『パリの国連で夢を食う。』川内有緒
作者である「アリオ」が5年半住んで働いた
パリ生活を綴ったノンフィクション。
川内有緒さんは、アメリカの大学院を卒業、
大手シンクタンク勤務を経て31歳でパリの国連機関に勤務。
って、経歴だけみると、すごい上昇志向の
バリバリキャリア女子だな〜、遠い人!と思ってしまう。
が。本人も書いている通り、どちらかと言うと「衝動と行動の人」
だということが、読むとわかります。
おもしろい人である笑
バリキャリコンサル女子のワーカホリック生活から一転、
怒涛の勢いで転職してパリに行って
いきなり住んだのが大通り沿いの「店舗」である。
窓が大きいのは良い住まいの条件ではあるけど、
ショーウィンドウは大きすぎでしょう笑
とにかく、その経歴と中身のギャップがおもしろい。
ベースとなる、国連職員としての5年半の記録もおもしろい。
国連のお役所感も、パリのだいぶ適当で理不尽なことが跋扈する文化も、
とにかくおもしろい。
(他人事だから笑えるんだよなあ…ってくらい理不尽です笑)
そんなパリで生きる多国籍な友人たちとのやりとりも良い。
「パスポート(国籍)をひとつしか持ってないの?」
と驚かれるエピソードなどは、
日本と海外の文化や意識の差が感じられて勉強になります。
この時期にパリ在住の日本人を取材した『パリでメシを食う。』も
併せて読んでみたいと思います。
作者である「アリオ」が5年半住んで働いた
パリ生活を綴ったノンフィクション。
川内有緒さんは、アメリカの大学院を卒業、
大手シンクタンク勤務を経て31歳でパリの国連機関に勤務。
って、経歴だけみると、すごい上昇志向の
バリバリキャリア女子だな〜、遠い人!と思ってしまう。
が。本人も書いている通り、どちらかと言うと「衝動と行動の人」
だということが、読むとわかります。
おもしろい人である笑
バリキャリコンサル女子のワーカホリック生活から一転、
怒涛の勢いで転職してパリに行って
いきなり住んだのが大通り沿いの「店舗」である。
窓が大きいのは良い住まいの条件ではあるけど、
ショーウィンドウは大きすぎでしょう笑
とにかく、その経歴と中身のギャップがおもしろい。
ベースとなる、国連職員としての5年半の記録もおもしろい。
国連のお役所感も、パリのだいぶ適当で理不尽なことが跋扈する文化も、
とにかくおもしろい。
(他人事だから笑えるんだよなあ…ってくらい理不尽です笑)
そんなパリで生きる多国籍な友人たちとのやりとりも良い。
「パスポート(国籍)をひとつしか持ってないの?」
と驚かれるエピソードなどは、
日本と海外の文化や意識の差が感じられて勉強になります。
この時期にパリ在住の日本人を取材した『パリでメシを食う。』も
併せて読んでみたいと思います。