ひよりの音楽自己満足

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13.11.9 人間椅子 FCライブ

2013-11-11 06:18:19 | ライブレポ HR/HM
◇ 2013.11.9 高円寺Showboat
<~今年は2日間やります、FCの集い~ 第10回人間椅子倶楽部の集い2013>
 <人間椅子>のファン倶楽部会員限定のライブ。年々会員数が増えてきて昨年一昨年とSoldoutに。そして今年は5月のOZZFESTで大喝采を浴びて会員数大幅増になったようで、高円寺Showboatで2日間開催とのことで超ビックリ!ただどちらか1日しか参加できなくて、セットリストは全く同じになるとのこと。で、自分は11/9で希望を出して楽しみにしていました。ファン倶楽部会員限定ライブ、レア曲やカヴァー曲やプレゼント抽選会など、盛りだくさんで楽しませてくれて。数年前にはゲストを迎えての各メンバーのソロユニットのライブもありましたが、昨年はソロコーナーはなく、カヴァーコーナーのみでゲストはお1人のみでした。今年は2日同じ内容とのことで、おそらくゲストはナシだろうと。純粋に人間椅子のみで楽しめそうです。

 さて当日。17時の開場に間に合うように家を出て、10分前に会場に到着。すでに人だかりと長い列が。17時ちょい過ぎに受付を済ませてフロアーへ。ステージにはスクリーンが用意されていて、17時30分くらいから5月の<OZZFEST>のときのライブの映像が映し出されて。これ一般発売してほしいなぁ。

 18時過ぎ、ビデオが終わって大拍手!で、スタッフの方々がスクリーンや映像機材を片付けて。場内はすでに満員です。ドラムスは今回もツアーと同じツーバスセットです。ステージが低いのでドラムセットは全く見えないのでモニターで確認です。
 18時10分ころ、フロアーが暗くなって♪チーンって音が響き、ブルーの薄暗いステージに此岸御詠歌がながれはじめて大歓声があがって手拍子も。そしてメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手大歓声!

 御詠歌が終わると♪ジャーン!ってダイナミックなイントロが響き、弾きまくり叩きまくりで盛大に。その後はじまった1曲目は久々の「夜が哭く」。アップテンポのノリノリモードのギターリフにのって、ブルーライトのなか、和嶋さんがリズミカルに歌って、サビではミドルテンポでのびやかに。中盤では一転レゲエモードになってヨコノリでリズミカルに。そしてアップテンポのノリノリモードに戻って、サビではミドルテンポで。ラストはパワフルなベースリフからダイナミックなリフがはいって♪夜が哭く~!ってコーラスがはいって、ギターのアルペリフが響いて。
 続いて2曲目は超久々の「暁の断頭台」。レッドライトのなか、ミドルテンポでベースのダークリフが響き、ギターがのびやかに奏で、研ちゃんの不気味なヴォーカルが。ベースリフが地響きのように腹に振動が伝わってます。この感覚、最高!中盤ではギターののびやかでダークなリフから一転アップテンポになってノリノリで研ちゃんが早口ヴォーカルを。キラキラ照明が眩しくて和嶋さんが見れないっす。その後ハイテンポのスラッシュモードになってギターがテクニカルなソロを。ラストはミドルテンポから盛り上がっていってアップテンポで激しいリフが。

 「こんばんは、人間椅子です」って研ちゃん、大拍手!「今日はあまりにも難易度高すぎ」「指板から目が離せない」って。「第10回人間椅子倶楽部の集いにようこそ!」って和嶋さん、大拍手!このFCライブは最初に1回やったあとしばらくなくて、ノブさんが加入してから毎年やるようになったそうで。「ノブくんが加入した頃はお客さんは100人くらいで、それから徐々に減って。でもある時からじわりと増えてきて昨年はSoldoutで、今年は2日間やることになりました」って大拍手!「今年が第10回でShowBoatさんも今年20周年」って大拍手!「レア曲てんこ盛り」「OZZFESTの時の緊張感とは違って、体に入ってない曲をやりますので、一緒に楽しんでください」って大拍手!
 和嶋さん、突然「宣誓!」「先生、先生、それはぁ~」って歌いだしてお客さん失笑。あらためて「ハードロック精神にのっとり・・・」って威勢よく宣誓を。「これから始めたいと思います」って大拍手!

