しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

1リットルの涙。(11/23*水)

2005-11-23 | 人間大好き!
最近のテレビはとても質が落ちていると思いませんか?子どもたちに見せたくないような番組がたくさんある。テレビを見続けていると思考能力もなくなるとどこかで聞いたことがあるが、最もだと思う。先日会った友人も同じようなことを言っていた。見たい番組は選ばなくちゃね!私が今、週に1回だけ楽しみにしているドラマがある。それがこの「1リットルの涙」。実話をドラマにしたものだ。昨日は私が出かけていて見れなかったので子どもが気を利かせてビデオに撮ってくれていた。
15才で難病にかかり、勉強も部活も頑張っていた普通の少女が一つひとつ自分の出来てたことをあきらめていかなくてはならなくなる。告知を受けたときのショック、家族の励まし、友人としてのあり方、そして社会で弱者として生きていくということ。そばに寄り添う人と背を向ける人。社会の縮図が見えてくる。そんないろんなことをこのドラマは教えてくれる。15才の女の子があんなにも明るくひたむきに生きたかと思うと本当に抱きしめたいほど愛おしい。ドラマの最後に写る実在した彼女のガッツポーズがすごく好き!彼女を支えたボーイフレンドの存在も、ただの恋愛を超えていて美しい。悲劇ではなく、生きるということ。自分が生きていくということ、それをこのドラマはいつも考えさせてくれるのだ。苦しみや悲しみはなんて人を深くするのだろうか。

田んぼ収穫祭。(11/22*火)

2005-11-23 | 食べもの大好き!
無農薬で仲間たちと田んぼをして3年目。今日は田んぼの仲間11人が集まってお鍋で打ち上げ。石狩鍋とキムチ鍋とかも鍋の豪華3本立て。今年一年を振り返ってわいわいみんなで騒いだ。私が今年担当した田んぼは、周りが休耕田なので自然がいっぱい!今年は、自分で勉強してくず大豆や米ぬかを使ったやり方で新しい挑戦もしてみたし、私の好きな野鳥たちもいて本当に楽しかった。その中でも大騒ぎをしていつも出迎えてくれたのはケリという鳥。ここは気の強いケリの縄張り近くらしく、いつもキキッキキッと大声で威嚇して来た。ほとんどの野鳥は人の姿を見ると逃げて行くのに野鳥の方から向って来てくれるとはうれしい!(相手は怒っているんだろうけど:笑)子どもたちにも、このお米づくりを体験させてあげたくて娘の友人もよく連れて行った。ハタネズミ、ザリガニ、シジミ、カエル、トンボ、オケラと、農薬を使わない田んぼは命があふれていた。でも、楽しいことばかりではなくとてつもなく大変だったのは草取り。除草剤を使わない田んぼの草取りの大変さを思い知った。農家さんの苦労がしみじみわかる。それ故、お米の一粒一粒が本当に愛しいと思う。このお米づくりを通して学んだことはすごく大きい。来年は仕事が忙しくなりそうなので田んぼづくりはとても残念だけど断念!だけどね、稲の成長が目をつぶれば見えてくる。このお米づくりに関われたことに本当に感謝!