晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

おばあカフェ / 但馬情報

2024年01月14日 | 但馬情報

正月元旦から能登地方は地震で大変です。
地元のスキー場も雪不足で大変です。

正月くらいは少し華やいだ雰囲気でということで。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」 
   第487回(2024年1月15日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 おばあカフェ / 但馬情報
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正月から少し馬力を出して、
以前から気になっていた新温泉町の湯村温泉の中にある「おばあカフェ」に行ってきました。おばあカフェは株式会社但馬寿というお菓子会社を定年退職した女性の方が中心に対応をされています。但馬寿の親会社は寿製菓というお菓子関係では全国的に有名な会社になります。聞いたところでは、寿製菓の創業者は但馬の出身ということでした。菓子製造業もちゃんと製造業の中に入りますので。

ところが、スマホで営業していることを確認して行ったのですが、正月休みでした。
行ったのは1月3日です。
残念!!



店舗の外観の写真を撮って、むなしく引き上げるしかありません。
ガラス越しに写真を撮るとなぜか影が映り込んで良い写真が撮れません。

↓こちらは顔出し看板
 人生ピークは90歳!!
 反省しないことが元気の秘訣!!

↓こちらはポスター
 ネコになってて何をされているんですかね。
 真ん中にいる若い男性が唖然とした顔をしてますよね。


でも駐車場への帰り道、ここで思い出したのが、
おばあの日めくり枯れんだーの26日の標語。
「したたかに生き抜いてやる」
ということで、


再度、おばあカフェに戻って写真を撮れないかあれこれしていると、
ガラスとカメラのレンズを完全に密着させると影の映り込みが無くなることがわかり、
中の様子を映しました。

店内はところ狭しと
おばあの日めくり枯れんだー
のようなものが貼ってあります。
すごい。すごい。そして、なんの店かまったくわからない。

        このおばあの絵が枯れんだーの表紙 ↑


      ↑この写真が名物の栃おはぎ
                        人気商品だそうです。


こっちはわりかし穏やかで、右側の祠はおばあ開運元気神社だそうです。

ということで、しっかり写真が撮れたので
取材終了
ということで帰ってきました。

おまけの付録
ところが、したたかに生きるといいこともあるのでしょうか、
1月6日にテレビ大阪のおとな旅あるき旅という三田村邦彦さんが出ている番組で、
なんとこのおばあカフェが出てきたのです。山陰のカニを中心にした旅で、しっかり湯村温泉にも寄られていました。
あまりよくないことなのですが、しっかり写真を撮ってしまいました。
おばあの定義は、


右側の背中の人が歌手の丘みどりさん(兵庫県出身)です。


お会いしたかったおばあにもしっかりテレビの中でお会いできました。


井上三右衛門

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鉱石の道 / 但馬情報

2018年05月06日 | 但馬情報

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第367回記事(2018年5月7日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 鉱石の道 / 但馬情報
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前々回の記事でご紹介した日本遺産の中で、
鉱石の道について調べたり撮影した写真が多数ありますので、
今回の記事でご紹介したいと思います。

ーはじめにー
鉱石の道とは、養父市明延の明延鉱山から、朝来市神子畑の神子畑選鉱場を経て、朝来市の生野鉱山に鉱石などが運ばれた道です。
明延鉱山は、かつては錫の算出量では東洋一だったそうで、明延の町はたいそうにぎわっていたそうです。
明延鉱山で掘り出された鉱石は、トンネルの中を走る明神電車(別名1円電車)で神子畑選鉱場に運ばれました。
神子畑選鉱場で材料別に分けられ、錫は純度を上げるために生野鉱山近くの精錬所に馬車等で送られました。
途中に当時としては珍しい、鉄を溶かして作った橋である鋳鉄橋が5つあります。
そして、生野銀山は銀の産出で有名ですのでよくご存知かと思います。

鉱石の道の全体のマップは以下のようになります。道の途中にあるクリックすれば拡大して見れます。




ー明延鉱山ー
坑道の総延長は約550km、面的な広がりは約5平方km、海面下138mまで掘り進めたとのことです。
世谷通洞坑の入り口

明神電車(別名1円電車)

ー神子畑選鉱場ー
わ―スゴイ大きさの選鉱場だったんですね。
余りの広さ大きさにびっくりします。特にシックナーの大きさにはびっくりします。

選鉱場のエリアマップ

選鉱場の全体
シックナー


城のようにも見える選鉱場の一部


ムーセ旧宅(事務所や病院として使用)
この建物の中で選鉱はどのようにするのかビデオを見ることが出来ました。
(大変ですね。)

