ハービー・ハンコック『Jazz in Marciac 2017』(Jazz Time、2017年)を聴く。
Herbie Hancock (p, key)
Terrace Martin (as, key, vocorder)
Lionel Loueke (g, vo)
James Genus (b)
Vinnie Colaiuta (ds)
ハービー・ハンコックのステージだけあって、謎に新旧の豪華メンバーが集っている。ヴィニー・カリウタとかジェームス・ジーナスとかいると嬉しいのだけど、とは言えこういう音だよなあと脳内再生と重ね合わせるくらい。つい「Chameleon」とか「Cantaloupe Island」とかをリピートしてしまう。
テイストが新しいのはリオーネル・ルエケではなく、やはりテラス・マーティンによるものか。かれのサックスだけを取ってみるとそんなに面白いわけでもないのに不思議。それでハービーが出てくると世界はハービー色。さすがハービー、かれはこうして生き続ける。
●ハービー・ハンコック
小沼ようすけ+グレゴリー・プリヴァ、挟間美帆 plus 十@Jazz Auditoria(2017年)
ドン・チードル『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス空白の5年間』(2015年)
ハービー・ハンコックの2014年来日ライヴ(2014年)
『A Tribute to Miles Davis』(1992年)
ベルトラン・タヴェルニエ『ラウンド・ミッドナイト』(1986年)
ハービー・ハンコック『VSOP II TOKYO 1983』(1983年)
ハービー・ハンコック『Velden 1981』(1981年)
ジャッキー・マクリーン『The Complete Blue Note 1964-66 Jackie McLean Sessions』(1964-66年)
マイルス・デイヴィスの1964年日本ライヴと魔人(1964年)