晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

四季の花 8月 ヒオウギ(檜扇)

2016年07月31日 | 四季の花

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第299回記事(2016年8月1日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 四季の花 8月 ヒオウギ(檜扇)
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夏になると家の周辺のあちこちでこの花が咲いています。
花の模様がとてもユニーク!!





名前のことについて調べてみると、いろいろなことが出てきました。そういった説も有るという程度でお読みください。

①アヤメ属に属し、葉っぱが中央に集まり扇のようになっています。
大宮人(宮中の人)が使う扇に似ているところからヒオウギ(檜扇)という名前が付けられているようです。

②花については、英語名をLeopard Flowerというようです。Leopardは動物のヒョウですが、確かに言われてみたら似ている!
③午前中に花が咲き、夕方には花はしぼむ、一日花なんだそうです。知らなかった。
次々に咲く花を見てかなりの期間咲いていると私は勘違いしていたようです。
④祇園祭りでもこの花が飾られるようです。
先日、疑問祭りにも行きましたが・・・(見なかったが)
⑤花が実になると、黒い種がいくつもできます。個人的には「烏」を思いだします。
烏扇(からすおうぎ)ともいうそうです。(ただし、烏は似たという意味のようです。)

                                    井上 三右衛門

ついでに、こんな花もありますので。黄色の単色です。
家の花瓶に活けてありました。

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Tシャツの「玄さん」

2016年07月24日 | 玄さん

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第298回記事(2016年7月25日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 Tシャツの「玄さん」
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今回はまず個人的なお話しから。

世の中は「ポケモンGO」にはまってしまっている方が多数おられて、
有名な神社(いわゆるパワースポット)への散歩道で、
3名ほどポケモンを探しておられる人を見かけましたました。

一方、私は第300回の記事の発行が間近になったこともあり、
なにか適切な「本」はないかと探し回っているのですが、
なかなか適切なものが見つかりません。
その過程で、ドラッカーさんの関係の本にはまってしまって、・・・・(正直に言って、大変)
ドラッカーさんの本自体は難しそうなので、
①「ドラッカーの教えどおり、経営してきました」 酒巻 久
②「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 岩崎 夏海
③「へえ~そうなのか!ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でわかる本」 津田 太愚
④「図解 ドラッカーがわかる本」 山本誠志
などを、繰り返し・比較しながら読み進めています。
(なぜ今までドラッカーの本を読んでいなかったんだろう?)
また機会があればご紹介できればと思います。

さて、ここからが、この記事の本題です。
Tシャツに描かれた「玄さん」です。よくできている。
前から欲しいとはおもっていたのですが、道の駅神鍋高原の売店で見つけました。



<三>

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経営の本棚(24) 「上杉鷹山 リーダーの要諦」 佃律志

2016年07月17日 | 経営の本棚(2)

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第297回記事(2016年7月18日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 経営の本棚(24) 「上杉鷹山 リーダーの要諦」 佃律志
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今回ご紹介する本は、佃律志(つくだりつし)先生の書かれた、「上杉鷹山 リーダーの要諦」(日経ビジネス人文庫)です。
約20年前くらいでしょうか、「上杉鷹山」公がブームとなり、沢山の本が出版され、私も2~3冊読んだ記憶があります。
しかし、この本が他の本(小説が多い)と違うのは、
 ①上杉鷹山公の行った改革を現代の(中小)企業の経営にどのように活かしていけばいいか、対比しながら書かれており、
 ②豊富な(中小)企業のコンサルタント経験からのアドバイスがある、
点です。
特に、現場の人の”モチベーション”をどのようにアップし維持するかの点で大変参考になると思います。
ぜひ読んでいただきたい、お勧めの一冊です。(私は、たいへん歴史好きという点もあり、1週間で3回も通読してしまいました。)

