「厚生文教常任委員会」でした。
議案は、条例の改正など議論の余地のないものがほとんどだったので、
指定管理は、「市の事業」を代わりに運営させてもらうわけなのですが、
議案は、条例の改正など議論の余地のないものがほとんどだったので、
とくに質疑もなく終わりました。
「その他」案件の
●阪南市民病院の次期指定管理者の選定について
●「たんぽぽ園」の児童発達支援の定員の変更について
は、意見として言いたいことがあったので、意見を言わせていただきました。
指定管理は、「市の事業」を代わりに運営させてもらうわけなのですが、
市や市民にとって、現指定管理者による業務がどうなのか、という評価が1番なわけで、
それで、
●現状維持
●不備またはさらに求めたいことを明示したうえで、改善されるかどうか
●市にとっても市民にとっても、ここは管理者が代わることが必要
といったことを判断していくことが大事です。
選定委員には、
いい提案があったとしても、
それが今、阪南市に必要か、という判斷が求められます。
だから、選定委員には、阪南市の現状がよくわかっている方々が選ばれてほしいとも思います。
以前、指定管理者選定委員の経験がありますが、
応募団体は、魅力ある提案をしてきます。
そんな風になったらいいなあと思いますが、阪南市民に馴染みのない団体が、
新しいことをしようとしてもなかなか浸透していかないのは当然で、
結局、魅力ある提案が生かされないこともあるわけで、
事業者にとっても市民にとっても失望する結果になりかねません。
指定管理に関わるさまざまな事務事業も、事業委託で行われることも多くなっていますが、
大手の手慣れた事業者に委託して、
どこの町にも通用するような作業で大切な事業が決まっていくようなことにならないよう、
市にはしっかり取り組んでいただきたいと思います。
来週11日12日は予算委員会です。
私は今回は委員ではないので、
傍聴させていただきます。