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山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

イヌコモチナデシコ(犬子持ち撫子)

2010-05-31 22:35:30 | 双子葉離弁花

初夏の頃、河原でよく見かけるイヌコモチナデシコの花です。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、秋に芽生え越冬して5~6月に花を咲かせます。

よく似た植物にコモチナデシコがありますが、数の上ではイヌコモチナデシコが

圧倒的に多いので、これも多分そちらの方ではないかと思われます。

図鑑などの解説では、葉の基部が合着した部分がコモチナデシコと比べ長いと記されて

いますが、基準となる長さには言及されていませんでした。

木津川河川敷で、かなり水分条件の悪い砂礫の上にも生えているところを見ると

かなり乾燥には強い性質を持っているようです。

ピンク色の目立つ色をした可愛い花ですが、開花時間が短く、午前中を外すと

綺麗に開花した状態では見られません。



イヌコモチナデシコ <ナデシコ科 イヌコモチナデシコ属>





コメント (2)
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