晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

神鍋山の四季 2011年9月 家庭菜園

2011年09月25日 | 神鍋山の四季

2011年9月26日発行(次回10月3日発行予定)

台風一過で、あっという間に秋らしくなってしまいましたね。
今回は、秋をテーマに神鍋山の周辺を走ってみて題材を探してみました。
 芸術の秋
 スポーツの秋
 食欲の秋
などなどいろいろありますが、「食欲の秋」ということで、東河内地区にある家庭菜園を紹介します。

Photo_2

 神鍋山をバックに整然と区切られた家庭菜園用の区画が40ほどあり、それぞれに借りておられる方の番号と名前の札がついています。家庭菜園の申し込み先や、面積・賃貸料に関して検索してみましたが見つかりませんでした。興味のある方はご自分で調べてみてください。
 ここの土は、いわゆる「くろぶく」という黒い火山灰関係の土で、とても水はけが良い土です。神鍋高原の名産品のキャベツなどがくろぶくの土で栽培されているのをよく見かけます。写真では、以外に里芋(ずいき)が植えられていて、もうすぐ収穫時期になります。まだ、トマトなどもまだなっていました。
 また、農作業については、神鍋山の北側にあるので、太陽が山影に隠れてから作業ができそうだなと思いました。私は、そんな好条件のところに畑はないのでうらやましいかぎりです。作業の合間に休める小屋も併設しています。駐車場もあります。数名の方が出て実際農作業をされていましたが、奥さんらしき方は小屋で休んでおられました。

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四季の花 2011年9月 ハナトラノオ

2011年09月19日 | 四季の花

2011年9月19発行(次回9月26日発行予定)

台風が停滞して、紀伊半島はまた雨のようで、堰き止め湖の決壊の話題がニースで上がっていますが、皆さんのところの天気はいかがですか。
3連休、神鍋も雨で、農作業ができたのは18日だけになってしまいました。

雨の間の晴れ間に花の写真を撮りました。
この花の名前は「ハナトラノオ」といいます。紫色の質素な花を多数咲かせます。9月初旬の花の盛りには、本当に多数の蝶が花の蜜を吸いに来て、たいへんにぎやかです。

9

9_2

参考

シソ科 ハナトラノオ属
別名 フィソスデキア、カクトラノオ
6月から9月開花 早生種、中生種、晩生種がある
花穂 10~30cm
高さ 80~100cm
宿根草

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ものづくり・工場改善 森田勝 くたばれ!ISO

2011年09月10日 | ものづくり・工場改善

(2011年9月12日発行)(次回は2011年9月19日発行予定)

雑談(それともつぶやき?)ですが、ここで書いている本は、いろいろな分野ごとに20冊程度読んでみて、ぜひ皆さんに読んでもらいたいなという本を数冊だけ取捨選択してのせています。たまたまあった本を載せているわけでないので、約1ケ月の期間をかけて、読み込み、読み込み、準備することもあります。それなりにたいへんです。

全体の6回目になります。
年間12冊の中の9月の一冊です。

タイトル:くたばれ!ISO

著者:森田 勝
(経歴:ご存じの方も多いと思いますが、月刊誌「工場管理」で「工場運営の光と影」のページを執筆されています。)

出版社:日刊工業新聞社

ここが読みどころ:

皆さんの会社のISOマネジメントはうまく機能していますか、成果は上がっていますか?この本の帯には「ISOは日常業務の役に立つのか?ISOは企業に利益をもたらすのか?その明確な答えがここにある!」とあります。この本のタイトルを見て、実際に読んで、正直にいえば衝撃的でした。だから、この本は、ISOマネジメントがうまくいっていない会社の方にぜひ読んでいただきたい本ですが、読んでもらいたいポイントがかなり多く、「ここ」というポイントを指定するのがむずかしいです。そのため、まず目次を見ていただきます。

目次:
第1章 ISOの取得を目的にするから、ISOのために仕事をするようになってしまうのだ
第2章 ISOは役に立たない。それはマネジメントシステムの中身がないからだ
第3章 必然性があるから文章化がある。それがなければ面倒くさいだけだ。
第4章 不必要なものを管理してもしょうがない。帳票でプロセスを一元管理するのだ!
第5章 ISOで価値観が固定されてしまったら、経営改善のツールとはならない
第6章 経過でなく、結果に焦点を当てれば、ISOの効果的な運用ができる
第7章 会社の方向性を整理するためにも品質と環境の統合マニュアルは必要だ
第8章 審査時に言われぱなしではダメ!もっと議論を深めよう

ここが読みどころ(続き):
目次を読んでいただいていかがでしたか。衝撃を受けられた方、思い当たることがある方はぜひこの本を読んでください。

内容:
タイトルに「くたばれ!」と入っている衝撃的なタイトルの本ですが、ISOを攻撃する内容ではなく、ISOをうまく使って、経営改善・工場改善をしていこうという本です。

内容も、代表的な項目のみを並べるだけにさせていただきます。
問題点例
①管理責任者が規格要求の勉強に熱心だと、頭でっかちのシステムになってしまう
②まず要求事項ありきでは、その会社に合ったマネジメントシステムは構築できっこない
③規格の順番にそって構成したマニュアルでは、自社の特徴を生かしたマネジメントシステムにはならない
④100点満点のシステムをつくろうとするから、ISOのために仕事をするようになってしまう
⑤ISOは自己増殖する
改善の方向性
⑥せっかくお金を払うのだから、企業にとって役に立つISOにしなければ損
⑦ISOの強制力を、組織と改善力の強化に活かせ
⑧ISOを経営改善のツールと考えれば、こんなにもすぐれた側面がいっぱいある。
出発点
⑨本当に役立つISOにするためには、プロセスの整理と改善からスタートする

ページ数:227p

価格:1500円

表紙:
Photo_5

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