晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

「きんつば」の玄さん

2014年01月26日 | 玄さん

第179回記事(2014年1月27日(月)発行)
(毎週月曜発行予定)

今週は久しぶりの「玄さん」登場です。
写真の左側の「きんつば」の表面に玄さんの顔が少し立体的に描かれています。
ただ、外側の白い皮の厚さに厚いところがあったり薄いところがあったりして、
下のあずき餡が見えないところと見えるところがあり、
わかりずらいのですが。

道の駅「神鍋高原」で売っています。
中に入っている餡がなかなかおいしかったですよ。

Photo

Photo_3


         

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ものづくり・工場改善 見える化 ①本のリスト

2014年01月19日 | ものづくり・工場改善 見える化

第178回記事(2014年1月20日(月)発行)
         (次回1月27日(月)発行予定)

 先週は、ものづくり・工場改善の「5S」の記事を書いて、とりあえずリストに記載した全ての本の紹介が終わりましたので、今週は、ものづくり・工場改善の「見える化」をスタートさせます。

「見える化」は「5S」と比較するとはるかに難しいですね。理由は、
 ①「5S」の各言葉(S)には定義がそれなりにあるが、この言葉の定義が無い
 ②「見える化」以外にも「視える化」「魅える化」などの色々な言葉が使われている
などでしょうか。また、
 ③範囲も製造現場だけでなく、経営・(間接部門を含めた)管理・その他の部門を含んでいる
たとえば、以前紹介しているバランス・スコア・カードは経営の見える化にあたります。

 そのため、まとまりの無い話になりそうですが、以下が考えている本のリストと紹介理由になります。

番号 タイトル(著者:出版社)・・・選択理由
① 見える化(遠藤功:東洋経済新報社)・・・見える化ブームの発信源
② 仕事の見える化(長尾一洋:中経出版)・・・営業関係の見える化
③ よくわかる「見える化」の本(越前行夫:日刊工業新聞社)・・・製造現場の見える化
④ 見える化の基本と実践がよーくわかる本(石川秀人:秀和システム)・・・製造現場などの見える化
⑤ 見える経営(五十嵐瞭:日刊工業新聞)・・・製造現場以外も含む
⑥ 続・可視経営(石橋博史:ダイヤモンド社)・・・製造現場以外も含む
⑦ 経営の見える化(小山昇:中経出版)・・・このブログの別のカテゴリーで紹介済み

 監督・管理・経営、また製造現場・販売・ノーハウの蓄積など、組織的には横方向と縦方向の範囲が広いため、最終回はどの本はこのあたりのことを書いているというマッピングした図を示したいと考えています。

 最後に、「見える化」といっても、それは経営の一つの手段と割り切る・認識すべきと考えます、企業の収益の向上につながってこその「見える化」であると強く思っています。その思いで今後は記事を書いていきます。

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ものづくり・工場改善 5S ⑥山名敏文 ⑦吉原靖彦 

2014年01月12日 | ものづくり・工場改善 5S

第177回記事(2014年1月13日(月)発行)
         (次回1月20日(月)発行予定)

今回は、「ものづくり・工場改善 5S」の6回目7回目になります。
1回目に記載しているリストの中で、既に4冊の本を紹介しましたが、今日紹介する2冊は
「ものづくり・工場改善」のカテゴリーの中で紹介済みなので、コピーを貼るだけにさせていただきます。

さらに色々な本を読み進めており、紹介したい本が数冊出てきていますが、
それらについては後日紹介したいと思います。

次回は、「ものづくり・工場改善 見える化」のカテゴリーを新たに始めたいと思います。

⑥山名敏文
 大不況に勝つ山名式5Sの進め方
 

(2011年7月4日発行)(次回2011年7月11日発行予定)

ものづくり・工場改善の4回目になります。
年間12冊の中の7月の一冊です。

タイトル:大不況に勝つ5Sのすすめ方[実践活用版]
著者:山名敏文(名古屋工業大学卒業、中小企業診断士、中部産業連盟でコンサルタントをされていたようです)
出版社:三修社

ここが読みどころ

 タイトルにある「大不況に勝つ」と「実践」の2つの言葉に惹かれてこの本を購入しました。
 調べてみると、5Sの本には大きく分けて2つのタイプがあるようです。1つ目のタイプは初心者のために豊富に事例写真をいてている。2つ目のタイプが5Sの先にある経営改善を目指すものです。
 この本は、「実践」の言葉にあるように豊富な事例が業種別に写真で紹介されているとともに、「大不況に勝つ」に表わされるように経営改善の方法も記載されています。そのため、この本には両方のタイプが入っています。また、「5Sはやったが経営改善につながっていない」と嘆いている方には、何が間違っているかを示しており、その点でも参考になるのではと思います。

