しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

色づいたラズベリー。(12/16*土)

2006-12-16 | 家庭菜園大好き!
山の畑に行くとラズベリーが色づいていました。
遅くに咲いた花がやっと今頃、赤くなったのです。

一粒口にいれると
薄い味でしたが確かにラズベリーの味!
(そりゃあ、そうでしょう:笑)

イチゴの仲間は、色でずいぶん印象を良くしていますね。
畑で見つけたときはうれしかったです。
何だか季節外れですが、やっぱり形も色もかわいい果実です。

干し大根。(12/15*金)

2006-12-15 | 家庭菜園大好き!
今、家の玄関でブラブラぶら下がっているのは大根です。
初めての干し大根作り。何故かって、山の畑で無農薬で作っていると
今までは、虫に全部食べられて消えていたんです。
今年は畝を3箇所使って作ったので虫も分散したのでしょうか?
大根がいっちょまえに出来たのです!
山の渓流で大根をピカピカに洗って持ち帰りました。

毎日の楽しみは、その大根が干されていくのを
さわって変化を楽しんでいくことです。
大根の頭としっぽがくっついたら漬け頃かな。
風に吹かれてしわしわになっていくのが面白~い!

昨日と今日は、二日間にわたって教えに行っている
デザイン学校の卒業制作の審査の日でした。
毎年、この日を境にこの一年が慌ただしく過ぎていくのです。

ヒメツルソバの花。(12/14*木)

2006-12-14 | 植物大好き!
畑に行くと咲いていたヒメツルソバの花。
ピンク色のボンボンのようで可愛らしい花です。
花が少ない季節なので、このピンク色が目を惹きます。

他の家のお庭でも見かけたことがありますが
自分の畑に咲くとは思っていませんでした。

ヒマラヤ原産で、暖かい地方では1年中花を咲かせるらしい。
金沢では、この季節が最後かもしれません。
種を落としながら咲き続ける逞しい花でもあります。

よく近づいて小さな花を見れば、
そばの花に少し似ているような気もしますが
こちらはタデ科の植物のようです。
一度聞いたら、覚えてしまうような花の名ですね。

大根寿司作り。(12/13*水)

2006-12-13 | 食べもの大好き!
先日、お知り合いから土付きの大きな大根をいただいた。
なんて美味しそうな大根!さぁ、大根寿司を作るぞ!
冬になって大根が甘くなる頃に毎年作る『大根寿司』。
関西出身の友人が「大根寿司を作ってみたい!」と
言っていたのを思い出してさっそく電話。
大根寿司は金沢の郷土料理。
塩漬けにした大根を、麹とニシンで漬け込んだもの。
ご飯のおかずに酒のつまみにぴったり!

さっそく塩漬けにした大根を持ちより、二人で漬け込み作業。
用意した材料は、4%に塩漬けした大根・
麹(炊きたてのご飯とお湯と麹を混ぜて甘く発酵させる)・
人参・昆布・柚子・赤唐辛子・身欠ニシン(一晩米のとぎ汁に漬ける)
友人が持参した、スモークサーモン。
それを交互に樽に並べながら入れていく。
あとは重石をして4、5日後には出来上がり!!
美味しさのコツは素材の新鮮さと麹の甘味。
麹を甘く発酵させることができたら成功したと思っていい。
『美味しくなりますように!』と呪文もしっかり忘れずにね。

デコポン。(12/12*火)

2006-12-12 | 食べもの大好き!
今年も大きなデコポンをいただきました。
名前は何だか笑えますね。
でもその名のようにポンとおでこが出ています。
果実のこの形がいつも不思議だなぁ!と思います。

そう思って、こうして並べてみると
なかなか個性的で面白い。
よく見ると1個づつ形が違っています。

この季節、何だか気になる果実です。
食べると薄い皮に、酸味が利いた味で
もう少し置くと甘くなるのかもしれません。
でも我が家では、きっと我慢できずに
甘くなる前に姿を消してしまうのでしょう!

