バティスタに対して6ヵ月の出場停止処分、
実質的には来シーズンキャンプ中にも登録出来る、
なんて甘いんだ!とマシソンが怒るのは当然のように思う。
でもNPBの真意は違う、
「ドーピングをするような選手は球団が即解雇して当然」
との前提があるので、出場禁止期間が6ヵ月であろうと、1年であろうと、
実質的には永久追放と同じ、と考えているのだ。
実際、これまでドーピング規定違反した選手は、
井端のように単なる手続き違反であった場合を除いて、
基本的に所属球団は即解雇している。
が驕る広島東洋は
『尚、バティスタ選手の今後の契約については未定です。 』
来年もまた契約する気満々である。
いやそれどころか、7月24日(水)付で既にNPBからドーピング違反を指摘されているのに、B検体で駄目を押された翌日の8月17日(土) まで、シャーシャーと一軍で使い続けた。
当球団の対応として
『サビエル・バティスタ選手の「このような物質を摂取したことはない」との主張を受け、直ちにサビエル・バティスタ選手が当時摂取していた2種類の海外製サプリメントの汚染の可能性を探りました。1種のサプリメントの検査を実施しましたが、汚染は確認されませんでした。残る1種は検査から2カ月近く経過していたため、すでに消費されており検査に至りませんでした。 』
と球団主導で証拠隠滅した可能性すら疑われる。
なんと言っても一番許せないのは
『今回のことで、日本野球機構、ならびにファンの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことに、深くお詫び申し上げます。 』
さすが驕る広島東洋である。
謝罪する相手が違う!
最大の被害を被っているのは、
ドーピングを力を使ってヒットやホームランを打たれた、
クリーンな相手投手であり、
それによって不法に勝利を得た驕る広島東洋の相手チームである。
この際、故意であるかどうかはどちらでも良い。
(当然に故意、場合によっては球団の黙認の下であろうけど)
故意であろうと、なかろうと、
ドーピングによって不法に付けた力によって相手は不法に成績が下げられているのだ、
勝てる筈の試合を落としているのが。
恫喝に続いて、暴力、更にはドーピングさえも容認する驕る広島東洋、
まずは、セ・パ11球団すべての選手の元に、バティスタを連れて謝罪に周るべし、
君たちが試合をする事が許されるのはそれからだ。
アンチ・ドーピングとは程遠い認識の驕る広島東洋、
本来は、今日の試合も対戦拒否すべきだった。