 3曲目は「月に彷徨う」。これ自分ライブで聴くの初めてです。ミドルテンポでしっとりとはじまって、ギターが幽玄に奏でて。そしてギターのヘヴィリフからブルー&グリーンライトのなか、研ちゃんの不気味なヴォーカルがはいって、サビではダイナミックなリフからパワフルに歌って。その後ギターのエモーショナルなソロから不気味なヴァースに戻って、ダイナミックなリフが。中盤ではギターリフとスネア連打からアップテンポのノリノリモードになって研ちゃんがリズミカルに歌って盛り上がって。終盤ではミドルテンポのヘヴィリフからスライドギターソロが。ラストは和嶋さんと研ちゃんが向き合ってリフを。「ありがとう!って研ちゃん。
 続いて4曲目は「恋は三角木馬の上で」。これも久々ですね。ノリのいい明るく楽しい曲。レッド&オレンジライトのなか、ギターのリズミカルなリフからドライブ感たっぷりに和嶋さんがのびやかに歌って。中盤ではブルー&イエローライトのなか、ミドルテンポのゆったりモードでギターのエモーショナルなソロが。その後、和嶋さんと研ちゃんが交互にのびやかに歌って。終盤ではアップテンポのノリノリモードでオールコーラスで楽しく盛り上がって、和嶋さんがパワフルに雄叫びを。

 「さあ、レア曲ばっかりですが、ついて来れてますか?」って和嶋さん。「“月に彷徨う”は<修羅囃子>というあまり売れなかったアルバムの曲で」って研ちゃん、爆笑!「そのとき作ったTシャツが倉庫に何十着もあまって」って。「アフリカとかに寄付しようかと思って」って和嶋さん。「いや、アフリカで人間椅子って」って研ちゃん、爆笑!
「レア曲の時代が多い」って和嶋さん、爆笑!今回はなぜかアルバム「二十世紀葬送曲」から多くやるそうで。「“月に彷徨う”って意外にいい曲ですね」って研ちゃん。「こういうのって今までのアルバムのキャンペーンになりますね」って和嶋さん、爆笑!「まだ持ってない方はよかったら買ってください」って。

 「次の曲は胃が痛くなる」って研ちゃん。Black Sabbathを意識した曲だそうで。でも歌詞まで“黒”になると全く同じになってしまうので、歌詞は“春”にしたとか。「当時は歌詞の意味を分からず歌ってた」って研ちゃん。「いまは和嶋くんの歌詞をかみくだきつつ」って。
 5曲目は「春の海」。これも前に聴いたことがあるかどうか。「これは歌詞カード見ながら歌います」って研ちゃん。ブルーライトのなか、ダイナミックなリフがヘヴィでダークに響いて。それが止まってからベースが響き、ミドルテンポの静かなリズムがはいって、研ちゃんがのびやかにダークに歌って。そしてダイナミックなリフから研ちゃんがハイトーンで血管切れそうなくらいに力強く歌い上げて、ドラムが叩きまくって盛り上げて。中盤ではブルーライトのなか、ベースの不気味なリフがゆったりと響き、和嶋さんがハミングを。そしてダイナミックなリフからドラムが叩きまくって、研ちゃんはハーモナイザーかなにかエフェクトを効かせてゆったりと歌って、そこから盛り上がっていってダイナミックなリフへ。その後ギターのアップテンポのヘヴィリフからドライブ感たっぷりのノリノリモードでギターのアグレッシブなソロが。そしてアップテンポのノリノリモードとミドルテンポのヘヴィリフが交互に。そこから再びアグレッシブなギターソロが。終盤では一旦止まったあと、ベースリフがゆったりと響き、ギターがフィードバックサウンドを響かせ、研ちゃんがゆったりと不気味に歌って。
 「ありがとう!」って研ちゃん。「春が見えましたよ」って和嶋さん。「冬が見えた。日本海が」って研ちゃん、爆笑!「3月はまだ寒いからいいんですよ」って和嶋さん。「やっぱり意味わかってない」って研ちゃん、爆笑!あとのMCで「明日はキー下げようかな」って研ちゃん。「今日と同じ感じでやるんですよ」って和嶋さん、ピシャリ。

 「緊張感ある曲が続きます」って和嶋さん。「抑揚のある難しい曲がレア曲殿堂入りする」って。「“夜が哭く”とか難しすぎてノレないじゃないですか」って研ちゃん、爆笑!「すいませんチューニングしてると会話にならなくて」って和嶋さん。「じゃあ、オレがしゃべろうかな」ってノブさん、大拍手!でも「チューニング終わったみたいだね」ってノブさんのトークはナシです。

