晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

但馬情報 JR西日本:あしたのふるさと「但馬」へ

2016年02月28日 | 但馬情報

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第278回記事(2016年2月29日(月)配信)
 但馬情報 JR西日本:あしたのふるさと「但馬」へ
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 毎週平日に通勤のため、京都駅で電車を乗り換えています。
ある時、駅構内の掲示板をふと見ると、何か見慣れたような景色が。
近づいて確かめてみると、兵庫県但馬地方の名所の写真でした。
旧出石町の雪降る中の辰鼓楼、新温泉町の泰運寺のしだれ柳、朝来市の竹田城などなど、
どれも但馬出身者にとっては懐かしい写真ばかりでした

 どうも、JR西日本さんの、
特急「きのさき」で あしたのふるさと「但馬」へ
という宣伝キャンペーンの写真ようです。
ただ、その写真はどれもこれもすばらしく、但馬地方の魅力を伝えるのに十分なものでした。
まだまだカニも食べられます、但馬に遊びに来てください。
(一言添えておきますが、私はJR西日本の社員でも関係者でもありませんので。)

その時に撮影した写真です。
①旧出石町の雪降る中の辰鼓楼
 
②新温泉町の泰運寺のしだれ柳
 
③最近大変有名になった朝来市の天空の城竹田城
 
④養父市の天滝。日本一美しい滝との評価もあります。
 
⑤旧城崎町の城崎温泉
 
⑥そして、天然記念物「コウノトリ」

⑦旧竹野町の幻想的な海の洞窟「清龍洞門」

                                                 井上三右衛門

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ものづくり・工場改善 経営改善(4) 「攻めのコントロール管理法」 山口俊之

2016年02月21日 | ものづくり・工場改善 経営改善

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第277回記事(2016年2月22日(月)配信)
 ものづくり・工場改善 経営改善(4) 「攻めのコントロール管理法」 山口俊之
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 今回は山口俊之先生の「攻めのコントロール管理法」という本を紹介します。この本を紹介しようと思った理由は、本の中で指摘されている企業の第3の利益(=コントロール管理利益)について紹介したいと思ったからです。コントロール管理利益とは、製造現場でのいろいろなバラツキを抑えるようにコントロール管理することで得られる企業利益です。

 本の内容を紹介する前に、本の表紙を見てください。

4つの見出しが書いてあります。
 ①利益を増大する
 ②攻めのコントロール管理法
 ③真の実態をITで正確に見える化!
 ④多品種少量生産での見えずらいムリ・ムラ・ムダ・をあぶり出す!!
企業の利益をなぜ増大できるのかを、①から④の順番の逆、つまり④から①の順番に説明していきます。

 ④最近のものづくり企業では、多品種生産・少量生産・短期間生産の傾向が強まっており、生産ラインでの”外乱”が多発していろいろなロスが増大しています。たとえば、多品種生産・少量生産の傾向がますます強まり、段取り替え回数が増加して、段取り替えロスが増大しています。また、顧客からの急な注文により、生産オーダーの順番が急に変更され、オーダー外乱が発生して、段取り替えロスが発生します。
 これらのロスはムダ・ムリ・ムラと密接に関係しているもので、たいへん見えずらいものです。
 ③この見えずらいロスを無くすため(もしくは減らすため)、生産現場で発生しているミクロのデータを、IT(具体的には、POPシステム+ITツール)を使用することで見える化する。
 ②その上で、データを活用しながらPDCAのサイクルを回すことでコントロール管理する。コントロール管理するとは、コントロール目標を決め、現在の実態値を把握してそれをフィードバックし、目標値と実態値の差を縮めるように調整することです。
 ①このコントロール管理により、売上げアップによる利益や、コストダウンによる利益によるものでない、第3の利益(いろいろなバラツキを抑えるように経営資源をコントロールして生み出される利益)を出すことで、企業全体での利益を増大させる。

 以上が、企業の利益の増大のさせ方です。この具体的なコントロール管理として8つのものが提示されており、個別実績原価コントロール管理とか、在庫コントロール管理とか、品質コントロール管理などが挙げられている。確かに、品質コントロール管理では、成り行きによるFコスト値ではなく、コントロール管理でを抑え込まれたFコストにする必要がありことには同感である。

 とにかく、多品種生産・少量生産の中で利益をだすことに苦労されている方にはお薦めの本になります。

                                               井上三右衛門(記)

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神鍋味街道 イタリアン料理 「タベルナ サクハタ」(岩中区)

2016年02月14日 | 神鍋味街道

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第276回記事(2016年2月15日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 神鍋味街道 イタリアン料理 「タベルナ サクハタ」(岩中区)
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最近、表題のお店に興味を持っています。
理由は、料理店なのに「タベルナ」と入っているから。
何かの間違い?フェイスブックをされているので調べてみましたが、分りませんでした。
早速食べに行きましたが、あいにく当日の水曜日は定休日。残念。

イタリアン料理を中心に出されているようです。
食べログのコメント1つには、「お洒落なイタリアン大衆食堂」とありました。
確かにお店の外観はたいへんおしゃれですね。
約2年前に開店されたそうです。
次回に期待したいと思います。

場所は、そうですね、国道312と国道482の交差点近くです。

お店の全体写真


玄関部分の拡大写真


<三>

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経営の本棚(20) 「魂の経営」 古森重隆

2016年02月07日 | 経営の本棚

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第275回記事(2016年2月8日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 経営の本棚(20) 「魂の経営」 古森重隆
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突然車が全く売れなくなってしまったら自動車メーカはどうすればいいのか?
しかもその時あなたが社長だったらどうしますか?

これと同様の事態に陥ったのが、写真フィルム市場の突然の消失という危機に直面した、
富士写真フイルム株式会社の古森重隆社長です。

この本は、その危機をどのように乗り越えられたかを書かれたものです。私はどのように危機を乗り越えられたか興味があり、本が出版されたらぜひ読みたいと考えていました。そして読んでみて納得の内容でした。かつて世界一の写真フィルムメーカだったコダック社は倒産し、富士写真フイルム社は危機を乗り越えて現在も成長が続いています。その差は生じるべくして生じたように思います。

本の内容としては、113pからの「有事に際して経営者がやるべき4つのこと」が大変参考になると思います。4つのこととは、
①読む(情報を収集して状況を読む)
②構想する(これからどうなるか想定し、対応案を構想する。しかも複数案の中から選択。)
③伝える(社員にこれからどこに向かうか伝える)
④実行する(やると決めた事は断固実行する)
です。特に、④の実行するに相当する、本の帯に記載されている
「やるべきことを断固としてやる。」
が重要と思います。(①~④のカッコ書きは井上が追加した説明)

危機への対応。お薦めの一冊です。



(社名や役職は当時のものを用いています。)

                                                   井上三右衛門

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