サギゴケは河川近くや山地の湿った草原に群生するゴマノハグサ科の多年草です。
名前に”苔”と付けられていますが、苔類ではなく、小さくて地面をびっしり覆う姿を
苔という言葉で表していると思われます。
匍匐茎を伸ばして繁殖し、春には根元の葉の間から花茎を伸ばして唇形の花を疎らに
咲かせます。
花の色は画像のように紅紫色のものが一般的ですが、白い花を付けているものも稀に見られ、
白い花のものを単にサギゴケ、紅紫色のものをムラサキサギゴケと呼んでいます。
しかし植物学者の間では同一種の変異として両者を区別しない考え方もあります。
サギゴケ <ゴマノハグサ科 サギゴケ属> 多年草
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