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しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

ピースウォーク準備会。(3/17*土)

2007-03-17 | 平和大好き!
金沢では3月21日に、市民の手によるピースウォークが企画されています。
今日は、私が関わる市民NGOのネットワークでも
そのピースウォークに向けての準備会をしました。
ランチ持ち寄りでみんなでワイワイ!歩く時に持つプラカードを作ったり、
簡単な打ち合わせをしました。今日は4人が集まって作業を進めました。
下準備がしてあったので、時間内に全部出来上がり!

そのあとで、何人かで県のNPOセンターまで
田中優さんの講演を聞きにいきました。
金沢では、映画『ダーウィンの悪夢』が今日から封切りとなり
その記念としてのイベントでした。社会の構造とは?貧困問題とは?
という視点でこの映画をじっくりとみてみる!
というヒントをもらいました。そんな切り口で作られた
希有な映画らしく、私も観るのが楽しみです。

田中優さんのお話は、地球環境問題や平和問題を
社会の仕組みから見つめ直してみる!という視点で、
いつもとても斬新で説得力があります。
みなさんも機会があれば、ぜひ、
この『ダーウィンの悪夢』を鑑賞してみませんか!
その中から、きっと希望が見えてくるはず。

ピースウォーク。(3/22*水)

2006-03-22 | 平和大好き!
昨日は金沢の市街地の中心で市民が企画した
ピースパレードが行われました。
子どもからお年寄りまで県外からの参加もあり
幅広い年齢の人が集まって楽しいウォークになりました。
私もNGOの仲間たち、絵画教室に来ている子どもたち、
友人たちを誘って平和をイメージした楽しい服装で歩きました。
今回はこの日のためにテーマソングも作られて
歩く前にみんなで練習し、みんなでうたいながら歩きました。

【いつもとちがう空を見よう!】

いつもとちがう空を見よう
見あげる空は つながっている
イラクの空と金沢の空
みんなで歩いて見あげる空は
いつもとどこかちがう空。

(イラクの空と金沢の空の地名が
 2題目3題目と変わっていきます)

この日は、集まった人の中で初めて出会った人と
ワークショップ形式でおしゃべりする時間もあり
それもまたよかったです!
みんなで歩くだけで平和をアピールできるピースウォーク。
この平和な思いがもっと多くの人に伝わっていきますように!

ピースウォークの打ち合わせ。(2/19*日)

2006-02-19 | 平和大好き!
ここ金沢では、3月21日に町の中心街を歩いて
平和をアピールする市民主催のピースウォークが企画されている。
企画しているのは市民の団体&個人で平和に賛同している人たち。
金沢では、ここ数年で各々で活動していた人たちが繋がり始めている。
私も個人で賛同、呼びかけをしている。

今日はそのミィーテイングが金沢の近江町市場の中にある
メロメロポッチという喫茶店で行われた。
ここ近江町市場は日曜はお休みなので平日以外は来ない場所なのだが
日曜の今日はいつもと違う風景。観光客でいっぱいだった。(写真)
観光客向けに海鮮丼のお店とカニのお店が開店していた。

それを横目で見て今日のミーティングの場に行くと
今日の参加者は15名くらい。
みんなで3/21日のコース決めやその日の流れなどを話し合った。
その中には、初めてお会いする方も何人かおられてお知り合いになった。
こうして少しづつ、一人ひとりの方とお知り合いになれるのはうれしい。
日頃、平和への気持ちを持っていてもなかなか表現したり
行動したりする場が見つからない人たちにとっても、
ピースウォークはただみんなと一緒に歩くだけで
平和への意思表示ができるいい場だと思う。
中にはビートルズやジョンレノンに刺激されてなんていう方も
いて面白かった。(私も少々その気があるかも:笑)
金沢近辺の方は、ぜひ3月21日の日に一緒に歩いてみませんか。
きっと楽しい時間になるはず!

菜の花で車が走る。(11/14*月)

2005-11-14 | 平和大好き!
BDFとは、バイオ・ディーゼル燃料のことで、菜種油・大豆油などの植物系の油からとれディーゼル車を走らせることができるもの。軽油に比べて黒煙が3分の1なので、気管支系の病気や酸性雨対策に有効。しかも、ディーゼル車にそのまま使え、改造の必要もない。軽油に混ぜて使うこともできるし、排ガスのにおいが天ぷらの匂いのように「おいしそう」なんだから言うことなしだ。それより何より世界が枯渇して行く石油の取り合いで戦争をしているんだから、なおさら今から力を入れたいエネルギーだ。
メールでこのBDFの見学のことを知り参加したが、総勢20名が集まり熱心にこの話を聞いた。訪れた場所では、地域の家庭から出た廃油をリサイクルして石けんや燃料にしている。市民のネットワークで根気強く続けられてきた活動だ。今の段階では、まだまだ機械のコストと人の手がかかりすぎている様子だが、これを改善していけば可能性は大きい。他県の生協では、もうすでにBDFで車を走らせているし、ドイツでは市バスが走っていると言う。菜の花畑がエネルギーの給油所なんて、とても素敵だと思いませんか?
(写真は、廃油をリサイクルする機械)

