晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

神鍋溶岩流 長岡豊さん写真展(道の駅神鍋高原) 

2016年01月31日 | 神鍋溶岩流

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第274回記事(2016年2月1日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 
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大変久しぶりの神鍋溶岩流の記事になります。 

 先日、道の駅神鍋高原の中を歩いていると、土産もの売り場とレストランの間の空間に、
長岡豊さんの撮影された神鍋溶岩流の滝等のポイントの写真が展示してありました。
地元に住んでおられるので、すぐ現場に行って季節的・時間的に適した写真を撮影されています。だからなかなか迫力のある写真ばかりで、神鍋溶岩流の素晴らしさがひしひしと伝わってきます。
 私も全ての滝等のポイントをを撮影しましたが、場所を特定しながら全て撮影するのはたいへんです。
 道の駅神鍋高原に寄られた場合はぜひ見てあげてください。(ただし、展示がいつまでかは定かでないのですが。)

                                                   井上三右衛門

数例の写真を掲載しておきます。





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経営の本棚(19) 島精機製作所 島正博 (カンブリア宮殿) 

2016年01月24日 | 経営の本棚

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第273回記事(2016年1月25日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 経営の本棚(19) 島精機製作所 島正博 (カンブリア宮殿)
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今回は、本棚というタイトルを付けていますがテレビ番組についての紹介です。

 1月21日にテレビ大阪で放映された、
 「カンブリア宮殿」(作家の村上龍さんが司会をされている経済番組(ですかね))の
 「ものづくりで世界のファッションに革命 ”エジソンを超えた男”」
を懐かしく見させてもらいました。出演されていたのは和歌山県和歌山市にあるニット編み機メーカの島精機製作所(売上480億、ニット編み機世界トップシェア)の島正博社長です。島精機製作所さんには、会社に入社直後の35年前に、何度も訪問しており、その当時から島社長の名前を知っており、技術的に素晴らしい会社というイメージを持っていました。

 島精機製作所さんは島社長が立ち上げられた会社で、ニット編み機ではいくつもの世界初を実現されています。その代表がホールガーメント(丸ごと衣料)で、一般のニット衣料品は身頃(前、後)と袖(右、左)を別々に編んで、最後に4つのパーツを縫い合わせてニット衣料品が出来ます。ホールガーメントは同時にこれらを編んで無縫製で仕上げるものです。その為、デザイン的には立体感のある衣料を簡単に作れ、使用者はわきの下の縫製部分が気にならず動きやすいというものです。この技術、素晴らしいですね。だから世界の名だたる有名ブランドのニット衣料の縫製に使われています。

 島社長の社長デスクは、開発部の中にあり、78才の現在も現役の開発者として開発をされています。まさに「日本の技術ここにあり。」です。

 ものづくり会社としては、世界をあっと驚かす技術で、戦いそして勝負していきたいものです。
そうでなくても、ニッチな市場でNo.1技術を持ちたいですね。
                                                  井上三右衛門

PS
「エジソンを超えた」という意味は、出願した発明考案件数がエジソンの発明の件数を超えたというこでした。

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ものづくり・工場改善 経営改善③ 「勝つ改善力」 平山賢二

2016年01月17日 | ものづくり・工場改善 経営改善

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第272回記事(2016年1月18日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 ものづくり・工場改善 経営改善③ 「勝つ改善力」 平山賢二
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 今回は、ものづくり・工場改善の中の「経営改善」の3回目の記事になります。
 取り上げた本のサブタイトルの中にある「ベスト・ワースト法」に大変共鳴するところがあり、この本を取り上げました。第2章「ベスト・ワースト法」の部分だけでも読むことをお勧めします。
 必ず経営改善につながるヒントがあると思います。