ー神子畑鋳鉄橋ー
鉄を溶かして作った橋である鋳鉄橋の一つ。神子畑にある神子畑鋳鉄橋。
当時としてはすごい橋だったのでは。


ー羽淵鋳鉄橋ー
鉄を溶かして作った橋である鋳鉄橋の一つ。羽渕にあった羽渕鋳鉄橋。
現在は別の場所に移転して保存されています。


ー生野銀山ー
そして最後に行きつく先がここですね。生野銀山。
(正確にはここに鉱石が運ばれてきたわけではありませんが。)
生野銀山


この先に坑道の入り口があります。

総キロ数約?kmの鉱石の道でした。

井上 直久

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但馬のさくら・桜・サクラ / 但馬情報

2018年04月15日 | 但馬情報

実は・・・・
4月2日の記事を、書いていたのですが、設定が「下書き」のままにしていたため、
1週間公開されていませんでした。
すいません。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第366回記事(2018年4月16日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 但馬のさくら・桜・サクラ / 但馬情報
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上記のような状態とは気が付かずに、さくらが開花したということで浮かれて(?)、
但馬の主要な「さくら」を3か所見て回っていました。
 (1)豊岡市日高町山宮の清滝小学校のさくら
 (2)新温泉町竹田の泰雲寺の枝垂桜
 (3)養父市大屋町樽見の樽見の大ザクラ
どこもたいへん素晴らしかったですよ。
(1)清滝小学校のさくら
清滝小学校のさくらは、樹齢が100年近くなるソメイヨシノで、
数多くの桜の木があり、地元の資産としての保存活動が行われています。
・小学校の校門で


・こんな花です。


・桜の木が延々と連なっている感じです。


・写真の右下にの標柱に「ふるさとの巨樹保存事業」と書いてあります。
左側の標柱には「清滝小学校大正15年卒業」と書いてあります。


(2)泰雲寺のシダレザクラ
・桜の木全体・・・大きいですね。ちなみに後ろ姿が映っているのは家内です。


・別の角度から・・・枝垂れ桜ということがよくわかります。


・個人的にはこれが今日のベストショットかな


・とっても太い幹でした


・データ
西日本一の大きさの枝垂桜と言われています。
県指定の天然記念物です。
樹齢は約250年。
京都の天竜寺から移植されたとのことです。
見物の当日は満開で、かつ風が強いため、枝垂桜の枝が大きく揺れ、花びらが散る様子が素晴らしかったです。

(3)養父市大屋町樽見の樽見の大ザクラ
・桜の木全体・・・大きく枝を広げ風格が感じられます


・こんな花です。桜の花びらはとても小さな花びらでした。


・水平に伸びた長い枝は・・・


・近づくと、樹勢回復のために設置されたジャングルジムと治療の跡が目立ちます


・データ
国指定の天然記念物で、正式名称は「樽見の大ザクラ」です。
ただ、「樽見の大桜」と書かれることが多いようです。
推定樹齢は約1000年、種類はエドヒガンです。
1823年にこの大ザクラを見学した出石藩の儒学者の桜井舟山によって「千櫻」と命名されました。
(上記は但馬検定のテキスト本の記載を採用しています。さくらの見物時に駐車場でいただいた説明パンフレットには桜井石門と千桜と記載されています。)

近年樹勢の衰えが激しいため、周辺の樹木を伐採し、樹勢回復の治療がされており、これからも毎年花を咲かせてくれるよう願望しています。
過去の状態・・・たしかにあまり花が咲いていませんね。

(但馬巨木100選(社団法人兵庫県林業協会発行)より)

井上 直久



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日本遺産 鉱石の道・銀の馬車道 / 但馬情報

2018年04月01日 | 但馬情報

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第365回記事(2018年4月3日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 日本遺産 鉱石の道・銀の馬車道 / 但馬情報
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先日、通勤のJRの電車の中でこんな広告を見つけました。



日本遺産である、鉱石の道と銀の馬車道の広告です。

鉱石の道は、兵庫県養父市大屋町の明延鉱山から、兵庫県朝来市生野町の生野銀山までの、
錫の鉱石を運んだ道です。1円電車で有名な明神電車や、神子畑鋳鉄橋などが途中にあります。
ちなみに、明延鉱山は一時錫の産出量は世界トップクラスでした。
銀の馬車道は、兵庫県朝来市生野町の生野鉱山から、兵庫県姫路市の飾磨港まで、
銀等を運んだ道です。明治時代のまだ播但線が無い時代、馬車での運搬のための今で言う高速道路です。
生野鉱山は銀の鉱山として有名で、もちろんご存知ですよね。

特に鉱石の道については、既に色々な施設の写真を撮っていますので、
資源大国日本のかつての遺産を今後ご紹介できたらと思います。

井上 三右衛門

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但馬検定1級 に合格しました / 但馬情報

2017年11月05日 | 但馬情報

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
 第357回記事(2017年11月6日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 但馬検定1級 に合格しました / 但馬情報
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タイトルに書いたように、但馬検定の1級に合格しました。
合格したことを示すバッチで、1級なので金色です。



地元但馬に住んでいないので、テキスト以外の最新の情報が入りにくく、
試験ではかなり苦しめられました。
例えば、
旧余部橋梁を活用した展望施設に建設されるエレベータの名前は?
松葉ガニ等のカラで土作りをしたお米の名前は?
とかです。

めでたく合格になり、3級と2級を一昨年と昨年合格していますので、
3つの金銀銅の但馬検定バッチがそろいました。



神鍋屋 三右衛門

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