円形のステージ上では劇団員が何やら演じているようだ。
しばらくすると警察官役の男が俺に向かい手を振った。
視力が悪い俺は彼の顔を見ようと目を凝らすのだけど
視界がぼやけていてハッキリと顔が確認出来ない。
舞台に近づこうと緩やかな階段を降りていくと
いきなりサイレンが鳴りパトライトが回りだした。
黒のTシャツを着たガタイの良いスタッフらしき男に
アナタはここから先へは行けませんので!と叱られる。
席へ戻る俺の背中ごしに「ありがとうございます!」と
大きな声が聞こえたのでもう一度舞台を振り返ると
バイクに乗った革ジャンの男が笑っていた。
今度はハッキリと顔が見えた。
モッチャンこと望月誠人だった、間違いなかった。
モッチャンは照れくさそうに何度もペコペコと頭を下げ
バイクと共に舞台袖へと消えてしまったのだった。
休憩の車中でこんな夢をみた。
目覚めたら妙に悲しくてガッカリして溜め息が漏れた。
煙草に火をつけながらしばらく空を眺めてた。
俺が逢いに行ったのか君が逢いに来たのかわからないけど
あの懐かしい笑顔を思い出すとヤケに切なかった。
モッチャンの人生最期の舞台は最悪のシナリオだったけど
この再会のシナリオも何だかイマイチじゃねぇか?
どうせなら織り姫と彦星に引っかけてとかさ・・・・。
男同士じゃ・・・笑えねぇか。
ところで何かのメッセージだったのかい?
知ってると思うけど俺はまだしつこく唄ってるよ。
そのうち君の故郷へまた逢いに行くからな。
手土産が「585」なら文句ねぇだろ?
内容次第か(笑)。
しばらくすると警察官役の男が俺に向かい手を振った。
視力が悪い俺は彼の顔を見ようと目を凝らすのだけど
視界がぼやけていてハッキリと顔が確認出来ない。
舞台に近づこうと緩やかな階段を降りていくと
いきなりサイレンが鳴りパトライトが回りだした。
黒のTシャツを着たガタイの良いスタッフらしき男に
アナタはここから先へは行けませんので!と叱られる。
席へ戻る俺の背中ごしに「ありがとうございます!」と
大きな声が聞こえたのでもう一度舞台を振り返ると
バイクに乗った革ジャンの男が笑っていた。
今度はハッキリと顔が見えた。
モッチャンこと望月誠人だった、間違いなかった。
モッチャンは照れくさそうに何度もペコペコと頭を下げ
バイクと共に舞台袖へと消えてしまったのだった。
休憩の車中でこんな夢をみた。
目覚めたら妙に悲しくてガッカリして溜め息が漏れた。
煙草に火をつけながらしばらく空を眺めてた。
俺が逢いに行ったのか君が逢いに来たのかわからないけど
あの懐かしい笑顔を思い出すとヤケに切なかった。
モッチャンの人生最期の舞台は最悪のシナリオだったけど
この再会のシナリオも何だかイマイチじゃねぇか?
どうせなら織り姫と彦星に引っかけてとかさ・・・・。
男同士じゃ・・・笑えねぇか。
ところで何かのメッセージだったのかい?
知ってると思うけど俺はまだしつこく唄ってるよ。
そのうち君の故郷へまた逢いに行くからな。
手土産が「585」なら文句ねぇだろ?
内容次第か(笑)。