山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

アオメアブ(青目虻)~美しき捕食者

2009-07-25 22:12:14 | 昆虫
アオメアブ<ハエ目 ムシヒキアブ科>

鮮やかな褐色の体に大きな緑の複眼が美しい虻の仲間です。

精悍にして獰猛なハンター、素早く飛び立って他の昆虫を捕え体液を吸います。

セセリチョウ、コガネムシ、小型のトンボなどにとっては油断大敵、一旦狙われたら

まず助かる見込みはありません。



夏草の生い茂る河川敷の草原は昆虫達の楽園 ?

しかし、そこはこの捕食者にとって絶好のお狩り場でもあります。



草むらで静かに待ち受ける姿は正に刺客の雰囲気・・・狙った獲物は絶対逃がしません

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ラミーカミキリ

2009-07-25 06:30:34 | 昆虫
ラミーは麻繊維の一種、苧麻(ちょま)の原料植物、明治初期に中国から輸入された植物で、

ラミーカミキリは、幼虫が中空構造の茎の中に入って日本に上陸したと考えられます。

日本で最初に生息が確認されたのが1873年と言いますから、外来昆虫としてはかなり古参の部類。

色合いが美しいことから、「動く宝石」と表現されることもあります。

体長は10~12㍉~で、前翅の肩部分、青白の円形の中に黒点があり、後側から見ると

背中全体が、パンダの顔のように見えます。




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