上杉鷹山公をご存じない方もおられるかもしれませんので、まずそのご紹介を簡単にして、
その後にこの本のポイントを数点ご紹介します。

上杉鷹山公は、江戸時代中期の人で、山形県の米沢市にあった米沢藩の第9代藩主です。
米沢藩は、かつては120万石の収入があったのですが、関ヶ原の戦いに敗れ30万石に減額されます。その後、後継者を決めていないために、15万石まで減額されます。
ところが、武士の数は減らしていません。
現代の企業経営でいえば、売上が1/8になったのに、リストラを実施していない会社と同じです。
そのため、藩の財政は大赤字で、借金の利子の返済ができないので、商人からの新規の借り入れもできません。
赤字の会社が、借金とその利子が返せないので、銀行から新規の融資をしてもらえない、泥沼状態です。
上杉鷹山公はそんな状態の米沢藩の藩主になり、改革をされ成功に導かれた方です。

「為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」(262p)
この言葉は有名ですので、ご存知の方も多いと思います。しかし、私には精神論のように聞こえてこの本を読むまでは嫌いな言葉の一つでした。
しかし、208pの図表7-2「鷹山の改革は動機付けと効率化の繰り返し」を見ていただくとわかるのですが、
 ①人のマネジメント(動機付け)
 ②仕事のマネジメント(効率化)
の改善サイクルを回し続けた結果、改革に成功したのであり、改善サイクルを回し続ける気持ちを持つことが大事なことが分かつてきました。
①人のマネジメント(動機付け)については、現代では、「ハーズバーグの動機付け・衛生理論」(103p)や「マズローの欲求5段階説」(115p)や「マクレガーのY理論X理論」(160p)がありますが、そのような理論の知られていない中で、常に考えて良い方向に改善して行く案を実行されています。その案が現代の理論とも一致しているので、改革は良い方向に転がりました。
②の仕事のマネジメント(効率化)については、225pの図表8-1「財政16カ年の組立」と問題解決の手順との関係 も参考になります。とにかく、短サイクルでPDCAのサイクルを回すことがたいせつです。

PS
現代企業経営では、戦略の立案が最重要視されている(と私が勝手に思い込んでいたのでしょうか。)。
従業員の方のモチベーションをどうアップさせるかがより大切だと思い込んでしまいそうなほど、
”モチベーションアップ”の重要性を痛感させられる本でした。

                                     井上 三右衛門(記)

外観


データ
タイトル:上杉鷹山 リーダーの要諦
著者:佃律志
出版:日本経済新聞出版社
ページ数:297p
大きさ:文庫本タイプ
出版年:2016年

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四季の花 7月 「沙羅双樹」

2016年07月10日 | 四季の花

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第296回記事(2016年7月11日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 四季の花 7月 「沙羅双樹」
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7月になりました。来月はお盆です。
畑で農作業をしていて、隣のお墓の中に咲いている、この「沙羅双樹」の白く可憐な花を見ると、
お盆の墓参りのために墓掃除をしなければと思います。

お釈迦様が亡くなられたときにこの花が咲いていたとのことですので、
花を見るとお盆を思い出すのでしょうか。





<三>

PS
我が家では、この花のことを「沙羅双樹」もしくは「夏椿」のどちらも使用しています。
ただ、インターネットで調べると、「沙羅双樹」と「夏椿」は異なるとも書かれています。
もし異なれば、どちらとも特定しかねます。

沙羅双樹でのデータ
 フタバガキ科Shores属
 常緑高木
 「サラノキ」とか「シャラノキ」とも言われる
 幹はすべすべ
 お寺で見る場合も多い

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経営の一言(5) 「夢なき者に理想なし、・・・・」 吉田松陰

2016年07月03日 | 経営の一言

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第295回記事(2016年7月4日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 経営の一言 「夢なき者に理想なし、・・・・」 吉田松陰
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夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。

全文を記載すると上記のようになります。
この言葉は松下村塾をつくられ、明治維新の多くの人材を輩出された、
吉田松陰先生の言葉だそうです。
今まで知りませんでした。
自分の無知を恥ずかしく思うとともに、
その言葉を改めて考えるとき、
経営にも必要なこととしみじみ思います。


                                                 井上三衛門

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