山の風景。(12/11*月)

2006-12-11 | 自然大好き!
朝、歩いていてとてもきれいだと思ったのは
遠くに見える山々の風景でした。

もううっすらと雪化粧しています。
横筋の雲の模様と連なる山々。
静かなブルーの世界です。

都会に住んでいるときにはいつも
遠くに思わず山々を捜してみるのですが
どこにも山の姿はありませんでした。
山が見える風景は何故かホッとする安心感があります。

今日はメジロの群れがにぎやかに
サザンカの蜜を吸いに来ていました。
カラの群れが木々を飛び回り移動していました。
明るいブルーの背中をキラキラ輝かせながら
川面を飛んでいったのはカワセミでした。

畑のブロッコリー。(12/10*日)

2006-12-10 | 生き物大好き!
ブロッコリーネタ第二弾です。

家の近くの家庭菜園。
今月中に片付けるつもりがまだそのまま。
ブロッコリーの一つに花が咲き始めたので
菜の花の代わりにおひたしにするのに摘みました。

よく見ると寒さの中で必死にしがみついている虫2匹。
ミツバチと青虫です。あとの人の畑はきれいに整地されているので
ここが最後の砦のようです。気温が低すぎるのか動こうともしません。
もしかしたら、このまま動けないままなのかも。
それも厳しい自然の摂理ですね。

ブロッコリーとクモ。(12/9*土)

2006-12-09 | 自然大好き!
先日、生協からブロッコリーが届いたのを何気なく見たら
ビニール袋の中で何かうごめいていました。よく見るとクモらしい。
密封してあったので、このままでは死んでしまう!
と思って急いで袋を開けました。
中から出て来たのは、まるでタコ踊りをしているような模様のクモ!
陽気で不思議な模様です。ヒメグモの仲間でしょうか。

時々、素早く歩いたかと思ったら
急にとまってフリーズ状態。
これを何回か繰り返すのを見ていましたが
写真を撮らせてもらって最後はお庭に放してあげました。

虫のついてる野菜は好きです!
薬を使っていないことが実証されているから。
家庭菜園をしていると、いつの間にか虫たちは
隣人のような存在になってくるのです。

ジョロウグモ、母の愛。(12/8*金)

2006-12-08 | 生き物大好き!
お母さんグモは卵のうを桜の木に産みつけて
卵を守り続けていたのでしょうか。
そんな姿のまま風に吹かれて
触っても、もう動きませんでした。
冬になる前に消えてしまう命。
あんなに大きかったお腹は
卵を産んでぺっしゃんこ。
何だか、とても感動的な姿でした・・。

最近の人間界では子どもを死に追いやる親も出て来ていますが
次の世代のために命を懸けることは
こんな虫でさえ、当たり前のようにやってのけています。

メタセコイアの木。(12/7*木)

2006-12-07 | 自然大好き!
いつの頃からか、ちょっと気になる木がこの木です。
見つけると思わず立ち止まって見上げてしまいます。
空に向って背を伸ばし、スクッと立っている姿は
何だか見ていて気持ちがいい。樹形もなかなかステキです。
メタセコイアという名もちょっと変わった名ですよね。
別名アケボノスギともいわれ中国原産。

山でメタセコイアがたくさん立っている場所を見つけました。
独特の茶色に染まって、空のブルーと何だかお似合い。
もうすぐすると葉はみんな落ちてしまいます。
茶色がこれほど美しく伝わってくることも私にとっては珍しく、
それもこの木が好きな理由のひとつかもしれません。

十月桜。(12/6*水)

2006-12-06 | 植物大好き!
今日の金沢は晴天。この青空をどうしましょ?というほどの空の色。
山へ行くと、誰もがそう思ったらしくウォーキングする人、
高校生のクラブのランニング、ツーリングする人と驚くほど人が多い!
極めつけは熊避け用の鈴を大きく鳴らして歩く老夫婦。
もう熊は冬眠に入ったと思うけどなぁ!
野鳥の声もかき消されてしまうので、鳥見はあきらめて
前々から行こうと思っていたお花見をすることにした。

去年、偶然見つけたこの桜。
てっきり寒桜だと思っていたのですが
公園の事務所の人に聞いたところ「十月桜」だということ。
花弁が八重で、全体のつぼみの3分の1が10月頃から咲き、
残りの3分の2は春に咲き2回楽しめるというすぐれもの。
偶然にも、去年も同じ日にブログに出していたので驚き!
12月8日はむずむず桜に会いたくなる日なの?

