Sightsong

自縄自縛日記

本田竹広『EASE / Earthian All Star Ensemble』

2016-05-17 20:45:42 | アヴァンギャルド・ジャズ

本田竹広『EASE / Earthian All Star Ensemble』(Fun House、1992年)。なつかしさのあまりにまた手に取ってしまった。

Kohsuke Mine 峰厚介 (ts, ss)
Takao Uematsu 植松孝夫 (ts)
Shigeharu Mukai 向井滋春 (tb)
Takehiro Honda 本田竹広 (p)
Tsutomu Okada 岡田勉 (b)
Hiroshi Murakami 村上寛 (ds)

これが出た当時はノリのよい曲ばかりを喜んで聴いていたような記憶があるけれど、こうして改めてじっくりスピーカーに向かってみると、脂の乗り切ったプレイヤーたちの個性が愉しめて、とてもいい。

峰厚介さんだけのフレーズと音程から微妙にずらされた響きがあって、また、植松孝夫さんのマニッシュに140キロの直球を投げ込んでいくようなストレートな渋さもある。そんななかで、最初から最後まで響きわたる本田竹広のブルースにただ痺れる。

●参照
本田竹広『BOOGIE-BOGA-BOO』(1995年)
本田竹広『This Is Honda』(1972年)
本田竹広『The Trio』(1970年)


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