山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

センジュガンピ(千手岩菲)

2014-08-07 22:17:39 | 双子葉離弁花

上高地から徳沢に向かう梓川沿いの道で見付けたナデシコに似た白い花です。

茎はカワラナデシコと比べると、少し頼りない感じで、他の植物に寄りかかっているか、

または地面に倒れています。

 この時点では名前が判らず、家に帰ってから「日本の野草」(山と渓谷社刊)で調べた結果

ナデシコ科センノウ属のセンジュガンピと判りました。

分布は中部以北となっているので、関西地方で見る機会はなさそうです。

和名は漢字で「千手岩菲」となりますが、千手は栃木県の千手ケ浜で最初に発見された

ことからで、岩菲は中国原産のナデシコ科草本、ガンピセンノウ(岩菲仙翁)からの引用であって、

古い時代に和紙の原料として使われていたジンチョウゲ科のガンピ(雁皮)ではありません。

センジュガンピ <ナデシコ科 センノウ属>  多年草 

茎は柔らかくて枝分かれし、高さは30~40㌢ほど、花は径2㌢ほどですが

純白の花は少し暗い林下でもよく目立ちます。 

センジュガンピ

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オタカラコウ(雄宝香)

2014-08-07 09:16:00 | 双子葉離弁花

8月3日~4日には高気圧が大きく張り出し、晴れの日が続くという天気予報を真に受けて

蝶ケ岳に行ってきました。

結果、天候は大きく外れて雨交じりの霧といった天候でした。

やはり、台風が日本列島に近付く時には山行を見送るのが賢明だったようで・・・ 

幸いにも土砂降りの雨に逢うことも無く、樹林帯を通る登山道では快適とまでは言えないまでも

雨をそれほど気にせず花を楽しみながら歩くことができました。

しかし私の淡い期待も空しく、頂上付近は深いガスに覆われて展望はほばゼロ・・・

登頂の証拠写真?は撮りましたがここでのアップはやめときます。

 

そんな訳で、今日からは登山道で出逢った花などを順次アップしていきたいと思います。

先ずは上高地から徳沢に向かう梓川沿いの道に咲いていたオタカラコウから。

亜高山帯~高山の川や沢沿いの湿地帯に生えるキク科の多年草です。

和名は漢字で書くと「雄宝香」で、宝香は防虫剤などに使われる竜脳香に香りが似ている

ことと、近似種のメタカラコウ(雌宝香)との対比で全体に大きいことから雄宝香と呼ばれます。

同じキク科のフキに似た格好をしているので、ツワブキなどのように食べられるのではとの

興味が湧きますが、これが実は食べられるんです。

韓国では春野菜として市場に出回り、、豚バラ肉、テンジャン(味噌)などを混ぜ合わせて

炒めるのが一般的な食べ方のようです。

但し、この上高地一帯を含む中部山岳国立公園での動植物の採取は禁止されていますので

くれぐれもお間違いのないように

 オタカラコウ <キク科 メタカラコウ属> 多年草 

オタカラコウ

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