あまり知る人もいないらしくひとりじめのお花見。
何だかこれから冬になるとは思えない花の色。
桜を思いきり楽しんだあとは、
広い公園の樹木を楽しみました。

落ちていた翼。(12/5*火)

2006-12-05 | 野鳥大好き!
先日、いつものように自分のフィールドの川縁を歩いていると
道に変なものが落ちていました。よく見ると鳥の翼のようです。
ちょうど肩からもぎ取られた感じです。

翼の持ち主はこの辺りでよく鳴いているウグイスでしょうか?
犯人はもしかしたらモズ?
モズも時々このあたりで姿を見かけます。ウグイスは
薮に上手に隠れている鳥ですが狙われてしまったかな。

そういえばここと違う場所でも
首から上だけの野鳥の頭を見たことがあります。
こちらは写真に写すのに抵抗があって写しませんでしたが
それもウグイスの仲間のようでした。

人の知らぬ間にも
自然の中では生きるのに精一杯のドラマが
毎日のように繰りひろがれているんでしょうね。

冬鳥たちの季節。(12/4*月)

2006-12-04 | 野鳥大好き!
いつもの道を散歩すると、土曜日に2羽見かけたユリカモメが
今朝は39羽いました。そのうちの7羽が橋の欄干にとまっています。

川にはいつものカルガモ、コサギ、アオサギ、
カワアイサ、ハクセキレイ、トビたちがいます。

山道を登ると、目の前の木から鳥の群れが飛び立ちました。
何だろうと立ち止まると、その群れはイイギリの木に止まりました。
双眼鏡で覗くとイカルの群れでした。
見ているとイイギリの赤い実を食べ出しました。
イイギリの実は鳥たちにあまり好かれず
冬の最後に食べるものがなくなったら食べる実だと
何かの本に書いてありましたが、このイカルたちは
よほどお腹をすかせていたのでしょうか。

イカルたちが去ってさらに山道を登ると
今度はウソの声が聞こえて来ました。
フィーフィーという優しい声です。
またしても立ち止まると、近くの薮に降り立ったようです。
よく見ると先日見たアカウソの♂が3羽と♀1羽が見えました。
しきりに食べているのはミズヒキの種のようです。
全部で8羽の群れでした。

見晴らしのいい場所に立つと
鳥の群れが空を旋回しているのが見えました。
こっちに来ないかな!と待ってみましたが
姿が消えてしまいました、残念!
先日の紅葉が裸の木々になろうとしています。

葉っぱを落とした裸の木々は、野鳥を見やすくしてくれます。
これからが一番バードウォッチングしやすい季節かもしれません。
チョウや虫たちが消えて静まりかえった寂しい森の中ですが、
今度はドキドキしながら冬鳥たちに出会える季節がやってきました。

ちらし寿司。(12/3*日)

2006-12-03 | 食べもの大好き!
久々の食べ物ネタです。
友人宅に夕食に誘われたので、ちらし寿司を作りました。
家にあった素材で作ることにしました。
ちょうど黒米があったので、それを胚芽米と一緒に炊き込むと
うっすらと紫色のご飯の出来上がり!私は黒米が大好きなんです。
炊きたてのそのご飯にすし酢を混ぜると、赤紫色に変身しました。
そこにしょうがのみじん切りを混ぜてすし飯に。

今回、上に散らした具材は
酢レンコン、銀杏、ニンジン、昆布で押したしめ鯖。
ちょっと予想外のお正月のようなめでたい出来になりました。
私のお料理はほとんど定番がなく、いつもひらめきが頼り。
食べたら消えてしまう一瞬の芸術?です。(笑)

あと家にあったものをちょこちょこと作って何品か持参!
こういう時は冷蔵庫の整理にもなってなかなかいいのです。
でもちょっと作るのに張り切りすぎて、
エネルギーを使いすぎたかもしれません。(笑)

スイカズラの実。(12/2*土)

2006-12-02 | 植物大好き!
初夏に美しく咲いていたスイカズラの花は、
周りにとてもいい香りを漂わせていました。

そのスイカズラが実をつけていました。
固そうに見えたその実を一粒つまむと
思ったより柔らかい実でした。
口の中に入れてみると渋い中にも情緒のある味。

冬になっても葉を落とさないので忍冬とも呼ばれています。
葉や花は天日乾燥してお茶にすると
利尿、解熱、浄血作用があるそうです。
この実も冬の間に野鳥たちの餌になるのでしょうね。

今日はあられ混じりの雨模様。
川では昨日のカワアイサが10羽に増えていました。
雨の中、水浴びを楽しんでいたのはカルガモです。
チィ~といいながら場所を移動したのはカワセミです。
太い体のカワガラスも元気そうでした。
冬にこの川の上流までやってくるユリカモメが
いつも通る橋の欄干にとまっていました。
ああ、冬が来たんだなぁ!と感じました。