晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

地蔵湯の玄さん

2015年07月26日 | 玄さん

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第251回記事(2015年7月27日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定

 タイトル 地蔵湯の玄さん
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今回がブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」の251回目の記事になります。
前回は堀場製作所の堀場雅夫さんの訃報があり、(記載内容は既に移動させました)
節目となる250回について何も書かなかったのですが、
約5年間毎週何かの記事を書いていることになります。
継続することが何かの力になるように感じます。
また、企業の経営の視点から考えてみると、企業はゴーイングコンサーンですので、
あくまでも通過点でしかないとも感じます。

今回は、城崎温泉を歩いている途中に見つけた玄さんです。

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ものづくり・工場改善 ムダとり・工場改善⑧ 「改善のやり方が面白いほど身に付く本」 東澤文二

2015年07月19日 | ものづくり・工場改善 ムダとり・改善

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第250回記事(2015年7月20日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定

 タイトル ものづくり・工場改善⑧ ムダとり・工場改善 「改善のやり方が面白いほど身につく本」 東澤文二
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まずこの本に関してお伝えしたい事は、
このジャンルの中にこの本を入れるかどうかでかなり悩みましたが、結論は入れました。
理由は、小さな改善から始めて、だんだん大きな改善へ、そして改革などへ繋がるの一般的であり、そのスタートの小さな改善について書かれた本だからです。

著者の東澤文二さんは、「改善済み提案」で名前を以前から知っており、改善活動のご指導では活躍をされていました、また、現在の工場管理という雑誌へ毎月記事を投稿され、活躍されています。
(但し、最近は改善活動が私の勤めている会社でも低調で、改善活動自体の存続が・・・・といった状態だと思います。)

改善を進める為には、まず誤解をとく必要があると書かれています。また、今回本を読み返してみて、私も誤解していた点があったと思います。まず、その点について。
①誤解1 改善はむずかしい
改善はむずかしくありません、むしろむずかしく考えて過ぎていませんか。(第1章)
②誤解2 改善は自分が楽になるためにするもの
「改善済み提案」の前の提案制度では、他の人に何かをやってもらう提案が主流でした。
しかし、提案は自分が仕事を楽にするためにするものであり、提案書等の記載でも苦労するべきものではない。(第5章)

これらの誤解=壁を打ち破れば、著者が主張している、改善の成功へのポイントとなる
①キーワード「とりあえず」「ようするに」を使って活動を前に進めるようにし、
②改善にあたり「やめる」「へらす」「かえる」からまず考え、
③「言っ放し」「やりっ放し」「書きっ放し」の3つの「放し」を撲滅し、
④提案カード改め「提案メモ」を簡単に書けるようにすれば、
提案活動はそれなりに活発に行われると確信しました。

提案活動を始められる方や、提案活動で悩まれている方にはお勧めかも知れません。

データ
 出版年:2001年
 出版社:中経出版
 定価:1100円+税
 ページ数:159
 外観:
 

                                                  三郎右衛門

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四季の花 7月 三色の紅葉

2015年07月12日 | 四季の花

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第249回記事(2015年7月13日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定

 タイトル 四季の花 7月 三色の紅葉
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世の中に、一般的には「三色紅葉」なるものはないと思うのですが、
家の敷地内にあるもみじの木の葉の色が、この7月、
枝の根元は「緑」、先に行くと「白」、一番先端では「赤」
と三色が混合となっており、
新品種?とっても珍しい珍種?ではということで家中で話題になっています。
そして、家内はしっかりと(記録いや証拠)写真を撮っていました。

これが「三色の紅葉」の写真です。

分るでしょうか?少し分りにくいですかね。

全体的な写真はこちらになります。確かに3色あるのが分ると思います。


ということで、
なぜこんなことになっているの?
本当に新品種?珍品種?
という調査は今後になります。
(家内が少し調べてくれました。秋に3色に染まる「三色紅葉」なるものが、あるお寺にあるそうです。) 

                                               井上三色紅葉

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経営の本棚⑯ リストラなしの「年輪経営」 塚越 寛

2015年07月05日 | 経営の本棚

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第248回記事(2015年7月6日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定

 タイトル 経営の本棚⑯ リストラなしの「年輪経営」 塚越 寛
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前回のこのコーナでは、
「がんばらない経営」(ケーズホールディング会長 加藤修一著)
を紹介しました。
現代の経営理論の真逆の経営理論・方法のように思いました。

今回も、真逆の経営理論・方法と思われる、
『リストラなしの「年輪経営」』(伊那食品工業会長 塚越 寛著 光文社発行)
を取り上げたいと思います。
トヨタ自動車の豊田社長も最近この「年輪経営」を言われていると、数回新聞記事などで見た記憶があります。

「年輪経営」とは、木の年輪のように毎年少しづつ会社を成長させる経営です。会社の永続を願い、「遠くをはかる」経営を心掛ければ、急激な成長を避け(その後の反動が恐ろしい)、いい時も悪い時も無理をせず、前年より確実に低成長ではあるが成長を目指すことになります。

本の中身を読んでみるとポイントは「バランス」です。それはいろんな点でです。
詳細はこの本を読んでいただけたらお分かりになります。

お勧めの一冊です。

 

最後に2点、本の中に書かれている言葉を参考になるので記載しておきます。
なかな薀蓄(ウンチク)があります。
一つ目は、
 遠きをはかる者は富み
 近くをはかる者は貧す
 (以下省略 二宮尊徳翁の言葉だそうです。)(23p)
二つ目は、
 利益は健康な体から出るウンチである
 (体は会社と読み替えてください。)(40p)

                                                   三郎右衛門

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