサウンドもはいって、ギターが力強くのびやかに奏でて。その後あいさんのエモーショナルなオルガンソロ、そしてギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤では再びピアノのしっとりとしたリフからギターがゆったりと奏でて。

 続いて9曲目はCamelの「Drafted」。祥子さんのピアノの綺麗でリズミカルなリフから、あいさんのシンセがのびやかに荘厳に響き、オレンジライトのなか、大菊さんののびやかなヴォーカルがはいって、ギターがメロウに奏でて。そしてミドルテンポのパワフルなリズムがはいってピアノのパワフルなリフからギターのリズミカルなソロが。中盤では綺麗なピアノリフから大菊さんのヴォーカルがのびやかに、さらに歌い上げて。

 「ありがとうございます」って永井さん。大菊さんは今回のためにCamelの動画を見て研究されたそうですが、その動画ではお客さん全員が歌っていたとか。「次に機会があったらみんなで歌って」って爆笑!

「もう1曲、今日最後」って、本編最後となる10曲目はUKの「Presto Vivace~In The Dead of Night」。ドラムのアップテンポのリズムからあいさんが立ってテクニカルなリフをスリリングに。そしてダイナミックなリフからシンセのリズミカルなリフがはいってドラムが叩きまくって、アップテンポのノリノリモードで大菊さんがパワフルにリズミカルに歌って、サビは佐々木さんのコーラスもはいってのびやかに。その後ダイナミックなリフからギターとベースがユニゾンでパワフルなリフを弾き、キーボードのテクニカルなリフと叩きまくりドラムから、オレンジ&レッドライトのなか、大菊さんのパワフルなヴォーカルがはいって。中盤ではベースとギターのテクニカルなユニゾンリフとキーボードのテクニカルなリフからギターのアグレッシブなソロが。終盤ではダイナミックなリフからサビで盛り上がって、ラストはユニゾンリフ&テクニカルリフからゆっくりと盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」って永井さん。メンバー紹介をされると大菊さんが「キミタチ、サイコダヨ!」って名セリフで大爆笑!メンバーの皆さんは大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。そしてながぁ~い譜面の準備を。

 「アンコールありがとうございます」って永井さん、大拍手!「せっかく佐々木GARYが居るんで」ってオーラス11曲目はなんとコロシアムⅡの「インクイジション」。まさかこの曲を聴けるなんて思わなかったもので超ビックリ!カウントからアップテンポでギターののびやかでリズミカルなリフがはいって、テクニカルなオールユニゾンリフがスリリングに。その後ダイナミックリフと叩きまくりドラムからあいさんのテクニカルなオルガンソロ、祥子さんのテクニカルなキーボードソロ、ギターのアグレッシブなソロが。さらにユニゾンのテクニカルなリフからあいさんのオルガン&シンセのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムからアップテンポのオールユニゾンのテクニカルなリフがスリリングに。そしてドライブ感たっぷりにギターがのびやかに奏で、盛り上がっていって、ラストはオールユニゾンのテクニカルなリフをスリリングにキメて。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!キーボード大沼あい!キーボード長崎祥子!ギター佐々木秀尚!ドラムス大菊勉!ベース永井でした!ありがとうございました」って大拍手大歓声!これにてライブ終了です。時計を見ると21時25分。計約2時間の凄いライブでした。
 凄腕メンバーの皆さんによる70年代プログレの名曲のカヴァーライブ、めっちゃ楽しめました。特に自分はBrufordっていままで聴いたことがなかったもので、早速CDをポチらねばと。それと自分は今回初めて大菊さんのヴォーカルを聴いたんですけど、ナチュラルでとってもいい声でビックリ!もちろん緩急自在変幻自在のドラミングも最高でした。ツインキーのアイさん・祥子さんの華麗でテクニカルなキーボードサウンドもほんと素敵でしたし、佐々木さんのギターもかっこよかったっす。永井さんのベースももちろん最高!欲を言えばもっとベースソロやってほしかったですいけど、それはToshimi Session等でのお楽しみですね。またいつかこのメンツでライブやってもらえると嬉しいです。

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