山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ナツハゼ(夏黄櫨)の実

2013-11-17 17:34:29 | 被子植物合弁花

ナツハゼは主に低山に生えるツツジ科スノキ属の落葉低木で、秋に黒褐色に熟す液果は

適当な酸味があり、生食の他、ジャムなどに加工して食べることができます。

第2次世界大戦終戦より間もない時期に少年期を迎えた私達が、山遊びの中で学んだ

懐かしい「食べられる木の実」の一つでもあります。

当然ながら、当時の私達の周りには植物図鑑というような便利なものもなく、植物名を知る

手だてなどあろうはずもありません。

実際にこの植物の名を知り得たのは、数年前から始めた写真撮影とパソコンのお陰でしょうか?

 

尚、スノキ属ではスノキ、ウスノキ、クロマメノキなどの液果も食べることができ、食用として

売られているブルーベリーもこの仲間に入ります。

ナツハゼ<ツツジ科 スノキ属> 落葉低木

ナツハゼ















ナツハゼ














液果は直径7~9㍉程度の大きさで、特徴である萼の跡がくっきりと刻まれています
ナツハゼ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« センブリ(千振) | トップ | アオツヅラフジ(青葛藤) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

被子植物合弁花」カテゴリの最新記事