晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

道:松下幸之助 / 経営の一言

2019年03月31日 | 経営の一言

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  ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
   
第387回(2019年4月1日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定    
   道
:松下幸之助 / 経営の一言
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先日、大阪府門真市にあるパナソニックミュージアム松下幸之助歴史館に見学に行ってきました。
その見学の中で、松下幸之助翁の出された本の「道をひらく」の中からピックアップされた
「道」に関する言葉にたいへん心惹かれました。ぜひご紹介したいと思います。
経営の言葉というより、人生の言葉になっています。

井上

 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。狭い時もある。登りもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案に余る時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、しょせんはこの道しかないのではないか。
 あきらめろというのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まずに歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
 他人の道に心うばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道を開くためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
 それがたとえ遠い道のように思えても、休まずに歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。






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「自信」を持て・・・・ :吉田秀雄 / 経営の一言

2019年03月17日 | 経営の一言

前回の記事では、スキージャンプの小林陵侑選手を取り上げました。
その小林選手がW杯総合優勝を成し遂げられました、おめでとうございます。

たまたまTVを見ていたら、小林選手の弟の方(高校生)が出ておられて、
冬のシーズンの3カ月はずっと遠征続きで、すごいなあと思ってみていました。
スゴイ選手やスゴイ高校はそこまでされているのですね。
(私の場合は、小学校の同級生がスキー一本に集中している中で、
一人それとは反対にスキーは捨ててしまって、大学受験に集中していたように思います。)

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 第386回(2019年3月18日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
   「自信」を持て・・・・
 :吉田秀雄 / 経営の一言
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「自信」を持て 
自信がないから

君の仕事には迫力も粘りも
そして厚味すらがない


この言葉は、「広告の鬼」と恐れられた元電通社長の吉田秀雄さんの作られた
「鬼十則」の中の八番目の言葉です。
電通の従業員の方が自殺をされたことで、この鬼十則が注目され、
特に五番目の言葉が注目され、電通さんは社員手帳に記載されていた鬼十則の
掲載中止を検討されたそうです(結果については調べていません。)。

この言葉を取り上げたのは、仕事をやった・やり切った結果として
自信が湧いてくるのではないかと思うからです。
やるべきことをやり切っていないことは論外ですし、
少しやったくらいで自信があるように振る舞い見せるのも問題です。
確固たる根拠があるからこそ、
自信が生まれ、迫力生まれが、粘りが生まれ、厚味が生まれると考えます。

井上直久


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こけたら立ちなはれ 立ったら歩きななはれ :後藤清一 / 経営の一言

2019年03月03日 | 経営の一言

2月22日午前7時29分、小惑星「りゅうぐう」に「はやぶさ2」がタッチダウンしました。
大変狭いピンポイントの場所を狙ってのタッチダウンで、
日本国中の持てる技術を結集した結果だったと思います。
めでとうございます。(これからさらに2回のタッチダウンも頑張ってください。)

このタッチダウン成功のニュースを多くの方が、TV等で放送され知られたのでは。
私はその前から関心を持っていて、手帳の22日のところには、
「はやぶさ2 タッチダウン」を書いて、朗報を期待して待っていました。
はやぶさ2が打ち上げられたのは2014年。それ以前からJAXA等の方はいろんな努力を積み重ねられ、
タッチダウン成功につながったと思います。
まさに「ローマは一日にしてならず」で、多くの努力が事前に積み重ねられています。

話は変わって、スキージャンプでは小林陵侑選手ががんばっておられます。
既にW杯11勝。素晴らしいですね。
突然、今シーズンから出てきた選手とお考えの方もおられるかもしれませんが、
私は昨年のオリンピックの時から期待していました。
他の競技の金メダルの話題や、同じジャンプの葛西選手の話題の陰で、
ジャンプのオリンピックの選手の中では一番いい成績をあげておられ、その時から注目していました。
こちらも、事前の多くの努力の積み重ねの上の勝利だと思います。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第385回(2019年3月4日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
   こけたら立ちなはれ 立ったら歩きななはれ
 :後藤清一 / 経営の一言
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前回、経営の一言を色々と調べていると書きましたが、主に調べていたのは松下幸之助翁関係でした。
でもなかなか書きたいと思う言葉に当たらないので、困っていました。
そして考えて考えて分かったのは、私は松下幸之助翁が好きで、なぜ好きになったかの理由でした。

後藤清一さんは、パナソニックの創業者の松下幸之助翁や元三洋電機の創業者の井植歳男翁に
仕え、三洋電機の副社長をされた方ですが、
書かれた本に「こけたら立ちなはれ」という本があり、(たしかPHP文庫にある本です)
この表題の言葉を松下幸之助翁から聞かされたということでした。
いい言葉だなとずっと思い続けていたことが、松下幸之助翁の言葉を探し続けた理由でした。
この言葉を後藤清一さんの言葉としてご紹介したいと思います。

「こけたら立ちなはれ 
立ったら歩きななはれ」

                                      井上直久

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