 次の曲は「ノレない曲、美しい曲」って和嶋さん。6曲目は「胡蝶蘭」。ギターとベースのハーモニクスが綺麗にゆったりと響いて。そして浮遊感のあるアルペジオリフから和嶋さんがしっとりと歌って、ミドルテンポのリズムがはいってたおやかに歌い、オレンジライトのなか、ドラマティックに歌い上げて。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムからギターとベースのリズミカルなリフが交互に。そしてギターのエモーショナルなソロが。その後一旦止まってからハーモニクスサウンドが綺麗に響き、アルペリフから和嶋さんがしっとりと歌って、ミドルテンポのリズムがはいって、オレンジライトのなか、ドラマティックに歌い上げて盛り上がって。ラストは一旦止まってからハーモニクスサウンドがゆったりと綺麗に蝶が舞うように響いて。「いつもより長めに間奏を弾きました」って和嶋さん、大拍手!

 「ここで恒例のカヴァーコーナーです」って和嶋さん、大拍手!「ここからはのんびりいきたい」って研ちゃん。「歳とったせいか、みんなより時間がゆったりとながれる」って。さらに「字も見えない、耳も聞こえない」って研ちゃん。聴力検査であのピーが聞こえなかったとか。「難聴はバンドマンの宿命ですね」って和嶋さん。「ドラマーは左にモニターがあるから左耳が聞こえなくなる」ってノブさん。「朝、目覚まし時計が鳴っても聞こえない」って和嶋さん。「それは違うでしょ」って研ちゃん、大爆笑!でも横で枕に片方の耳をつけて寝ていると聞こえないとか。「これ、いつもスタジオで話している感じです」ってノブさん、爆笑!「こんな感じもどうですか!」って大拍手!

 「カヴァーコーナー、一発目オレが行くぜ!」ってノブさん。「研ちゃん、ゆっくりって言ってたけど」って。「ノブは老いは程遠いから、ガンガン予定を入れてくる」って研ちゃん。「中年再デビューみたいなもんですから、頑張っていきましょう」って和嶋さん。「“ガンガン”じゃなくて“ガ・ガ”くらいで」ってノブさん。
 ノブさんのカヴァー曲ですが「和嶋くんの不得意なパターンですね」って研ちゃん。「いまちょっと練習してた」って和嶋さん。「今年はOZZFESTも出たし、その前にRainbowでJoeやDoogieのバックで叩いた」ってノブさん、大拍手!「もはや“外タレ”のノブですね」って和嶋さん。 「Rainbowの曲、オレが歌っちゃっていいですか!」ってノブさん。7曲目はRainbowの「Spotlight Kids」。アップテンポの疾走様式美ハードロックでJoe期のオープニング曲。ま、今日のお客さんのノリはイマイチですが。でもドラムとベースは凄い迫力でしたね。
 「練習の時より良かったね」ってノブさん。「ノリノリでイケた」って和嶋さん。でも「Rainbowはあんまり・・・」って。「ボクはRainbow大好きなんですけど、Joe期よりもRonnie期のほうが」「Tarot WomanとかKill The Kingとかいい曲いっぱいあるってノブを説得したけど、絶対譲らなかった」って研ちゃん。「Long Live~やりたかった」って和嶋さん。「あれは“たるい”からやだ」って研ちゃん、爆笑!「和嶋くんはRainbowと(日本の某バンド)が苦手」って研ちゃん。「あ、日本のバンドのこと悪く言っちゃいけないんです。大好きです」って爆笑!

 次は研ちゃんの番です。「OZZFESTで演奏が終わったあと、自分らもBlack Sabbathのライブを観たんですけど、あらためて聴いて“あ、この曲いいな”って思った曲があって」って研ちゃん。8曲目はBlack Sabbathの「Fairies Wear Boots」。レッド&ブルーライトのなか、ミドルテンポでギターのヘヴィリフからドラムが叩きまくって、ギターのエモーショナルなソロへ。そしてパワフルなドラムフィルからダンサブルなヨコノリモードになって研ちゃんのリズミカルなヴォーカルが。なんか研ちゃんのベースがより一層生き生きとしてますね。中盤ではギターのエモーショナルなソロが。Iommiしてますね。パワフルなリフとドラムフィルの掛け合いからダンサブルな感じでヘヴィリフをバックに研ちゃんのリズミカルなヴォーカルがはいって、ダイナミックなリフからパワフルなスクリーミングも。ラストはエモーショナルなギターソロからテクニカルなリフが。和嶋さん、キツそうです。「指が攣りそうになりました。すみません」って和嶋さん。

