晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

カフェラテの「玄さん」

2017年06月25日 | 玄さん

昨日は農作業につかれて、夕方は布団の上で寝ていたのですが、
夕闇の中からホトトギスの鳴き声が聞こえてきて、
思わず注意が行ってしまいました。
「ホーホケキョ」が一般的と思っていたのですが・・・

ホーーホケ         と最後のキョが無い未完成パターン、
ホーーーホーーケキョ    と極端に長いパターン
ホホケキョ         と極端に短いパターン
ホケキョホケキョ      と連呼しているように思えるパターン
その他のパターンもありますが書ききれません。

最後には、「ホーホケキョ」を聞かせてもらいました。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第343回記事(2017年6月26日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 カフェラテの「玄さん」
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いつもの、「玄さん」の写真です。
上手にできているのでは。



神鍋屋三右衛門

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「食品工場改善入門」 小杉直輝 / ものづくり・工場改善 食品工場

2017年06月18日 | ものづくり・工場改善 食品工場

今日18日は神鍋高原マラソンの日で、神鍋高原は、
全国から集まったマラソンランナー一色に染まっているのではないでしょうか。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第342回記事(2017年6月19日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 「食品工場改善入門」 小杉直輝 / ものづくり・工場改善 食品工場
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はじめに
前回ご紹介した、弘中泰雅先生の本が、食品工場の生産性改善への熱き思いが前面に押し出された本ならば、
今回ご紹介する小杉直輝先生の本は、食品工場の生産性改善への強い強い思いは内に秘めて、
論理的かつ具体的に食品工場の改善について書かれた本と思います。
それだけに、内容を具体的に把握しすれば、食品工場の改善に対する実力が格段にアップするのでは。

私のおすすめどころ
本のサブタイトルが、「金をかけずにすぐできる!」となっているように、
金をかけないで改善する方法が多数記載されています。
その中で、この本の私のおすすめポイントとして2点挙げたいと思います。
①作業の改善の着眼点
著書の小杉先生は、食品工場の作業の改善の切り口を、
 トヨタ生産方式における7つのムダ
 小杉先生独自の改善の着眼点
 動作経済の原則
の3つから記載されている。7つのムダと動作経済の原則は良く知られているので、小杉先生独自の改善の着眼点が記載されている
 22p~28pや
 図2-2 作業の構成と作業改善着眼点図
が大変参考になると思います。
②洗浄を含む切り替え作業の改善(155p~)
食品工場に固有の課題が、切り替え(段取り替え)作業の場合に、前の製品の残渣をきれいに洗浄することです。
その切り替え作業の改善のポイントである、
 ・ながら洗浄の利用
 ・難洗浄作業を無くす
 ・洗浄面積を広げない
などが、改善着眼点図として図9-13に示されています。

                                       井上 直久

以下、目次とデータです
目次
第1章 改善の進め方
第2章 ムダの見つけ方
第3章 具体的改善事例
第4章 人偏のついた自動化
第5章 倉庫は諸悪を隠すムダの根源
第6章 不要作業の見つけ方と改善事例
第7章 改善事例その2
第8章 食品の製造と標準作業
第9章 多品種少量を成功させる

データ
タイトル:食品工場改善入門
著 者 :小杉直輝
出版社 :水産タイムズ社
出版年 :平成11年(ということは18年前ですが、古さは全く感じませんでした)
ページ数:211p
外 観 :



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四季の花 我が家の九輪草 2017

2017年06月11日 | 四季の花 我が家の九輪草

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第341回記事(2017年6月12日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 四季の花 我が家の九輪草 2017
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今年も九輪草が咲いてくれました。
九輪草は兵庫県・京都府の「絶滅危惧種」に指定されていますが、
我が家では「超絶滅危惧種」に指定しています。
とにかく、私には、この花の咲き方が面白く、花を見るとほっとします。

少し遠くから見ると


近づいてみると


神鍋 三右衛門

2011年の最盛期の九輪草の群落の写真はこちら

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「大観静思」 斎藤隆夫 / 経営の一言

2017年06月04日 | 経営の一言

はじめに
 最近の国会で「共謀罪」の議論がされています。
 こんな時に私が思い出すのは、下記でご紹介する斎藤隆夫先生です。
 斎藤先生の考え方の特徴を表した「大観静思」は、
 現在の経営者の参考になると考え、ご紹介したいと思います。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第340回記事(2017年6月5日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
 「大観静思」 斎藤隆夫 / 経営の一言
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言葉の意味
 「大観静思」この言葉を見ただけで、私は好きになってしまいました。
 しかし、調べてみても明確な定義は出てきませんでした。
 そのため、
 変化の激しい世の中において、小さな変化ではなく、今後の大きな変化を大局的に観て、
 今後の対応・実効策を静かに思い描く
 という意味だと勝手に解釈させてもらっています。

斎藤隆夫先生について
 旧但馬の国、現在の兵庫県豊岡市出石町中村生まれ。
 学びたいとの一心から、東京まで徒歩で上京され、厳しい弁護士試験に合格。
 その後、37年間国会議員をされていました。
 2・26事件直後の国会での1時間25分に及ぶ「粛軍演説」(軍は政治に関与するなという演説)は有名。
 その後の演説でついに国会議員を除名。(まさに、「命がけの咆哮」です。)

「大観静思」の額が飾られている、静思堂について
 先生の生まれ故郷の豊岡市出石町中村に斎藤隆夫記念館静思堂として存在します。
 
 評論家の草柳大蔵先生を主唱者として、
 「自分を見つける空間」
 として造られています。
 
 特に、講堂のような広い部屋から白い枯山水の広い庭を見ることができ、
 一人だけで「静思」するには適切な場所となっています。 
 入り口には、斎藤隆夫先生の銅像もあります。
 

 井上 直久

PS
斎藤隆夫先生が活躍されたのは、第二次世界大戦前後ですので、お名前を知らない方も多いと思います。
しかし、京都新聞でこの記事を書いた直後に、お名前を見つけてしまいました!
それは、6月11日の地域関係の記事で元首相芦田均先生に関する記念講演会の記事です。

「日中戦争を批判して議員を除名された斎藤隆夫を擁護した・・・」

福知山とは地域的にも近いのでなにかと交流があったのかもしれませんね。

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