スミレは田園都市等で市街化区域の側溝とアスファルトの境目などで群生しているのを
よく目にします。
山地ではほとんど見ることはなく、どちらかと言うと、人里に生える都会派のスミレです。
人間の場合は「都会派」は一種の褒め言葉で、洗練されたとか、センスが良いといった
イメージになると思いますが、厳しい環境に生き抜くしたたかさと言う点では我々人間の
都会派とも共通点があるような気がします。
根はかなり深く、上部を摘まんで引き抜くことはかなり困難なようです。
春には画像のような濃い紫色の開放花を多数咲かせ、花粉の媒介によって多様な遺伝子
を持った種子を形成しますが、それ以後は閉鎖花を次から次へと咲かせ、自家受粉で
効率良く種子を作り続けます。
和名の「スミレ」は横から見た姿が大工道具の「墨入れ」に似た形であることから
スミレ <スミレ科 スミレ属> 多年草
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