◆この本のお薦めポイント
 冒頭にも記載したように、「ベスト・ワースト法」がお薦めのポイントです。私は日々の業務で品質管理関係の仕事をしていますが、データを取って、それを分析し、改善の方向性を出すことが大変重要だと考えています。その中で、データに騙されない事とデータの中に埋もれている情報を読み取る事が大切です。そうしなければ、的外れな改善案となり、改善効果が無くなるからです。
 平均値でデータを見ても見えないものが、バラツキ(もしくはベストデータやワーストデータ)で見ることで見えてくるものがあります。著者の「ベスト・ワースト法」はこの点に注目した方法で、たとえばベスト10とワースト10のデータを抽出し、なぜデータに違いがあるのか掘り下げ、問題解決の切り口を見つけます。また、改善目標は1/3のベターなデータで設定します。そのため、納得性のある目標設定になります。

◆この本の概略
 「おわりに」(172、173p)に列挙されている5項目が、著者の述べたい点と推測します。本文の内容も考慮して、この5項目を「△△より◇◇」という形で私がの経験も含めまとめ直してみました。
意見よりもデータ
 社内の多くの意見は発言者のフィルターを通っており、その多くが都合よくデータを使っており、間違っている。データを基に解釈が組み立てられなければいけない。(私は拍手したくなるくらい全く同感です。)
②データの平均値よりもデータのバラツキ
 平均値でデータを見ると見えないものが、バラツキ(そしてベストデータやワーストデータ)でデータを見ることで見えてくるものがあります。そこに解決の糸口があります。(私の経験でもそうです。)
そのままのデータよりも並べ直したデータ
 そのままのデータとは取得された順に並んだデータのことです。解決の糸口を見つける為には、取得されたデータを、ベストからワーストの順とか、また別の切り口で並べ直すことが大切です。必ず気がつくことがあります。(私がよく使っているテクニックです。)
④改善計画よりも改善実行
 改善の為には、3つの希少資源(時間、能力、歩留まり)に注目して、改善のPDCAを回すことが重要です。計画も大切だが、さらに実行が大切です。1つの改善ができたら、さらに、継続的な改善を繰り返す。(私の経験では、中小企業さんは実行が弱いですね。)
⑤改善実行よりも利益刈り取り
 改善を行う目的は経営改善をするためです。改善が実行できたら、目的である利益の刈り取りまで確実につなげましょう。(利益の刈り取りに繋がらない改善実行は無意味ですよね。)

◆外観
 

◆目次
 第1章 希少資源を管理する 
 第2章 ベストワースト法で課題を発見する
 第3章 具体的な進め方を学ぼう
 第4章 高い目標に挑戦するイノベーション
 第5章 改革事例

◆データ
 タイトル  :勝つ改善力
 著者    :平山賢二
 出版社   :JIPMソリューション
 ページ数 :175p
 定価    :本体1800円(税別)(当時)

                                                  井上三右衛門
 
 

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2016年 明けましておめでとうございます

2016年01月10日 | はじめに

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第271回記事(2016年1月11日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 2016年 明けましておめでとうございます
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明けましておめでとうございます。
たいへん温かな新年となしました。
積雪が無く、歩きやすい状態で、元旦は神社に初詣に行ってきました。

「ぱちぱち」。今年も良いことがいっぱいありますように。



神社には太いしめ縄が飾られていますが、
私は、一昨年までしめ縄をつくっていたと言うと驚かれますか?
(正しくは、しめ縄をなうと言います。)
以下の写真が私のつくったしめ縄です。



しめ縄には前年の稲わらを使い、1mくらいの長さにします。
来年も良いことがありますようにという気持ちをこめてつくっています。
神社のしめ縄と違う形状の細いしめ縄ですが、
(写真でには両端をくっつけ丸くしています)
右から下側に7本5本3本と稲わらを出します。
つまり7・5・3と縁起がよい数字が並んでいます。
また、葉っぱは「うらじろ」(嘘がないこと)と「ゆずりは」(次世代にゆずる)で、
カッコ書きしたような意味があります。

<三>

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