満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

ROMAN✴︎SHOW(山本無二企画)、終了。

2019-10-27 | 新規投稿
10/26(SAT) ROMAN✴︎SHOW(山本無二企画)、終了。
トップバッターKERUKO+H.WAKABAYASHI。wakabayashi氏の自作ギターによる微分演奏、ピアノ、ボイスに載る形でKERUKOちゃんの不思議な寸劇を交えたダンス。静かな場面沈黙を交える多彩のシュールな世界。Wakabayashi氏の器用さはリコーダーにも現れ、動揺やら即興を織り交ぜる。KERUKOちゃん、体躯を全面的に駆使するダイナミックなダンスではなく、面を使ったり歌を歌ったりとその幅広い表現を披露。2番目は硝子(山本無二vo,g+上坂明也ds)初めて観るユニット。山本氏の不思議な楽曲を上坂氏の器用なビートが支える。ニューウェーブ的な感性が窺え、アレンジも一筋縄ではいかない面白さ。XTC等のヒネたポップロックや情緒的な場面のメランコリー度など、イギリス臭もある。時折、聴かれるストリングスの残音がすごく美しい。この楽曲、キーボードなどを加えたフルメンバーのバンドでやってほしいと感じた。歌もうまい!味わい深いステージでした。
トリは豊永 亮g +宮本 隆b +竹内 圭ds。3回目の演奏だが、これまでは豊永+竹内のレギュラーコンビに私がゲストで加わる形だったが、今回は純粋なトリオとして臨む。じわじわと始まるか思いきや、豊永氏、最初からアクセルトップに踏む勢い。そのままあっという間にラストまで持っていった感じ。竹内氏、いい音出してました。エッジの効いた演奏できたのでは。勿論、全て即興。打ち合わせもほぼ、なし。これが豊永流。彼は時計も見ない。時間も気にしない。誰も見ない。自分に向かう。聴き耳立てながら。ギター、鋭かった。
私も満足のセッション。山本無二氏のROMAN✴︎SHOW。ジャンル偏らずナイスな企画でした。ありがとう。

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