内容:
第1章で5Sに関する5つの間違いが指摘されています。
①5Sの正しい意味(定義)を知らない
②5S運営の仕方が間違っている(組織)
③5S運営の仕方が間違っている(行事)
④5Sの展開を「物」だけと思っている
⑤5Sは常に「進化」が必要なのを知らない
①については、たとえば、整理の定義は「今、必要な物と不必要な物を区分けして、不要な物を処分すること」(太字部分が正しい定義では追加)となっています。
④⑤については、対象が「物」に限定されるわけではなく、会社の状況により、「安全」→「物」→「機械」→「情報」→「仕事」と進化させるべきだと言っています。

ただ、②③の項目に関しては、間違ったものと正しいものが比較されていないため、よく理解できませんでした。

物だけの5Sから次のステージに進めていない方、5Sが経営改善に寄与しておられない会社の方にはたいへん役に立つと思います。

目次:
第1章 利益が出ない原因は?利益が出る5Sと出ない5S
第2章 5Sの対象は企業が置かれている環境で違う
第3章 品質・納期・原価との関係は
第4章 5S活動に有効な道具立て
第5章 業種別の対応の仕方、注意点と良い事例
あとがき

ページ数:166P
価格:2200円
写真
Photo

⑦吉原靖彦
 5Sによるコストダウンの進め方

(2011年10月3日発行)(次回10月10日発行予定)

ものづくり・工場改善の本の紹介も7回目になりました。
今回は、5S関係の2冊目の紹介です。ぜひ本を購入して読んでください。
全体では7冊目です。
年間12冊の中の10月の一冊です。

タイトル:「5S」によるコストダウンの進め方
著者:吉原靖彦(東京都市大学工学部卒業。(社)中部産業連盟参与。主席コンサルタント)
出版社:中経出版

ここが読みどころ(ここがお勧め)
「5S」の本を整理・分類してみると、①実際の5Sのやり方、実施の前後の様子を写真で紹介した本(初歩的、基本的)②より高度な5Sのやり方などを紹介した本(応用的)に分かれると思いますが、この本は後者の部類です。「5S」を実施しているが会社としての成果が出ていない会社の方にお勧めの本で、サブタイトルには「成果を追求を徹底し、習慣化することで確実にコストダウンに結びつきます!」とあります。
本の中では、特に、本の最後についている切抜きのページ(5Sからコストダウンへの繋げ方説明が入っている)は有効かつ参考になります。

内容
43p、45p、47p及び最後についている切抜きのページに記載されている、
 5Sの展開(ホップ)
  ⇒経営資源4Mの質の向上(ステップ)
   ⇒PQCDのレベルアップ(ジャンプ)
    ⇒コストダウン(労務費、材料費、経費の削減)
の流れを図で理解ください。形の5Sではなく、コストダウンという成果を強く追求する中で、徹底・習慣化の5Sにすることで、成果が必ず上がります。
また、コストダウンも、労務費狙いなのか、材料費狙いなのか、経費狙いなのか目標項目を明確にした活動が大切です。
最後に、4Mの質の向上がコストダウンにつながるところの説明・事例が少なく、読者の一人として、この点は理解ができなかった点を付け加えておきます。

目次
 序章 今こそ5S活動で差をつける
 第1章 5Sなくして改善の成果は上がらない
 第2章 逆風でも利益を生む5Sによるコストダウン
 第3章 コストダウン活動の基本を押さえる
 第4章 コストダウンに直結する5S実践法
 第5章 コストダウンをめざす5S導入法
 第6章 躾で5Sを強化・維持する

ページ数:173p
価格:1400円

概観
Photo_2 ほぼA5の大きさです。

井上
 

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2014年のはじめに 餅花

2014年01月05日 | はじめに

第176回記事(2014年1月6日(月)配信)

あけましておめでとうございます。
2014年が始まりました。
元旦は比較的穏やかな天候で、久しぶりに初詣に行ってきました。
行った先は、日本唯一のお菓子の神社である「中嶋神社」(豊岡市三宅)です。
今年も、「ものづくり・工場改善」関係の記事を書いていきたいと考えています。

年の始めということで、縁起の良いものなどを載せたいと考え、
お寺さんに正月の挨拶に伺った時に、「餅花」の写真を撮ってきました。
花が咲いているようで、きれいですね。

2014

餅花は地方によっては花餅とも言われているそうで、
木(お菓子の楊枝に使用されている、良い匂いがにある黒文字の木を主に使用)に、
白・薄い赤・赤色の餅を付け、まるで花が咲いているようになっています。
今年の五穀豊穣を願って飾りますので、いっぱい餅をつけるのが良いそうです。
収穫量が天候に左右され昔の人の思いが強く感じられます。

井上

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