 「難易度高いんで毎日猛練習した」って和嶋さん。次は和嶋さんの番ですが「先に告知を」って。なんと来週発売のギターマガジン誌に和嶋さんの奏法解説が載って、しかもCD付とのことで、どよめきと大拍手が。「これ以上ない光栄」って。ただ雑誌付録のCDでは人間椅子の曲をそのままでは著作権の問題で使えないので「ちょっと音を変えて音源を作った」って。「自分の曲を自分で使えないっておかしいですよね」って研ちゃん。でその奏法のタイトルは、和嶋さんは“ギター三昧境”にしたかったそうですが、雑誌側からNGがでて、結局「“おどろおどろハードロックギター”になった」って和嶋さん、爆笑!

 「ハードルを思いっきり上げてしまった」って泣きを入れてる和嶋さん。9曲目はなんとKing Crimsonの「21世紀のスキッツォイドマン」。人間椅子バージョンをライブで観るのは初めてかも。めっちゃ嬉しいっす!ヘヴィでダークなリフが叩きまくりドラムとともにダイナミックにゆったりとながれ、和嶋さんのエフェクトを掛けたパワフルなヴォーカルが。その後リフがだんだん早くなって、アップテンポでノリノリモードでリズミカルなリフがスリリングに。そこからギターののびやかなソロと叩きまくりドラムが。中盤ではギターリフと叩きまくりドラムがスリリングに展開し、4/4なのに変拍子に聴こえるスリリングなブレイクリフへ。終盤では再びヘヴィでダークなリフがゆったりとながれ、和嶋さんのパワフルなヴォーカルがはいって。ラストはリフがだんだん早くなって、弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。曲が終わって大拍手がしばし鳴りやまず。「やりきった」って和嶋さん、満足そう。「やりながら感激した」ってノブさん。「かっこよかったね。みんなで一緒にやって・・・バンドっていいなって思った」って和嶋さん、大拍手!実はYoutubeにUPされている初期のカヴァーはちょっと間違ってたとか。「今日上手くいったから明日は失敗しそう。油断しそう」って研ちゃん、爆笑!

 次の曲は「酒飲んで酔っぱらって公園で眠ってしまったりと、すさんでいた時期の曲」って和嶋さん。10曲目は「野垂れ死に」。これも超久々ですね。まずは和嶋さんのブルースハープソロが。かっくいいっす。そしてレッドライトのなか、ギターのヘヴィリフがダークに響き、ミドルテンポで和嶋さんがのびやかに歌い、サビではダイナミックなリフからのびやかに歌い上げて。間奏ではレッド&ブルーライトのなか、再びブルースハープソロが。その後ミドルテンポのヘヴィダークリフからアップテンポのノリノリモードになって和嶋さんがのびやかに歌って、ダイナミックなリフから和嶋さんがステージ中央でギターのテクニカルなソロを。ラストはギターとヴォーカルがユニゾンで。

 続いて11曲目は「太陽黒点」。これは数年前に聴いたような。でも好きな曲だし、滅多に聴けないのでめっちゃ嬉しいっす。ミドルテンポのファズを効かせた引きずるようなヘヴィギターリフから研ちゃんの不気味なヴォーカルがゆったりとながれて。その後ギターのエモーショナルなソロが。中盤ではテンポチェンジして躍動感たっぷりのノリノリで研ちゃんのリズミカルなヴォーカルがはいって、和嶋さんがコーラスを入れて。その後、ギターのアグレッシブなソロが。そして和嶋さんと研ちゃんがステージ中央で寄り添ってリフを。そのリフがだんだんゆっくりと。終盤では元の引きずるような暗く重いリフから研ちゃんの不気味なヴォーカルがはいって、レッド&ブルーライトのなか、ダークリフからテクニカルなギターソロへ。ラストは和嶋さんと研ちゃんがステージ中央で寄り添ってリフを。

 「ここまでずっとレア曲で。大丈夫ですかね、お客さん」って和嶋さん。「盛り上がるかなと思ったらまたレア曲で」って研ちゃん。「ちょっとやりすぎたかな」って和嶋さん。「じゃあ明日は替えますか?」って研ちゃん。「替えませんよ」って和嶋さん、断言して爆笑!
「腹減った」って研ちゃん。「(某弁当)だけじゃ1時間もたない」って爆笑!「あとミックスナッツ1袋とコーラとアイス食べないと」って研ちゃん。「友人として忠告しますけど」って和嶋さん。「安いものは体に良くないと思う」って。でも「アメリカ製のお菓子とかに弱い」って研ちゃん、爆笑!

