山地の木陰に生える多年草、ヤブランの果実です。
名前に「蘭」が付きますがユリ科の植物で、葉が蘭によく似ていることからの命名だそうです。
この果実は種子が露出したもので、熟すると美しい艶のある紫黒色になりますが、少し色づきかけた未熟の果実には、この時期にしか見られない独特の趣があります。
ヤブラン <ユリ科 ヤブラン属> 多年草
この緑と紫黒の微妙な色合い”渋さ”は何とも魅力的です。
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