思惟石

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【読書メモ】2013年6月③ ジロリアン3冊

2020-07-21 17:00:30 | 【読書メモ】2013年
<読書メモ 2013年6月③>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
どうでもいいですが、ラーメンで言うとジロリアンよりも
中本派です。
北極で汗かきたい!!
ラーメン屋さんって、この世情だと行きづらいですよね…。
(セブン&アイのカップラーメンを買いだめしました)

『王妃の館』浅田次郎
華麗なるフランス王朝の話しかと思ったら
日本からのパック旅行の話しででもやっぱりルイ14世も出てきて。
ふたつの時代のストーリーを交錯させるのは浅田次郎方式だけど、
文体はめちゃくちゃ軽くて登場人物もポップで読みやすい。
相変わらず笑わせるし泣かせる。
ニューハーフと警官がくっついたのは意外だなあ。

(ユーモア系の長編作品です。
 ありえない設定だと思いつつ、ぐいぐい読んじゃうんですよね。
 うまいわあ)


『シェエラザード』浅田次郎
相変わらずタイトルと内容の連想がしにくい人だと思う。
メインテーマが「沈没船の引き揚げ」かと思いきや、
そこにまつわる深い話しで。
金塊の引き揚げまで描かないところがお上手だと思う。

(こちらは男の矜持!と、終戦直前の悲劇&謎!
 シリアスにぐいぐい読ませる長編。
 うまいわあ)


『プリズンホテル冬』浅田次郎
4から逆戻りしての3だが、
まだ母親とケンカしていたのか…という印象。
いや、おもしろかったけど。

(プリズンホテルは「夏」が「1」です。
 全4冊、夏秋冬春の順番ね。
 って分かってるはずなのに、
 なぜか「夏(1)」を読んだ後に「春(4)」を読みました。
 私の脳みそ、どうなってんでしょうね…)
コメント
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