「咲きました」
百年公園の管理事務所裏にあるホオノキの花。スプーンのような形の丸まった花弁が15センチ位の大きさです。葉の大きさは30~40cmくらいあり、単葉では国内最大級の大きな葉は燃えにくく、良い香りがするので朴葉味噌、朴葉包み焼、朴葉もち、朴葉寿司など、食の分野で利用されています。又、子供の頃の思い出はこの葉に穴をあけ、お面にして遊んだり、葉の主脈、側脈に沿ってちぎり取りヒコーキにして飛ばして遊んだ事でした。この花とても良い香りがします。高いところに有るので花に鼻を持っていくのは無理ですね「ザンネーン!!」
「ハルジオン」
今朝までの雨でハルジオンの花がどれもこの様になりました。花弁が何かの法則で一方向に向かい渦を巻いたように見えます。雨に濡れるとこの様になることを知りませんでした。ハルジオンの花の雨の日対策が分かり、雨のお陰で新しいものを発見した気分です。北アメリカ原産で大正時代に観賞植物として輸入され、東京で栽培したものが野に逃げ出し、戦後急に都市周辺を中心に各地に広がって行きました。シティー派の植物ですね?
「説明中」
雨上がりの公園、雨に洗われた里山、柔らかい緑、明るい緑、鮮やかな緑、本当に豊かな緑葉に包まれた里山。お疲れの皆さん、ここに来てください。何とも言えない活力がわいてきますよ。さて何の「説明中」か次の写真を見て下さい
「揃い踏み」
カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カラスとスズメの間でカスマグサの豆果です。貴方はどこで区切って読みますか?「カラスノ、エンドウ」「スズメノ、エンドウ」か「カラス、ノエンドウ」「スズメ、ノエンドウ」。写真は上から「カラス」「カスマグサ」「スズメ」豆果です。正解は最後にお知らせします。
「オヤブジラミの花」
写真でもわかるように水滴の方が大きく花が大変小さいです。一生懸命に咲いていますね。この花を見る時はルーペが有ると良く分かります。自分用の虫眼鏡(ルーペ)で楽しさ100倍!!かな?
「オトシブミの幼虫」
エゴノキの葉を巻き付けて作られたオトシブミの幼虫なので、エゴツルクビオトシブミだと思います。この幼虫の大きさは1ミリぐらいです。成虫の雄で8mm~9,5mm位です。オトシブミは葉を巻く性質をもったゾウムシの総称です。オトシブミが作る葉の巻物を揺籃(ようらん)と言います。ゆりかごですね。揺籃はお母さんが産卵のために作ります。幼虫の家、食料で、その中で成虫になり出てくるのです。名前の由来は、昔、思いを寄せる人に宛てた恋文を折りたたみ、その人が通りそうな所にそっと落として置く、その恋文が「おとしぶみ」です。恋の成功は意中の人が「落とし文」を拾って読んでくれるかどうかに、かかっています。なんとも奥ゆかしい時代ですね。今ではメールですか?
クイズの正解は 「カラス、ノエンドウ」「スズメ、ノエンドウ」でした。
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