~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/9/26(日)「(仮称)信達郷共有林野組合 森林復旧景観事業」説明会④

2021年09月26日 | 議員
引き続き、
「(仮称)信達郷共有林野組合 森林復旧景観事業」説明会の4回目に参加しました。
事業については、①に若干説明しましたが、
大阪府に提出した資料そのままを画像にしたものなので、
わかりにくいし、専門的。
簡単に説明すると、
「泉南市にある山で、以前採石していた場所の跡地の景観がよくないので、よそから残土を運び、埋め立て、そこに植林し、景観をよくする」という事業で、
本来阪南市にはあまり関係のない話なわけですが、
その残土を搬入するにあたり、
●阪南市の生活道路を、毎日142台のトラックが往復走ること
●しかも、時間が子どもたちの登下校の時間と重なり、危険な箇所も多いこと
●残土から出る水は、山中川から男里川に続く川にながされること
などから、問題化しています。

最後の回は、
参加者はグッと減り、10名ほど。
私のように、複数回参加されている方も何人かいらっしゃる感がありました。
私も含め、リピーターのみなさんは、
毎回、真剣に聞いています。

私も、繰り返し聞きながら、
説明者のことばが少しトーンダウンしていると感じるところもあり、
気になりました。

今回最後の説明会の質問・意見(浅井のメモによる)
④19時40分くらい〜20時55分くらい
●計画と同じ時間、ルートで、142台通る「テスト走行」をしてみてほしい。周辺の住民や通行している人への被害の状況を、しっかり見てほしい。
→事前の「テスト走行」は検討する。実際に近い形で、どんな対応をすべきか検討したい。

●説明会の周知は不十分だった。資料もない。情報が行き届くよう、努力すべき。
→資料については、あらためて配布する。配布の方法については各自治会と相談、検討させてほしい。

●車が通る振動などでさまざまな被害があると思うが、補償はしてもらえるのか?
→家屋や道路の調査を行う。補償していく。

●事業の主体と事業の目的は何か?
→事業主体は「共有林野組合」で、目的は「残土を利用した緑の復旧、山なみの景観を取り戻す」こと。

●完成後の予想図がないが?
→次回には用意する。

●山中川の水利組合だが、協議はしているか?
→今後、進める

搬入する残土が安全かどうかのチェックは、どんな方法でするのか?
→搬出時と搬入時のダブルチェックを行う。大阪府にもチェックをしてもらう。

事業終了後はどうなるのか?
→共有林野組合が管理する 

●1日10tトラック142台が往復したら、道路が傷んだり、家屋に被害があったりすると思うが、請求したら賠償してくれるのか?人身事故の可能性もかなり高いと思うが、補償はしてもらえるのか?
→請求には、応える。

●補償する、検討する、協議する、次回準備する、など安易な回答が多く、信頼できない。簡単に「できる」とは言えないことに安易には答えられないのでは?
次回、ぜひしっかり対応してもらいたい。

9時までに撤収ということで、
時間切れでした。

2日間を通じて、
●準備不足
●資料がないなど、説明会への誠意がない
●質問に対しても、たしかに安易な感じがした
などなど、4回の説明会の中で、私が感じたことです。

「次回」ということばも、
ちょっと虚しく聞こえました。

いただいた資料(の紙)は、
4回分4枚。


「次回」は、
わかりやすい資料、阪南市を通らないルート、阪南市の川も汚さない計画として、
開催していただきたいです。

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