戦場を伝える。(11/5*土)

2005-11-05 | 平和大好き!
今日は午後から金大祭のイベントで、ジャーナリストの野中章弘氏の講演『戦争の真実を追って~進行するメディアの衰弱、埋もれゆく声なき声~』をぜひ聞きたいと思って聞きにいった。
野中章弘さんは、世界の戦場の現場を取材しているジャーナリスト。話の合間に世界各地の戦闘の場が映し出され、彼と一緒に仕事をしている若いジャーナリストがイラクの現場を取材撮影した映画“リトルバード”も冒頭の部分が流された。(先日金沢のシネモンドでも上映されていましたよね!)
野中氏の話の中で印象に残ったのは、「日本の新聞やテレビに歪みが生じている。そして、ジャーナリズムの衰退。みんながものを考える力が弱くなってきている。声高の人、断定する人に耳を傾けている。大切なのは、自分の頭でものを考え自分の声で話すこと。思考の筋肉を鍛えていくこと。今、日本のジャーナリストは自分の意見を持ち発言できる人が少ないので海外のジャーナリストと議論できていない。そして、情報が沢山あるほど本当の情報が見えなくなってきている状態。真義を確かめる間もなく情報が流れていき本質がずらされている。イラクの現場でされているアメリカのピンポイント攻撃は、はずれも多い。当たった時だけ発表している。そして、多くの市民の犠牲はやむえない犠牲といわれて片付けられている。アメリカの掃討作戦とは、村全体を包囲していっせい攻撃をすること。米兵の死者は2000人。イラク市民の死者の数は調べられてない。おそらく3万人~10万人以上。イラク戦で流された多くの映像は1.戦車 2.イラク施設の破壊 3.ミサイル であった。ここで少なかった映像はイラク人の被害者の映像。この映像が世界にもっと多く流れたらもっと反対の声があがったはずである。なぜこうなるのかというと、ジャーナリズムの世界で生きる人たちがひとり一人の信念や価値観で生きるのではなく、組織の価値観で行きているから。これは対立関係にある。また、政府とジャーナリズムも対立の関係。日本はパブリックがない国。しかし、政府のもたらした結果を引き受けるのは国民。小泉さんの中には小さな自己しかない。他者がない。現場で感じるのは、戦闘ではなくきちんと平和構築に向けての方法はあるはずだということ。」
質疑応答の最後に私は野中さんに聞いた。「せっかく沢山の情報の中から真実を伝えようとしている情報にたどり着いても、イラク市民のあまりの悲惨さ、先の選挙のショック。自分なりに何かをしていても時々ため息が出るときがある。野中さんの戦場に向うエネルギーはどこから来るのですか?」
彼は答えてくれた。「自分のために。自分が腐ってしまわないために。そして、少数であることを恐れてはいけない。時代の変化で、まともなことを言うほどおかしいと思われる今の時代。3日前に高遠さんに会った。彼女がその時に言った“微力であっても無力ではない”という言葉は心に染みた」と。そうだなそうだな、ひとり一人が自分に問えばいいんだ。これでいいのか?って。そして、それは真実の報道を知った時から始まるんだ。

地球と平和。(10/27*木)

2005-10-27 | 平和大好き!
昨夜は、地球環境と平和の市民NGO金沢「地球村」の集まりの日だった。月に2回、仲間たちと集まってミーティングをしている。今の世界の現状を知り少しでもいい方向に向かうために、まずこの地球村での軸は、ひとりひとりが【非対立の実践・人間関係をよくする・受けとめられる人になる&伝えられる人になる・腹の立たない人になる・幸せの実践&幸せの種をまける人になる】というものだ。頭では理解できても個々としてどこまで行動していけるのか、というところが難しいねとそんな意見もでた。昨日のテーマは、新旧集まった一人からの提案でその軸を通して「自分たちが何をしたいのか?どこに進んでいくのか?」というものだった。確かに何人かの人が言うように、ここの場は他になかなかあるようでない本音で何でも話せる場、年齢・性別・職業を越えて家族のように付き合える数少ない場なのだろう。だからいろんな活動をしながらも、やっぱりここを拠点にしたくなる。でも、やっぱりそれだけじゃ物足りないよね。平和のために地球のために、少しづつでも動いていきたいね。そんな話が参加者同士でできた日だった。人に求めるのではなく、自分が動く!この場に集まってくる顔の見える仲間たちだからこそできること。それを探していこう!そんな、新たな気持ちの入れ替えのできたいい集まりだった。その後の反省会にもほとんど全員で参加、ミーティングの感想を出し合った。さぁ、そんな場に興味のある方はさっそく顔を出してみませんか?

