久しぶりにフランス映画が観たくなって雨の中、香林坊のシネモンドへ。私がイメージするフランス映画は叙情的で美しい画面。ストーリーも物哀しくて切ない感じ。でも、これはかつてのクロード・ルルーシュ監督の映画「男と女」「白い恋人たち」などのイメージなのかもしれない。この映画は、男女の電車の中での出会いから恋愛へ。気持ちが盛り上がっている時に彼女がエイズの宣告を受ける。そして、彼の葛藤へと描かれていく。でも映画の中に最後まで入り込めず淡々と観てしまったのは、ちょっと盛り上がりに欠けるストーリーと画面(ビジュアル的)に美しさを見いだせなかった部分、日常的すぎる意味のない?場面の多さなのかもしれない。主役の男性もいまいち32才の設定にしてはおじさん風で個性に欠け、私好みではなかった。唯一救いだったのが、女優のジュリー・ガイエの清楚な雰囲気とフランス語に囲まれたことだったろうか。ただ、突きつけられたことはある。自分が主人公だった場合、不治の病の相手を自分が受けとめられるのかどうかということ。答えを出すには自分の包容力を知らなくてはならない。自分の力量以上のことは出来ないことだろうし、かえって相手を傷つけることになるかもしれない。
しかしこのエイズという病気、世界でも日本でも着実に蔓延してきているらしい。時々新聞の片隅のエイズの記事に目がいくようになったのは、ワークショップの勉強会で医療の現場にいる仲間から患者がどんどん増えている現実を教えられたからだ。この映画のストーリーを身近かな人が経験しないとは言い切れない。
しかしこのエイズという病気、世界でも日本でも着実に蔓延してきているらしい。時々新聞の片隅のエイズの記事に目がいくようになったのは、ワークショップの勉強会で医療の現場にいる仲間から患者がどんどん増えている現実を教えられたからだ。この映画のストーリーを身近かな人が経験しないとは言い切れない。
私も香林坊シネモンドが行きつけの映画館です。
なんだかしらさんを身近に感じます~。
この映画結構期待していたんですが、そこまで入り込めずに終わったような気がします。
ジュリー・ガイエは魅力的でしたけどね~。
ちょっと不完全燃焼かな。
「白い恋人達」「男と女」・・・懐かしいですね!!
あれはフランス映画そのものでしたね・・・
わたしも次回に期待します・・・
TBさせていただきます!!
これを機会に???オジャマさせていただきます
よろしいでしょうか
同じものを見て話せるっていいですよね。
TBこちらもどうもありがとうございます。
これからもよろしくねっ!
私もTBさせていただきました~。
うーん、期待していただけに、がっくりきてしまった作品でした(^-^;
これからも地道に、いろんな作品を観ていきたいと思います