晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

四季の花 我が家のクレマチス ①

2014年06月22日 | 四季の花 我が家のクレマチス

第198回記事(2014年6月23日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定

実は私はクレマチス(テッセンとかカザグルマとか言う場合もあります。正しくはないのですが。)のファンで、京都のマンションのベランダにはいくつものクレマチスの鉢を置いていました。
HFヤングという紫色の大きな花が多数咲いている様子をみたことがファンになったきっかけです。
しかし、マンションのベランダに鉢植えで置いておくと、年々花の大きさが小さくなり、花の数も少なくなってきて、クレマチス自体が弱ってきているようで、思い切って実家の敷地内に地植する植え替えをしました。

今までの「四季の花」では、
実家の敷地や隣接地で咲いている、出来る限り園芸品種ではない花を紹介してきました。園芸品種は出来る限り避けてきたのです。
今回から、この「我が家のクレマチス」の欄では、地植したことで(九輪草より先に)見事に復活した9株のクレマチスの花を見ていただこうかと思います。
ただ、購入したのがだいぶ前で、紹介する花の品種が分からないのが残念です。

薄いピンクの大輪の花です。
Photo

 参考 
兵庫県豊岡市では旧出石町魚町の本覚寺(テッセン寺)が有名で、
約450種類ものテッセンが咲き誇るとのことです。
うわさには聞いているのですが、一度も行った事がなく、ぜひ一度行ってみたいところです。
花は、6月末が限度でしょうか。(四季咲きでない場合)

<三>

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経営の本棚 ⑧ 「無印良品は仕組みが9割」 松井忠三

2014年06月15日 | 経営の本棚

第197回記事(2014年6月16日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定

井上三郎右衛門@晴耕雨読です。

いよいよブラジルワールドカップが開幕しました。
日本チームには頑張ってほしいですね。
そして、ちょうど今、コートジボアール戦で本田選手が1点入れたところです。
私もこれから頑張って記事を書いていこうとしています。

はじめに
今回紹介する本は、良品計画会長の松井忠三さんが書かれた、
「無印良品は仕組みが9割」です。
本の出版は2013年度と比較的新しいのですが、2000年ごろからの良品計画(無印良品の会社名)の苦境をどのようにして脱出されたかが書かれています。
方法は、「仕組み」をつくることによってですが、その多くの割合の部分は「MUJIGRAM」というマニュアルをつくることです。その自社のノウハウともいえるマニュアルが一部公開されていますが、わざわざ公開してまでこの本を書かれたのは、
一つ目が「日本の経済を元気にしたい」、
二つ目が「「仕組みを大切にする考え方」は働くうえで大いに役に立つ」、
と考えられたからです。

Photo

データ
 
1400円(税別)
 角川書店
 221p

内容
 本のタイトルを私の理解した範囲でもう少し噛み砕いてみると、
 「無駄な努力をやめさせて、会社などの成果に繋がる仕組みをつくることが大切」
 という内容でしょうか。

 ”はじめに”の2pに次のような記載があります。経済状況が厳しい中で、努力に努力を重ねているビジネス・パースンがたくさんいます。しかし、そのような「努力」が、正しく「成果」に結びついていないケースが多いように感じています。私も同じように感じています。

 その状態からどうしたら脱出できるのか。それが仕組みつくりです。

 仕組みをつくればどのような好循環のサイクルが回るのかは109pに、仕組みをつくるメリットは75pにまとめられています。この部分だけでも読んで理解されるのが良いのではと思います。
 また、仕組みをつくることで実行力を大幅に上げることも非常に大切だと書かれていると理解しました。

 私は、マニュアルをつくることで業績を回復できるのか?仕組みをつくるだけで会社が良い方向に向かうのだろうか?といった疑問を持っていましたが、読んで納得できる内容でした。そのことは、最近の良品計画さんの業績の好調さ(売り上げが2013年度は2000臆を初めて上回った)からも納得できる内容でした。