9.11選挙。 (9/12*月)

2005-09-13 | 平和大好き!
今回の選挙は、自民圧勝というか小泉派閥圧勝で幕を閉じた。私の周りにはいろんな形で市民活動、平和活動をしている人が多いのだが、みんな唖然とした。朝から、そんな友人の一人からさっそく電話があり、これからの日本の行方を一緒に心配し合った。平和憲法の改正、イラクへの自衛隊派遣、靖国参拝の問題、郵政民営化の陰にはアメリカへの日本の資金の流失。アメリカよりの自立していない外交。どれをとっても私はNOだった。首相は国会答弁を見ていても、何の説得力もなくただ短い単語を連呼するだけ。大統領気分で反対意見を排除する体制。これは、極論を言えば、首相が戦争するぞ~といえば、誰も逆らえなくなるのと同じ。ツルの一声でいろんな事が決まってしまうのだ。新聞、雑誌、いろんな立場の人たちがいろんな角度から危惧していた。にもかかわらず、多くの人がこの小泉政権を支持したこの日本。まるでコマーシャルを流せばその商品がバカ売れするように、みのもんたがひとつの健康食品を薦めれば品切れするように表面だけを見ていないか?浅く生きていないか?改革を止めるな!この表面だけのフレーズに踊らされていなかったか?あなたが選んだのはどんな社会で、どんな人物なのでしょう?その中に美しい日本の風景が、未来の子どもたちの笑顔が見えますか?

政治の話はタブー? (9/10*土)

2005-09-11 | 平和大好き!
毎月、近所の友人宅で何人かに声かけをして集まる日をみんなで作っている。このメンバーの知り合ったきっかけは、子どもの保育園の保護者会での役員同士。昨日は4夫婦8人で、持ち寄り食事+飲み会をした。この日は、明日が選挙の投票日なので、それに向けてのそれぞれの思いを話し合った。何となく、政治の話はタブーの感もあるが、タブーにしてはいけないと私は思う。当たり前に、話さないから情報も行き来しない。遠いものになる。遠くのものにしてはいけない。それは自分たちのために、子どもたちの未来のために。それが、私が地球環境や平和をテーマに市民活動して来た気持ちだ。どんな思いで、どんな投票をしてもいいのだ。みんな、違っていていい。まず、話すことから始めよう!それが大切な一歩だと思う。

関組長の話。 (8/24*水)

2005-08-25 | 平和大好き!
今日は、NPO地球村のいつものミィーティングの場に関組長がゲストに来てくれた。東京永田町の議員会館で、いろんな政治家にインタビュー活動をしているユニークで貴重な存在の人だ。今回は、9月の選挙のこともあり、意図的に石川と群馬を回っている様子。彼の話を聞くのは2回目だが、難しそうに思える政治の話をわかりやすく話してくれるので、見えなかったものが見えて来る。今回その中でも、私の心に残ったのは政党で選ぶのではなく、あくまでも個人を見て判断して候補者を選んでいくということだった。また話を聞いてて思ったのは、議員さんは自由になるお金や待遇が良すぎて、お金のためか世のためかどちらのために政治家として動いている人なのか見えてこない。(純粋に、世のため動いている政治家などいるのかぁ?)それが、回り回って国民の政治不信に繋がっているとすれば、議員さんのお金を待遇をグッと低くしてそれでも政治をやりたいという情熱を問われる場を政治家のためにも国民のためにも、作る他はないのだが・・。政党や議員さんの、ベールを剥がした話も良かったが、関組長の視点の深さや日頃を積み重ねた活動、自分の生活を投げ打っての活動に一番刺激を受けた。この純粋さは、どんな政治家も持ちえていないかもしれない。

オレオレ詐欺。 (8/23*火)

2005-08-23 | 平和大好き!
今日の午前中は絵画教室だった。絵を描きながら「ねえねえ!聞いて!」と云って中学3年の女の子が話し始めた。「オレオレ詐欺の電話が家にかかって来て、『あんたの家の娘を預かっている』といって最初は男の声。次に女の子が泣きながら電話に出たけど、親がどうも声が違うと思って電話を切った。それから学校に電話が親からかかってきて、先生に呼び出されたりして、ちょっと大変だったんだよ~。」それを聞いて思わず「そんな時は、すかさず『あんたの息子もこっちであずかっているぜ』と云わなきゃ!」とアドバイスをしたら、ジョークが受けてしばらく大笑いだった。
しかし、今もどこかでオレオレ・・が続いているとは!いつの間にか、お金が一番になってしまったこの社会。お金の魔力にどこまで引きづられていくのだろう?