Sightsong

自縄自縛日記

菊地雅章『エンド・フォー・ザ・ビギニング』

2015-11-27 23:54:57 | アヴァンギャルド・ジャズ

菊地雅章『エンド・フォー・ザ・ビギニング』(Phillips、1973年)。

Masabumi "Poo" Kikuchi 菊地雅章 (p)
Kosuke Mine 峰厚介 (ss)
Hideo Miyata 宮田英夫 (ts, fl)
Yoshio Suzuki 鈴木良雄 (b)
Hiroshi Murakami 村上寛 (ds)

実は繰り返し聴いているのだが、なぜだろう、まったく魅力を感じない。

「銀界」の研ぎ澄まされたオリジナル演奏と比較してしまうためか。村上寛のドラムスがエルヴィン・ジョーンズのフォローのように聴こえてしまうからか。演奏がはじまった途端に、知っている曲だとそれをアピールせんとする拍手が起きて、白けるためか。全体的に緊張感が一期一会でなく再生的なものであるためか。いつかもう少し大人になったらまた聴こう。

●参照
菊地雅章『ヘアピン・サーカス』(1972年)
菊地雅章+エルヴィン・ジョーンズ『Hollow Out』(1972年)
菊地雅章『ダンシング・ミスト~菊地雅章イン・コンサート』(1970年)
菊地雅章『POO-SUN』(1970年)
菊地雅章『再確認そして発展』(1970年)
『銀巴里セッション 1963年6月26日深夜』


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