 会社の中に仕組みをつくっていきましょ。

目次
 (章のサブタイトルがポイントをよく表しています。そのため、わざわざサブタイトルまで記載しました。サブタイトルの意味をよく理解いただければと思います。)
 はじめに 努力を成果に直結させる
 序章   なぜ無印良品には”2000ページのマニュアル”があるのか
       ――「標準」なければ「改善」なし
 1章   売上げとモチベーションが「V字回復する」仕組み
       ――「人を変える」のではなく「仕組みをつくる」
 2章   決まったことを、決まったとおり、キチンとやる
       ――「経験」と「感」を排除せよ
 3章   会社を強くするための「シンプルで、簡単なこと」
       ――「他者」と「他社」から学ぶ
 4章   この仕組みで、「生産性が3倍にできる」
       ――「むくわれない努力」をなくす方法
 5章   自分の仕事を「仕組み化する力」をつくろう
       ――「基本」があれば「応用」ができる

<三>

追記
2014年6月22日(日)のがっちりマンデーに松井会長が出演されていました。
本を読んだ後でさらにTVでの説明を見たので、たいへんよく理解できました。

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四季の花 我が家の九輪草 2014年

2014年06月08日 | 四季の花 我が家の九輪草

第196回記事(2014年6月9日(月)発行)・・・・・毎週月曜日発行予定

今回は、我が家の遺産の「九輪草」の群生の復活の決意表明になります。

 今月の末には群馬県の富岡製糸場の世界遺産への登録が決まるのではないかと期待しています。富岡製糸場は現在は富岡市の所有ですが、16年もの長い間「片倉工業」さんが所有されていました。私は趣味の関係で約30年前から「片倉工業」さんの存在自体はを多少知っていましたが、年間約1億円もの費用を投じて保存をされてきたと新聞報道で知りました。片倉工業さんの売り上げを調べると約500億。この売り上げの中から保存の費用を出すことに、特に取締役会などで、反対意見も出たのではないかと思います。会社は利益を上げて”なんぼ”のものですから。また、繊維産業が廃れていくなかで、その中で保存をされてきたことは敬服の念を抱かざるを得ません。

 話は変わって、我が家にも残しておきたいいくつかのもの(遺産)があります。そのひとつが、家の北側の蔵と農業用水路の間に咲いている「九輪草」の群生です。「九輪草」はサクラソウの一種で、湿度を好むようです。しかし、九輪草は兵庫県の絶滅危惧種に指定されており、現在は減っているようです。かつての様子(2011年、2012年)は、カテゴリーの「四季の花 我が家の九輪草」を見ていただけると分かるのですが、素晴らしい群生でした。

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 ところが今年は全体では一株しか花が咲かない状態で、群生が消滅していました。
残念!!!

20145_2
花が咲いた一株(花は既に萎みかけです)(後ろは池になっています)

20145_3
かつて群生があった場所。何も残っていないと思いながら調べると、

Photo
3株ほど残っていました。でもとっても小さい。というより”ひ弱い”感じ。

 この様子を見て、これからは、これらの株を大きくして再度九輪草の群生になるようにします。そんな決意をしました。

九輪草の群生を復活させるぞ!!

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神鍋味街道 ⑫ お食事処 かんなべ【栗栖野区】 

2014年06月01日 | 神鍋味街道

第195回記事(2014年6月2日(月)発行)・・・・・毎週月曜日発行予定

今週末は神鍋高原に帰省していましたが、大変疲れました。
むしろ、疲れ果てたと言った方が正しいです。
全国的な高温状態のためでしょうか。

さて、今日は、久しぶりの神鍋味街道の記事になります。
理由は、よくよく考えると一番分かりやすい処を書き落としていたことに気がつきました。
道の駅 神鍋高原の中にある、「お食事処 かんなべ」です。
昔は食べに行ったことがあったのですが、最近は・・・。
食べに行く機会があれば、メニュー内容なども追記したいと思います。
道の駅の隣なので、場所がよく分かり、駐車台数も多いので入りやすいです。

Photo

玄関では、「玄さん」がお出迎えです。

定休日:無し(年中無休)
開店時間:10:00~18:00(10月~4月)、10:00~19:00(5月~9月)
料理:十戸の虹鱒のフライ定食
   鹿肉のロースかつ定食(すごい。ジビエ(野生の鹿を捕獲)料理なのでしょうか)など

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