晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

勝手に神鍋遺産 ② 【万劫区】 カツラの巨木

2013年07月14日 | 勝手に神鍋遺産

第153回記事(2013年7月15日(月))

 最近、富士山が世界遺産に指定されました。うれしいことですね。私は、三保の松原は除外になるのではと思っていましたが、それをひっくり返しての指定でした。
 あるテレビ番組を見ていたら、カンボジアで行われていた会議の前の折衝で、文化庁長官の方が外交官であった経験を生かされて、いろいろと交渉されて、この指定にこぎ着けたようです。ご苦労様でした。(今日現在、文化庁長官はもう別の方に代わっていると思います。)
 この神鍋遺産は私が勝手に指定できるのでその点は簡単で良いのですが、皆さんにあまり知られていない、「あっと驚く」ようなものを多少とも出さないといけないので、これからの選定が大変です。
 まずは、村々を歩いて遺産を見つけることにしましょうか。

 今回の、神鍋遺産は万劫区古地畑のカツラの木です。木(叢生)の全周は9.0mあります。
 稲葉川の源流の谷あいに、大雪と戦いながら、長い間息付いている巨木です。

Photo

 この木は、国道482の蘇武トンネルのほぼ真上にあって、稲葉川を源流をめざして険しい道を登っていったところにあります。そのため、人もほとんど訪れないようです。また、看板もありませんでした。
 しかし、下記の写真のように、「但馬巨木100選」の表紙を飾っており、但馬を代表する巨木の一つです。
 樹高:30m。木(叢生)の全周:9.0m。かつては日高町の町指定天然記念物(現在は調べていませんので不明です)。

Photo_2

参考
兵庫県美方郡香美町和池にある但馬高原植物園に行ってきました。
兵庫県で一番有名なカツラの木があるのですが、その木の前に大きさを比較した看板がありました。この看板によると枝を含めた幅(直径)が9mということになります。上記では全周9mとしています。どちらが正しいのでしょうかね。
Photo

この和池のカツラは木は、根の間を清水が勢いよく流れているすばらしい光景が見られます。自然美です。
Photo_2



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