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晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

「とちの実折り餅」 / 神鍋みやげ

2017年08月27日 | 神鍋みやげ

先週まで食品工場の本の記事を書いていた関係で、
食品への安全・安心への関心が個人的に非常に高くなりました。

そんな中、夏で気温が高いといった理由もあるのでしょうか、
O157の感染の新聞記事がたいへん目立つように思います。
 総菜店Dのポテサラでの感染
 焼き肉店Aでの感染
 ファミリーレストランRでの感染
調べてみると、O157は大腸菌の一種で、大腸菌の中で下痢をおこす病原性大腸菌は4種類あり、
その一つが腸管出血性大腸菌で、O157はこの腸管出血性大腸菌の代表的なものです。
また、
 家畜の腸をすみかとし
 潜伏期間は4~9日、平均5日
 胃の酸にも負けず大部分は生き残り
 熱には弱く、75℃1分の過熱で死んでしまう
とのことです。

今回の総菜店のケースは、
食品工場に保管されていた取り置きサンプルからは菌は見つからず
食品工場の機器・什器のふき取り検査でも見つからず
従業員の人の便からも見つからず
という調査結果だそうです。会社で不具合の原因を調査する仕事をしている私は、
さあどこで菌が混入したのか知りたい気持ちでいっぱいで、
調査の続報を期待しています。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第350回記事(2017年8月28日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 「とちの実折り餅」 / 神鍋みやげ
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長々とO157のことを書いたのは、今回の記事の内容が食品と関係するためかもしれません。
神鍋らしいお土産はと道の駅神鍋高原で探していて、目に留まりました。
栃の実関係のお菓子になります。形状も餡が風呂敷で包んであるようで大変ユニークです。



                                   神鍋 三右衛門

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「食品工場は宝の山」 平林裕治 他 / ものづくり・工場改善 食品工場

2017年08月20日 | ものづくり・工場改善 食品工場

夏休みはどう過ごされましたか。
私は、雨の中を、いつものように墓掃除を3日やったら、お盆に突入しました。
とにかくずーつと天気が悪く、稲の作柄が心配になります。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第349回記事(2017年8月21日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 「食品工場は宝の山」 平林裕治 他 / ものづくり・工場改善 食品工場
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今回は、「ものづくり・工場改善 食品工場」シリーズの5回目、4冊目の本の紹介になります。

タイトルを正確に書くと、
 発想の転換で現場改善 食品工場は宝の山
目次は、
 第1章 駆け足で変わる経営環境
 第2章 現場改善とは文化を作り上げること
 第3章 食品製造現場の改善事例
です。
一読すると、既に紹介した弘中泰雅先生の本の内容とかなり似ているとの強い印象を持ちます。
しかし、ほぼ同じ事を書かれるはずもなく、その違いは何なのか、再度読み返してみました。

その結果、タイトル中にある「発想の転換」に焦点を当ててご説明したいと思います。
目次の中の小項目に、「発想の転換」という項目は無いのですが、
第1章の中に「よくある経営者の勘違い」という小項目があり、従来の発想が書かれています。
その項目を書き出してみると、
 「現場改善は十分にやっており、さらなる改善の余地はない」
 「閑散期の雇用維持は、固定費分を無視しても売り上げ規模を確保する」
 「品質の維持には監視作業が重要である」
 「設備投資を行えば、必ず生産性が上がる」
 「生産量増加には投資と人材補強で対応する」
となります。(別の言葉では「ここが変だよ食品製造業」とも書かれています。)
ですから、このような発想から抜け出さないと食品工場の未来は無いことになります。

では、食品工場の明るい未来を創るための「正しい現場改善の実行手段」とはどんなものでしょうか?
それは、一言でいうと「現場改善前にしなければならないこと」があり、それをすること
になるかと思います。具体的には、
 (経営者と従業員の)共通の目的を持ち、危機感と価値観を共有すること
 経営理念を見直し、再構築すること
になるかと思います。
そして、第2章でもすぐには具体的な改善の事例に入らず、
「根っこ改善」が必要だということで、
 トップ主導の工場現場パトロール
 3直3現
などが項目として挙げられています。

この本を何度か読み返してみて、
 食品工場の現場の生産性を上げたい(とにかく生産性が低すぎる)
 現場改善のためには経営が変わる必要がある
 適切な利益の確保による経営があってはじめて食の安全・安心が担保される
との思いがひしひしと伝わってくる本でした。
経営改善に苦しんでおられる食品工場関係の方に、一読をお勧めします。

                                      井上 直久

データ
 出版社 :幸書房
 出版年 :2015年
 ページ数:125p
 定価  :本体2000円+税
 表紙  :
 

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暑中お見舞い申し上げます 今回もお休みにさせていただいています

2017年08月13日 | はじめに

暑中お見舞い申し上げます



この花は、ハスの花のようです。
神鍋の栗栖野の田んぼの一部に植えられていました。
お盆にふさわしいかなと思いピックアップしてみました。

                              神鍋屋 三右衛門

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四季の花 8月 女郎花(オミナエシ)

2017年08月06日 | 四季の花

暑中お見舞い申し上げます

熱くなりましたね。休日で家にいても、暑いせいで汗が出てきてしまいます。

少し涼しげな感じの花がないかなと探してみました。
家の東側の空き地に咲いていました。
確かお盆によくかざる、盆花の一つだったように思います。




今回から2回。夏休みの休暇に入り、ブログもお休みにさせていただきます。

                           神鍋屋 三右衛門

後日、この花について調べました。
この花は「女郎花」(オミナエシ)でした。
オミナエシ科オミナエシ属。
いくら花がきれいでも、この花は仏壇には供えないそうです。

タイトルを変更して、四季の花 8月 のカテゴリーに入れました。

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