三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

「美術」が泣くイルミネーション

2009年12月11日 | 2009年
クリスマスが近づき、
あちこちの街路樹や生垣が
イルミネーションで飾られるようになりました。

先日、上野公園で「古代ローマ帝国の遺産」と
「聖地ポタラ宮と天空の至宝 チベット」を見た後、
国立西洋美術館の隣のカフェで休憩しました。

日が沈み、そろそろ帰ろうかと外に出てみると
イルミネーションの洪水。

正面の東京文化会館の生垣は黄色味を帯びたイルミネーション。
手前の西洋美術館の高めの生垣は緑色です。

最近は白色や青色が多いのですが、ここは緑色。
それが何とも品がない色なのです。

西洋美術館の前には、
洒落たオーナメントが下がるクリスマスツリーがありましたが、
派手な緑の光の前にすっかり埋没しています。

この統一感のない光のデコレーションは
各エリアを管轄する役所の担当者が
それぞれの趣味で色や配置を決めたのではないかと思います。

センスの無さは驚くばかり。
「美術館」といっても、
美的センスが発揮されているのは館内だけのようです。

いずれにしても、1日も早く撤去することを提案します。
控えめな飾り付けのクリスマスツリーが
とても素敵に見えるはずです。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
 地域づくりアドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部代表
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