しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

トラスト地の冬鳥たちとキノコ。(12/13*木)

2012-12-13 | 野鳥大好き!


*10羽くらいの群れで地面に降りてエサをついばんでいた
 ミヤマホオジロ。時々、素早く追いかけっこする個体もいました。

ヤイロチョウがやってくる初夏の夜明け、
トラストの森は野鳥たちの声で溢れかえります。
でも冬のトラストの森は静まり返ってちょっと寂しい感じ。
それが今回は、ミヤマホオジロやアオジなどに会えました。
ひっそりと密やかに冬鳥たちはやってきているのかもしれません。
今回は時間を見つけて二回調査しました。

12/10*16時~17時半・・・エナガ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、キジバト、
ジョウビタキ♀、ホオジロ(7)、セグロセキレイ、ヤマガラ、
カワラヒワ(40±)、スズメ、メジロ、ミソサザイ、ウグイス 13種

12/12*9時40分~10時40分・・・ヒヨドリ、セグロセキレイ、
リュウキュウサンショウクイ、エナガ(10±)、メジロ、ジョウビタキ♀、
ウグイス、ミヤマホオジロ(10±)、カワラヒワ、ハシボソガラス、
ハシブトガラス、キジバト、ヤマガラ、コゲラ、アオジ、ルリビタキ♂ 16種


*こちらはルリビタキ♂。ここで見かけたのは初めて!


*駄馬という山に囲まれた村の開けた場所では
 ホオジロやセグロセキレイがいました。


*キノコがある!という声につられて定規を置いて撮影。
 胞子の出てくる穴もある・・なんて云う人も。
 全体を見ようと持ち上げると、なんと球形のキノコ。
 まさか~、そうです。これは古くなったボールだったのです。
 一同爆笑~☆

金沢市議会から不採択の通知。

2012-12-13 | 原発関連ニュース
先日、ガレキ受け入れを中止するよう議会に提出した
陳情書の不採択通知が、昨夜出張から戻ると我家に届いていました。
どうしても危険や不安を拭えない宮古市のガレキですが、
金沢市は受け入れを決定し、全国初、被災地からの
漁具漁網が運び込まれるようです。

私の陳情内容は以下でした。メモ変わりにここにアップします。

《 陳情趣旨 》

*金沢市は宮古市の漁具漁網を戸室新保に埋立て予定ですが、今回の福島第一原発事故では多量の放射能物質が海に流れ出ています。海流は福島沖から北上して太平洋側である北海道沖の魚類からも放射能汚染が検出されているのが現状です。また放射能汚染地図を見てもわかるように宮古市も汚染地帯となっています。宮古市の海に放置されたままである漁具漁網は汚染されています。すべての核種を全量検査することは不可能です。それをやらずに安全とは絶対に言えない。

*福島第一原発からおよそ200種類の放射性物質が排出されたが、これらの物質については確認さえなされていない。セシウムばかり取りざたされるが、これはあくまで指標の一つ。ボストンでは、プルトニウムよりも毒性が高いアメリシウムが検出されている。日本でも他の核種を調査しないとならない。(放射能被害の世界的専門家 カルディコット博士)

*放射能汚染されたものを移動させることは、決定的に間違っています。(小出裕章氏)

*今の段階では、どんなに微量であっても安全と言えるしきい値がないというのが、放射能に対する見解です。(小出裕章氏、肥田舜太郎医師)

*岩手県宮古市の漁具漁網が放射能汚染されていることは、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏、環境ジャーナリストの青木泰氏、放射能汚染の土壌検査をしているジャーナリストの木下黄太氏も訴えています。

*今回の事故は、政府と東電に事故責任があります。政府のこれまでの対応は、国民を裏切る行為でした。それをしっかり見極めている自治体は、ガレキの広域処理に疑問を投げかけ、県民市民を守るために受け入れを拒否しています。

*また、11/18北陸中日によると、今回の震災で高濃度の化学物質PCBを含むトランス44台、コンデンサー172台が海に流失しています。漁具漁網には、化学物質の付着も考えられます。

*自治体の一番の役割は、県民市民を守ることです。金沢市民を守ることを一番に考えて、今回の受け入れは即刻中止してください。


《 陳情項目 》

 宮古市の漁具漁網の受け入れ中止を求めます。