 「人間椅子は不気味な曲が多い」「鈴木くんのヴォーカルが独特で不気味な雰囲気を醸し出す」って和嶋さん。「次は別の意味で気持ち悪い曲を」って和嶋さん。「いいのよ!アタシは“オネエ”言葉でやるのよ!」って、12曲目は「少女地獄」。これライブで聴くの初めてかも。ミドルテンポのパワフルなリフから和嶋さんがのびやかに歌って、アップテンポのノリノリモードで和嶋さんがリズミカルに歌い、ミドルテンポのヘヴィリフがはいって、ダイナミックなリフからドラムが叩きまくって。間奏では先ほどの“21世紀の~”の中間部に似たリフから和嶋さんがのびやかに歌って。その後ミドルテンポのヘヴィリフからダイナミックなリフがはいって和嶋さんがのびやかに歌い、研ちゃんがコーラスを。

 「今回オレが初めての曲が2曲」ってノブさん。「やったことない曲ばかりでノブくんには申し訳ない」って和嶋さん。「苦しいけど、やって楽しい」ってノブさん。「マスヒロくんの歌った曲はやりずらいよね」って和嶋さん。
 「オレが歌うコーナーがやってきました!」「オレの曲はレアじゃないけど」って爆笑!「アニキって呼んでくれ!」「お前らに捧げるぜ!」ってはじまった13曲目は「ロックンロール特急」。めっちゃノリノリの楽しいロックンロール。この曲なら今日のノリの悪いムードも良くなるかな。オレンジライトのなか、アップテンポのノリノリモードでノブさんがパワフルに歌って、和嶋さんと研ちゃんは寄り添ってリフを弾き、サビは大合唱!間奏では一旦静かになってギターがのびやかに奏で、徐々に盛り上がっていってアグレッシブに弾きまくって、最前のフェンスに乗ってお客さんを煽りながら弾きまくって、さらに歯で弾いたり、頭の後ろで弾いたり。そしてステージ中央にもどって研ちゃんと背中合わせてリフを弾いて。その後ヴァースに戻ってノブさんがパワフルに歌って。和嶋さんは研ちゃんの近くにいってダッグウォークをキメて。サビでは大合唱で盛り上がって、ノブさんは迫力のロングスクリーミングも。「サンキュー!イエーイ!」ってノブさん。

 続いて14曲目は「マンドラゴラの花」。ブルーライトのなか、ベースがゆったりと響き、ダイナミックなリフからヘヴィでダークなリフから研ちゃんの引きずるような不気味なヴォーカルがゆったりと。レッド&ブルーライトのなか、狂気の笑いも。中盤ではベースのBlack Sabbathのリフがゆったりと不気味にながれて。べースの重低音の振動が腹に伝わってきます。そしてパワフルにバスドラが打ち鳴らされ、レッドライトのなか、ミドルテンポでヘヴィなダークリフがながれ、ギターのテクニカルなソロへ。ラストはダイナミックなリフからヘヴィダークリフがだんだんゆっくりと。
 続いて15曲目は「光へワッショイ」。ダイナミックなリフからミドルテンポの力強いリフがはいって、ギターとベースのユニゾンも。そして和嶋さんののびやかでパワフルなヴォーカルがはいって、サビは♪ワッショイ!って大合唱。間奏ではギターのエモーショナルなソロが。

 真っ暗ななか、ベースサウンドがダークに響いて。「次が最後の曲です」って研ちゃん。本編最後となる16曲目は「あやかしの鼓」。これも東京では久々かな?祭囃子風のパワフルなタムドラムから研ちゃんが合いの手を入れて、ダイナミックなリフからミドルテンポで研ちゃんの不気味なヴォーカルがはいって、そしてBメロは和嶋さんが歌って、サビはコーラスで。中盤ではギターのスイッチングからヘヴィリフがはいって、そこからアップテンポになって和嶋さんがフェンス際でアグレッシブな三味線風ギターソロを。そしてステージ中央に戻って研ちゃんと背中合わせで。ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!」って研ちゃん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子に。ただいつものようなコールがなかなかでなくて、しばし手拍子のみ鳴り響いて。その後「アンコール!」って声が上がって盛り上がっていって。

