テーマ「冬芽で初笑い」
今年初めての散策会を4年ぶりの会場となる岐阜市畜産センター公園で開催しました。日本列島大寒波で冷え込む中、岐阜市北部の公園も例外では無く、極寒の中での散策会となりました。
それでも参加の皆さんが集まり、挨拶と簡単な説明をして足元に注意しながらスタートです。
賑やかな出迎え
公園入口にあるメタセコイヤの木で賑やかな声がします。5・6羽のツグミが木の実を啄んでいました。
もうすぐ咲きます
雪氷に包まれたジンチョウゲの花芽です。今にもはち切れそうな蕾が、突然の冷え込みにビックリした様な真っ赤になっていました。
防水で完全防御
トチノキの冬芽です。濡れたようにコーティングされた表面が特徴です。触れると指に粘りを感じます。これで寒さや乾燥から芽を守っているのですね。アジサイとイチョウの冬芽も観察しました。
漢字で書くと大亀木
今年の干支ウサギに似た、この姿が愛らしいオオカメノキの冬芽です。中央の丸いのが花芽で、両側にあるのが葉芽です。モコモコの毛羽が芽を守っているのですね。
これには癒されます
オニグルミの冬芽です。この葉痕と冬芽の合体作は少々ずるい気もしますが、これも出会うと嬉しくなる代表的な冬芽です。
凍っても花は花です
ユキヤナギの花が凍って氷花になっていました。ある意味、名前通りの表情で、今日だから見られた画像ですね!
暖かくてウルシー
ヤマハゼの冬芽です。葉痕に多数の維管束痕が見られます。これだけモコモコ毛皮を着た様な状態であれば冬芽も安全な感じがしますね。
カキの実が雪に映えて!
豆柿の実に雪が積もって!今も残っているということは美味しくないのですね。中には大きな種が5個くらい有り、果肉は少なく、渋みが強くて、鳥も食べないほど不味いのでしょうね!
本当に寒い中での冬芽観察となりご苦労様でした。参加していただいた皆様からは、「久しぶりの散策会で来て実際に見ることは楽しかった。」「知っていることの再確認が出来たし、何度見ても良かった。」「知らないことに出会えたことが嬉しい。」などと熱い感想をいただきました。
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