山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

水田に縄張りを持つケリ(鳧)

2011-05-30 19:58:32 | Weblog

ケリは我国で見られるチドリ科の鳥では最大の鳥です。
草原や河原で見かけることもありますが、どちらかと言うと、水田や畑などの耕作地で出逢う
ことの方がずっと多い鳥です。 

今は繁殖時期で、地面を浅く掘って巣を作り、田畑でカエルや昆虫などの獲物を捕えて
食べながら、抱卵や子育てを行っています。

この時期、餌場を中心に、つがいで縄張りを持ちますが、警戒心が強く、カラスやトビなどの
外敵の侵入に対しては、鋭い声で威嚇しながら追っ払う闘争心を備えています。

通常は単独で敵に立ち向かいますが、トビやノスリなどの、少し手ごわい猛禽類に対しては
近くの別のつがいと共同防衛をするシーンも時々見られます。
お互いに縄張りを持ちながらも、軍事同盟のような関係が成立しているのかもしれません。

ケリ <チドリ目 チドリ科>    留鳥

     ↓ 画像はクリックで大きくなりますケリ                      

 

 

 

 

 

 

 


ケリ

  鋭い声で威嚇しながら
  エリア上空を飛翔するするケリ
  翼の先と尾の先は黒い










ケリ

 

 

  鋭い声で威嚇しながら侵入
   してきたカラスを追っ払うケリ、
   少しくらい大きい相手にも、決して
  怯むことはありません。

コメント
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