 しばらくするとノブさんと和嶋さんが物販の記念Tシャツを着て登場して大拍手で迎えられます。「FCのみんな、元気ですか!」ってノブさんが煽って。そして遅れて研ちゃんがTシャツとおフンドシすがたで登場して前列の女性ファンから♪キャ~!って声が。ここから恒例のプレゼント抽選会です。まずは研ちゃんが“何かの植物の種”。ノブさんが“サイン入りの割れたシンバル”。ここで研ちゃんが「曲やらないでフンドシすがたは恥ずかしい」って一旦楽屋へ。そしてGパンを履いて登場すると「なんか普通だね」ってノブさん。するとまた楽屋に戻っていつもの白着物すがたに。和嶋さんは“以前ライブで着た着物”。「クリーニングに出した記憶がありません」って爆笑!でも「臭くないよ。むしろいい匂い」ってノブさん。その後は“サイン入りのドラムヘッド”や“レコーディングで使ったピック”や“ツアーTシャツ”が。当たった方、おめでとうございます。

 「宴もたけなわですが・・・曲に行きづらい」って和嶋さん。アンコール最初となる17曲目は「悪魔と接吻」。ダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードで和嶋さんがパワフルにリズミカルに歌って。間奏ではテクニカルなギターソロが。
 そしてオーラス18曲目は「もっと光を!」。これも久々で超嬉しい!アップテンポのノリノリモードで♪なぜ!って研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいって、サビはめっちゃ盛り上がって。間奏ではギターのスイッチングからファズを効かせたアグレッシブなソロが。その後パワフルなヴァースに戻って、サビで盛り上がって、ラストは短いドラムソロが。そして盛大に弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんと研ちゃんはフェンス前でお客さんにネックをさわらせたり、背中合わせで弾きまくったりして盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「長い時間、お疲れ様でした。ありがとう!」って研ちゃん。「ベース、鈴木研一!」「ギター、和嶋慎治!」「ドラム、ナカジマ・ノブ!」っておのおの紹介して大拍手大歓声!「来年もよろしく!」って。メンバーの皆さんは前列のファンとハイタッチ。で研ちゃんは先に楽屋へ。和嶋さんとノブさんはもう少しハイタッチして。「来年も宜しく!」「気を付けて帰ってください」って和嶋さん。これにてライブ終了です。時計を見ると21時。3時間弱のとっても充実したライブでした。今回のハイライトはやはり「21世紀の~」かな。人間椅子の真髄といえるレア曲満載のマニアックライブ、最高っす!

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2 コメント

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Unknown (ひろまえ)
2013-11-14 19:08:38
詳細なレポお疲れ様です。
行けなかった身としては、とても助かりますね。

「もっと光を」は好きな曲でまだライブで聴けてないんですけど、FCの集いでやったということは、まだ暫くは聴けなさそうですね、これで、まだまだ人間椅子のライブには通い続けなければならなさそうです。

FCは無理でしたけど、O-Eastはチケットも手配したんで、なんとかこれからも東で出来るよう応援していきましょう!

そういえば、今キングから限定プレスで日本のプログレ・バンドが再販されてますよねー。良いことなんですけど、金欠には厳しいですね。

そんでは失礼しました。
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ありがとうございます (ひより)
2013-11-14 22:01:52
 わぁ!ひろまえさん、いらっしゃいませ!
コメントを書いてくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいっす!
FCライブ、観れなくて残念でしたね。レポの通りにレア曲満載&ドゥーム曲満載の超マニアックなライブでした。MCはもっともっといっぱいあったんですけど、メモしきれなかったのと、文字数の関係でだいぶ削減してしまいました。すみません。
FCライブでやって感触の良かった曲はのちのツアーでセット入りすることがありますから、期待できるかもしれません。たしか「もっと光を」はノブさんが推してたような?
O-EASTライブ、ほんと楽しみです。せめて半分以上は埋まってほしいですね。

そうそう、紙ジャケ再発ですが、これまで未CD化だったものが発売されたのはほんと嬉しいっす。あとは・・・現在持っているCDもこの機に買い替えたいところですが・・・同じく金欠で買えないっす。
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